第50回「P2Mクラブ」(11月28日)開催のご案内

PMAJ交流会 P2Mクラブ事務局
 
P2Mクラブは、PMSレベルの方を対象として、より上級のPMRレベルの知見や実践力の習得を支援する場として開催します。
PMを志す仲間同士の情報交換と自己啓発の場でもあります。関心の高いテーマについて話題提供頂き、それを起点に活発な質疑で理解を深めます。対話の意義を実感できるフランクな場ですので、納得いくまで議論いただきたいと思います。
日頃、より実践的なPMスキルの研鑽に励んでおられる皆さんの参加を歓迎します。
現在はP2M資格を保有されていない方でも、プログラムマネジメントに興味をお持ちでしたらぜひご参加ください。
第50回 P2Mクラブはオンライン開催です。
ZOOMを介して、リモートでの参加となります。
お申し込み受付は終了いたしました。
「P2Mクラブ」は無料で参加いただけます。
 
話題提供 : 「F1レースの車両技術開発における、目標設定とプロジェクト推進」
  ・・・ 田中 尋真 (株式会社 JHT、元本田技術研究所)
日時 : 2023年11月28日(火) 19:00~21:30
概要 :
(スケジュール)
①オープニング : (19:00~19:10)
②話題提供 : (19:10~20:10)
∗ ブレイク
③ディスカッション (参加者交流) : (20:15~21:15)
④コメント (まとめ) : (21:15~21:30)
⑤閉会 : (~21:30): 議論が出なくなった時点で終了します
(話題提供) :
自動車レースは、2台の車が最初に路上で出会ったとき、どちらが速いかを競うことに始まり、次に誰が作った車が一番速いのかも競いながら発展してきました。
他のスポーツに比べて、多くの人と資源を必要とし、競争の条件や競争相手の変化も非常に激しいので、組織が総合的にどう機能すべきか戦略的に考え、つねに目標を見直しながら技術開発を続ける必要があります。
今回は、F1レースにおける車両技術開発を事例に、実際の開発がどのように行われ、それがどう結果に影響したか、またそこから得られた教訓などをお話しします。
プロフィール : 田中 尋真 ( たなか ひろまさ )
1957年6月2日生まれ(66歳)
  • 幼少から車に夢中で、小5の自由研究で模型風洞実験。中2でNHK教育TVの3級自動車整備講座を視聴。高校の物理クラブでバイクのエンジンを分解、EVも製作。
  • 1976年 大阪大学工学部産業機械工学科入学。コンピュータを利用した最適化設計、システム論を研究する。自動車部で自分の車を整備・修理・改造。ラリー・ダートトライアルに参加。マイレッジマラソン用燃費競技車両の設計・製作・参戦。
  • 1982年 修士課程修了、(株) 本田技術研究所に入社。設計部門で、シティ/シビック4WD/アコード/プレリュードの駆動系・サスペンションを設計。
  • 1991年 商品企画室創設に参画、STEP WGN/CRV/東南アジア専用車/S2000の企画を担当(市場調査・分析、コンセプトメイキング、開発要件設定、レイアウト成立性検討)。
  • 1995年 モータースポーツ開発室創設に参画、全日本ツーリングカー選手権、F1、SGTの開発を担当(情報収集・管理、レギュレーション解釈・交渉)。第3期F1撤退後に、F1論文集の編集長を担当。
    → 参考無料サイト
  • 2010年 特命研究室で、組織の歴史研究・風土改革、人材育成を調査・提案。
  • 2011年 モータースポーツ開発室に復帰、世界ツーリングカー選手権、F1の開発を担当(情報収集・共有・システム管理、レギュレーション解釈・交渉、プロジェクト推進)。
  • 2017年 定年退職、(株) JHT 設立、新商品・新サービス・新事業の企画、情報共有のシステム化、組織風土改善、人材育成などのコンサルティングを実施。
  • 現在、JAF モータースポーツ 安全部会、FIA モータースポーツ 公認・規則委員会、自動車技術会モータースポーツ委員会のメンバーを務める。
 
定員 :  30名 (申し込み順)
お問い合わせ先 :  日本プロジェクトマネジメント協会(PMAJ)
TEL : 03-6234-0551 (代表)

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