新型コロナウイルス感染症対応のため、第19回 P2Mクラブはオンライン開催といたしました。 |
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ZOOMを介して、リモートでの参加となります。 |
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お申し込み受付は終了いたしました。 |
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「P2Mクラブ」は無料で参加いただけます。 |
話題提供 : |
「グローバルPMへの窓」 ~明日のPM界を探って~ |
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・・・by 田中 弘 (PMAJ学術顧問、元理事長) |
日時 : 2021年4月27日(火) 18:30~21:00
概要 :
(スケジュール)
①オープニング & 接続確認等 : |
(18:30~19:00) |
②話題提供 : |
(19:00~20:00) |
∗ ブレイク |
③ディスカッション(参加者交流) : |
(20:00~20:45) |
④コメント : |
(20:45~21:00) |
⑤閉会 : |
(~21:00): 議論が出なくなった時点で終了します |
話題提供 :
講師(田中弘)は、プロジェクトマネジメントを生業とする総合エンジニアリング企業のプロジェクト運営広報担当として、エンジニアリング協会・日本プロジェクトマネジメント協会のPM外交担当として、そして、5カ国を巡回する大学院教員として、約半世紀に亘り、世界のプロジェクトマネジメント界と向き合ってきた。
ここ30年間で世界のプロジェクトマネジメント知識普及は、かなり進んできたが、世界平均のプロジェクトパフォーマンスは一向に向上せず、むしろ低下しているというのが田中の見方である。これは、欧州のPM学者が数年前に行った世界調査で、プロジェクト型経済活動がGDPに寄与する割合はEUで37%となっており、アジア地区では50%程度になると推測されている現状にあっては大きな問題である。このような情勢のなかで、明日のPM界をどのように創っていくかについて、自由闊達な意見交換ができれば幸いである。
本セッションでは、田中から、大掴みで世界のPM界の現況がどのようになっているか、PM実践者としてグローバル潮流として捉えておくべき事項は何かにつき話題共有を行い、そこから今後のPMの展開について参加者間で自由討議を行いたい。
(主たる提供トピックス)
- プロダクト・ライフサイクル理論からPM界の盛衰を見る
- 世界のプロジェクトマネジメント界成長エネルギーの変遷
- PM界イノベーションクライシス
- グローバルPM協会の新パラダイム模索
- PMスタンダードもニューノーマル?
- 世界平均的にプロジェクトパフォーマンスの低下
- 大規模プロジェクトの迷走
- プロジェクトマネジメントの成功とプロジェクトの成功の違い
- 田中がなぜクリエイティブ・プロジェクトデザインの教育・研修に力を入れるのか
- 多様なPM人生モデルを持ってのアクティブ・シニアライフ 私的事例
- PMAJ 「グローバルPM SIG」新規発足のご紹介
(皆さんと討議したい項目)
- Project-Based Learning (PBL) は日本のプロジェクトマネジャーにも有効か?
- ディジタルトランスフォーメーション(DX)を利用したプロジェクトにおけるプロジェクトマネジャーの貢献領域は?
- 気候変動、SDGs、サステナビリティー時代のプロジェクト創出で、皆さんが推薦したい方法論は?
(備考1.)
話題提供で扱う対象をPM界としていますが、「PM界」とは、産業分野でのPMの実践適用を除いた、世界と我が国のPM協会、PM実践コミュニティー、推進イニシアティブ、研究者界を総称しています。産業でのPM活用は、流儀もパフォーマンスも業界ごとに大きく異なり、短時間で総括することは不可能ですので、このようにしておりますが、後段の全体討議では、この枠に関わりなく、産業でのPM活用を含めた、何でもあり、の話し合いとします。
(備考2.)
タイトルの「グローバルPMへの窓」は、田中が23年にわたりPMAJオンラインジャーナルに掲載する月例コラムです。21年4月号は業務都合により欠稿ですが、それ以前の20年間にわたるグローバルPM界のクロスセクションかつローカルな動きに興味がある方はオンラインジャーナルをご参照ください。
プロフィール : 田中 弘 ( TANAKA HIROSHI )
特定非営利活動法人 日本プロジェクトマネジメント協会(PMAJ)学術顧問、元(初代)理事長。パシフィック・アトランティックPMイノベーション(個人事業)代表。
現在PMAJにあっては、経済産業省系(一財)AOTS海外産業人材育成協会とJCCP国際石油・ガス協力機構から受託の、海外管理職向けプロジェクト & プログラムマネジメント研修プログラムのコースディレクター。
日揮ホールディングス株式会社に42年間勤務。その間、1990年代に(一財)エンジニアリング協会のプロジェクトマネジメント部会にて幹事委員・副部会長を務め、PMAJの母体である日本プロジェクトマネジメント・フォーラム(JPMF)の設立責任者、発足後筆頭副会長(COO)・会長を務め、2004年より、旧JPMFと旧PMCCの統合業務を経て2005年10月にPMAJ発足、初代理事長に就任、2011年6月まで在任。一方、2003年以来フランスSKEMA Business School大学院非常勤教授(修士課程及び博士課程指導教授)、ウクライナ国立工業大学大学院3校のプロジェクト科学専攻名誉教授、他に、ロシアとセネガル大学院国際教授を歴任。国内においては10年間にわたり国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学、慶應義塾大学大学院ビジネススクール及び公立大学法人岡山県立大学大学院で客員教授もしくは訪問教授の経験を有する。
エンジニアリング協会においては1982年よりIPMAと、1984年よりPMI®とのPM外交を2010年代前半まで担当し、2005年から2年間は、両協会の委託によりGlobal PM Forumの第3代チェアを務めた。フランスESC Lille Ph.D. in Strategy, Project and Programme Management。元PMP®(1996~2016)。1943年生。
定員 : 30名 (申し込み順)
お問い合わせ先 : 日本プロジェクトマネジメント協会(PMAJ)
TEL : 03-6234-0551 (代表) Fax : 03-6234-0553 |
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