【 日 時 】 |
1日目 : 2025年1月17日(金) 10:00~17:00
2日目 : 2025年1月31日(金) 10:00~17:00 (2日間) |
【 講座会場 】 日本プロジェクトマネジメント協会 会議室
〒106-0044 東京都港区東麻布一丁目5番2号 ザイマックス東麻布ビル 7階
本講座は、会場(PMAJ会議室)のみでの開催となります。
* オンライン開催はありません |
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【 対象者 】
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プロジェクトやPMOの上級実務者 |
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DX推進担当者 |
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自社のプロジェクトの成功を高めたい経営層 |
※ 受講の前提条件はありません。 |
【 講座概要 】
日本のITシステム開発の特性として、ベンダー主導での開発体制があります。この方法は、ユーザー企業がプロであるベンダー企業に開発を委託することで生じる様々なメリットはありますが、反面、昨今の複雑で高度化されたプロジェクトでは、ベンダー主導の開発体制が上手く機能しない事例も多くあります。実際、プロジェクト失敗の帰責を巡ってのIT紛争の事例は絶えません。
昨今のDX推進の流れで、ユーザー企業での内製化の動きが盛んになっています。日経コンピューター2024年7月25日の記事によると、“内製による自社開発が増加傾向にあり、DXの成果が出ている企業ほどシステムの内製化を進めていることが分かった”とあります。内製化に伴いユーザー企業では、組織内のプロジェクト成功への仕組み作りや、人材の育成が課題になっています。さらにコロナパンデミック以降、働き方改革としてリモートワークが採用されていますが、そのセンターオブエクセレンスとして組織内の連携、人材育成が課題となっています。
多くの欧米企業では、組織横断的なプロジェクトマネジメント能力向上の取り組みの役割をPMOが担っています。
市場が激しく変化する今の時代、PMOを介してのプロジェクトマネジメントのグッドプラクティスの導入は企業の存続にかかせません。本研修では講義と演習を通して、PMOがどのように企業のプロジェクトの成功に貢献するか、また日本の実情に適したPMOの在り方はなにかを学んでいきます。
【 研修の目的 】
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ユーザー企業においてのPMOの有用性を理解する。 |
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世界のPMOの流れとグッドプラクティスを理解し、自社のPMO構築の参考にする。 |
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PMO導入の実践力を身に着ける。 |
【 事前アンケート 】
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任意ですが、受講者に事前に 「貴社のPMOの機能」 「PMO運営の課題」 などについての質問表へのご回答をお願いします。(アンケートはお申し込みいただいた後に、ご案内いたします。) |
【 プログラム 】
2日間、午前、午後、それぞれのテーマで、ディスカッションを通しての参加型プログラムで構成されるワークショップです。
10時~17時 |
講義 |
ディスカッション |
1月17日(金)
午前 |
1.PMO概要
- PMOの変遷/機能と役割
- なぜ今、日本のユーザー企業でPMOが必要なのか
プロジェクト・ガバナンスの欠如からの失敗プロジェクトの事例
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- アイスブレーキング
自社のPMOの状況、課題についてのアンケート結果からのPMOアセスメント分析に基づき、ディスカッションを通して、PMOの望ましい姿を探っていく
- PMOの機能についての参加者の知見・経験を共有し、ディスカッションを通して理解を深める
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1月17日(金)
午後 |
2.欧米企業のPMOの実態
- 欧米企業のPMO状況
- PMIのPMO動向
- 欧米企業でのビジネス・アジリティー時代のPMO
- 欧米企業のPMO事例を紹介
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欧米のPMOの動向から日本が学ぶ点について参加者の知見・経験を共有し、ディスカッションを通して理解を深める |
1月31日(金)
午前 |
3.PMOの導入方法
- PMO導入方法
- PMOの定着の課題
- 費用対効果の考え方
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PMOの導入方法・課題についての参加者の知見・経験を共有し、ディスカッションを通して理解を深める |
1月31日(金)
午後 |
4.PMO人材の育成
- PMO人材に求められるコンピティンシー
- PMO人材育成のロードマップと課題
- プロジェクトマネジャーとの違い
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PMO人材に求められるコンピティンシー、育成の方法論、育成の課題についてディスカッションを通して理解を深める |
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【 講 師 】
永谷 裕子 ( Hiroko Nagaya ) Ph.D.、MBA、PMP® |
北海道大学大学院非常勤講師、東京地方裁判所 IT専門委員、IIBA日本支部理事。
さまざまな業種(金融、製造、小売、卸し、石油)の多国籍企業で30年以上、ITプロジェクト・マネジャーや、PMOマネジャーとして、主にグローバルIT開発プロジェク トに従事。
PMI日本支部の事務局長を経て、現在は(株)アスカプランニング代表取締役として、プロジェクトマネジメントや、ビジネスアナリシスのコンサルティングや研修活動を行う。
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片江 有利 ( Aritoshi Katae ) PMP®、ITILファウンデーション |
1974年4月大手損害保険会社に入社、システム企画、損保商品開発、代理店営業推進、経営企画、生保事業立上げ、生保会社損保提携等を経て、1998年生保子会社に出向、生保商品開発部長、システム部長、コンプライアンス・リスク管理等部長等のスタッフ部門責任者を歴任。
2006年よりコンサルティング会社に移り、ITサービス事業、コールセンタ向けCOPC事業、組織土壌改革等のコンサルタント業務やPMコンサルティング、研修講師を務める。
2017年より独立して、複数の会社でプロジェクトマネジメントやITサービスマネジメント研修講師を務める他、保険関係の企画顧問、保険関係の講師を務める。
2006年よりPMI日本支部理事を務め、2020年1月よりPMI日本支部会長、2022年4月より監事。
PMOグローバルアライアンス日本アンバサダー、アワード審査員
著作 : 日本能率協会マネジメントセンター通信講座 「プロジェクトマネジメント入門」 全2巻 |
【 募集人数 】 会場受講定員数 : 30名 (定員になり次第締め切らせていただきます。)
注意事項 |
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お申し込み者が最少催行人数(5名)に満たない場合には、講座開催を中止する場合があります。予めご了承願います。 |
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講座を中止する場合には開講日の1週間前までに、申し込み者各位にE-mailにて、その旨ご連絡いたします。また、お支払いいただきました受講料はご返金いたします。 |
【 参 加 費 】 (消費税率10%)
PMAJ個人正会員 : |
22,000円 (うち消費税額 2,000円) |
PMAJ法人正会員の社員または職員 : |
26,400円 (うち消費税額 2,400円) |
PMAJ非会員 : |
33,000円 (うち消費税額 3,000円) |
【 申し込み締切日 】
2025年1月9日(木)
【 参加費用のお支払い及びキャンセルについて 】
参加費用は開催決定後、下記の指定銀行へお振込みください。
恐縮ですが、振込手数料は各自ご負担いただきますよう、お願いいたします。
振込先口座名: |
特定非営利活動法人日本プロジェクトマネジメント協会
トクヒ)ニホンプロジェクトマネジメントキョウカイ
三菱UFJ銀行 本店 普通預金口座 7655251 |
- 申し込み締切日以降のキャンセル : ご返金致しかねます。
(未納の場合でも席を確保しますので、受講費をご請求させていただきます。)
- 申し込み締切日前までのキャンセル : 受講費より振り込み手数料を差引いた額をご返金させていただきます。
【 各種ポイント 】 (下記、証明書を発行します。)
必要な方は、申し込みフォームの備考欄に資格名(PMP®、PMS)を記入してください。 |
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PMS資格者のCPUポイント : 24 ポイント |
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PMP®資格者のPDUポイント : 12 PDU相当 スキル・エリアは Business Acumen |
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“PMP”は、Project Management Institute, Inc. (PMI)の登録商標です。 |
【 申し込み方法 】
冒頭にあります 「個人情報保護方針に同意の上申し込み」 をクリックしてください
【 問い合わせ先 】 PMAJ事務局 お問い合わせはこちらへ
TEL : 03-6234-0551
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