新しい教養P2Mセミナー ~新たな連携~ 『いま 何故 P2Mか!』

新しい教養P2Mセミナー2024テーマ  ~新たな連携~ 『 いま 何故 P2Mか! 』

加藤亨

 PMAJの論理的基盤であるP2M標準ガイドブックの初版は、日本が「失われた20年」の真っただ中にいた2001年に発行されました。その冒頭に「今後、日本企業は『ものづくり』中心の発想から転換して『仕組みづくり』による再生に注力しなければならない。」と、価値共創型マネジメント、つまりプログラムマネジメント経営への転換を提言しました。しかしながら、その後の日本において、その思想が十分に浸透しているとは言えません。
 PMAJは、時代の変曲点にあたり、いち早く変化への道筋をしめした先達の理念を引き継いで行きたいと考えており、P2M標準ガイドブック改訂第4版(P2M第4版)を、2024年9月3日に出版いたしました。
 P2M第4版では、価値共創型マネジメントのあるべき姿を明確に、分かりやすく提示するため、 「P2M事業モデル」を明示し、事業戦略からプログラム~プロジェクトに至る一連のプロセス全体を、事例を含めて分かりやすく、かつ、実践しやすい体系として提供します。
 VUCAの時代と言われる先の見えない経営環境における新しい教養としてのP2Mの提供価値を具体的、実践的に説明しますので、ぜひ、ご参加下さい。

日本プロジェクトマネジメント協会 理事長 加藤 亨 

 

個人情報保護方針に同意の上申し込み

日時

2024年11月8日(金)  9:30~17:15

会場

タワーホール船堀 小ホール 〔会場参加〕〔オンライン参加〕の〔ハイブリッド開催〕
  (〒134-0091 東京都江戸川区船堀4-1-1)

(アクセス)
新宿駅より「都営新宿線」にて本八幡方面へ約30分。船堀駅下車、徒歩約1分。
東京駅より「JR総武快速線」馬喰町駅にて乗換。馬喰横山駅から「都営新宿線」で船堀駅下車、徒歩約1分。

プログラム

※ 講師および演題は、都合により変更することがあります。
PDU取得用PMI® Talent Triangle(3つのスキル)の時間数は以下の通りです。
W:Ways of Working (2.0)、P:Power Skills (1.5)、B:Business Acumen (2.5) です。

 

9:30~10:30 主催者講演(60分)
「いま何故 P2Mか?」
    ~価値共創時代のプログラムマネジメント~
 

 

加藤亨

藤澤正則
加藤 亨
藤澤 正則
日本プロジェクトマネジメント協会 理事長
日本プロジェクトマネジメント協会 P2M普及・推進部会 部会長
 P2Mガイドブック初版の冒頭に「今後、日本企業は『ものづくり』中心の発想から転換して『仕組みづくり』による再生に注力しなければならない」と、プログラムマネジメント型経営への転換を提言しました。
 本講演の前半では、VUCAの時代と言われる現代社会において、価値共創の仕組であるプログラムマネジメントの重要性について説明する。
 後半では、価値共創を実現するをテーマとして、「企業の成長と変革を支える人材とP2Mのプログラムマネジメント」の実践事例の19年間取り組んでいる中小規模製造業における実践について、説明する。
【講演者略歴】
加藤 亨 : 1978年 エンジ企業入社。様々な情報化プロジェクトを担当。グループ企業の執行役員、社長を歴任。現在日本プロジェクトマネジメント協会理事長。
藤澤正則 : 1985年食品メーカー入社。PMS(2000年)PMR(2005年)取得、自社の課題解決にP2Mのプログラムマネジメントを実践中。優秀貢献賞受賞(2019年)P2M普及・推進部会部会長(2023年~)。

 

休 憩 (15分)

 

10:45~12:15 実践講演(90分)
「新しい教養としてのプロマネ知識体系の構築」
    ~大学における新たな人材教育の可能性~
 

 

伊井義人、和田雅子、本間悠莉
伊井 義人 大阪公立大学 大学院文学研究科 人間行動学専攻 教授
和田 雅子 藤女子大学 人間生活学科 プロジェクトマネジメント専修 教授
本間 悠莉 D2Y合同会社 代表
 藤女子大学プロジェクトマネジメント専修の立上げから2024年度で7年目となる。P2Mを基盤知識とし、座学と実践を組み合わせて4年間で確実に学ぶカリキュラムが特徴である。社会や地域に貢献する人材育成を目標に、女子大学で取り組んできたプロマネ教育の現状と今後を3名で発表する。最初に伊井(前藤女子大学プロマネ教員)から、女子大学にプロマネ教育を「新しい教養」として位置づけてカリキュラム組成をしてきた経緯について発表する。次に和田から、現状までの藤女子大学の教育実践について発表する。最後に卒業生である本間から、大学で学んだことを活かして起業してきた経緯や今後について発表する。
【講演者略歴】
伊井義人 : 前職で藤女子大学プロジェクトマネジメント専修の立上げに関わり、新しい教養としてのプロマネ教育の概念を提唱。専門は比較教育学。
和田雅子 : 大学でのプロマネ教育体系の構築について研究している。
本間悠莉 : 藤女子大学人間生活学科プロジェクトマネジメント専修卒業後、大手企業で公共事業部門のSEとしてプロマネ業務を担当。2024年4月にD2Y合同会社を設立、地方の中小企業を対象にAI導入支援を展開中。

 

昼 休 み (60分)

 

13:15~14:45 講演-1(90分)
「沖縄から見る日本のIT産業の未来」  

 

北嶋修

鈴木智洋
北嶋 修 一般財団法人沖縄ITイノベーション戦略センター 戦略セクション
シニアリサーチャー
鈴木 智洋 株式会社国際システム 代表取締役社長
  1. ① 沖縄のIT産業の実態...北嶋(45分)
    沖縄のIT産業の実態を成果と課題の面から分析する。
    講演では、各種の統計データや業界分析の結果からマクロな視点で解説する。
    また、ISCOの海外連携の取組も紹介する。
    沖縄の実態から日本のIT産業の特徴と課題、今後求められる変革の方向性を示す。
  2. ② 企業現場での取組...鈴木(45分)
    ①を踏まえて、企業現場での業務改革や人材育成などの取組を紹介する。
    企業のCSR活動や企業団体での活動の事例等も踏まえ、企業における実情と課題、
    今後のビジネス変革、経営変革のあり方を示す。
【講演者略歴】
北嶋 修 : 情報関連企業、コンテンツ関連企業から、沖縄県内自治体嘱託職、大学研究員、シンクタンク勤務を経て現職。産学官全ての勤務経験を持つ。修士課程終了(地域経営)。
現職では、産業調査、政策立案を専門とする。台湾とのつながりが深く、「北緯25度から35度で行動する男」をモットーとしている。
鈴木智洋 : 1990年日本ユニシス株式会社入社(現BIPROGY株式会社)。地方銀行向け市場系ソリューション(Siatol)の開発、保守、メガバンク・信託銀行の市場系大規模システム開発プロジェクトに従事。
20018年より同社金融ソリューション本部長。2023年より、株式会社国際システム 代表取締役社長(現在)。

 

休 憩 (15分)

 

15:00~16:00 講演-2(60分)
「新たな産学連携の取組み」
    ~発想に至った道筋を経歴や実績を交えて紹介~
 

 

西野伸幸
西野 伸幸 公立大学法人山陽小野田市立山口東京理科大学 研究推進部 研究推進課
産学連携コーディネータ
 「自分の使命は地元企業の発展に寄与すること」と定め、先ずは地元企業の技術課題を業種にこだわらず聴取した。企業時代大学に相談するのは敷居が高いと感じていたので、企業での飛込み営業の経験を活かし、地元企業を訪問し、技術課題を聴取した。そして提案するテーマを決めて、学内外の先生方に相談し企業に逆提案した。工学部(機械・電気・応用化学)、薬学部で約100名の先生方の窓口を1名で担当したというよりも、地元企業の現場ニーズを解決するために、教職員の方々に助けてもらいながら最短距離で活動できたと思っている。そんな発想に至った道筋を過去の経歴や大学の実績を踏まえて紹介する。
【講演者略歴】
1977年 東京理科大学理工・電気卒。鉄鋼会社で約3年間機械設計。
無機化学メーカーで約5年製造管理、33年環境関連の新商品開発・販売。
上記の経験を生かし、2018年12月より山口東京理科大学産学連携コーディネータとして勤務。
資 格)エネルギー管理士(熱・電気)、公害(大気一種、騒音)、エックス線、危険物(乙種)。

 

 

休 憩 (15分)

 

16:15~17:15 特別講演(60分)
「宇宙開発とプログラム・プロジェクトマネジメント」  

 

長谷川義幸 長谷川 義幸
 2003年、JAXAの衛星やロケットが相次いで失敗しました。リスクへの感度が弱く適格な設計をしていなかったこと、及び問題を見抜けなかったマネジメントの弱さが判明しました。それまでは、リスクや意思決定の仕組みの議論をしている時に各人が自分の定義で話すので話がかみ合わないことがありました。このため、プロジェクトマネジメントの強化を行うとともに、PMP®をとらせることになりました。本講演では、JAXAにおけるPMP®導入とプロジェクトマネジメント強化の背景、具体的な改善方法、実際のプロジェクトでその仕組みをどう生かされているのか、最新のトピックスを例にして紹介します。
【講演者略歴】
1976年JAXA入社、人工衛星の追跡管制に従事、1年間NASA/JPL留学、1989年~2015年: 国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」開発・打上げ・組み立てに従事。「はやぶさ2」開発にも関与、プロジェクトマネジャー、ISSプログラムマネジャー、理事を歴任、2017年:国際核融合施設(ITER)国際PM評価委員、PMAJ会員。

 

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オンラインPMセミナー視聴

PC等をインターネット接続して視聴します。
視聴にはZOOMアプリが必要です。申し込みの前に  こちら にて接続確認テストをしてください。
セミナー3日前に、ZOOMウェビナーへの『アクセスURL』と『講演資料のダウンロードURL』を申し込みいただきましたメールアドレスへお送りします。

参加費(消費税率10%)

PMAJ個人正会員 4,500円
(うち消費税額 409円)
PMAJ法人正会員の社員または職員 6,000円
(うち消費税額 545円)
PMC、PMS、PMR有資格者 6,450円
(うち消費税額 586円)
ENAA賛助会員の社員または職員/PMI®会員/ITC資格者 8,000円
(うち消費税額 727円)
一般 9,000円
(うち消費税額 818円)
学生 (学生を本分とする方。社会人学生は対象となりません。証明書等発行なし。) 無 料(要申込)
PMAJ法人正会員及びENAA賛助会員の社員または職員の方がお申し込みをされる場合には、必ず企業名を記載してください。企業名の記載がない場合には、一般の参加費となりますのでご注意下さい。
学生の方は、FAX(03-6234-0553)または、  こちら から学生証のコピーをお送り下さい。
学生の方は無料ですが、お申し込みページから申し込みをしてください。その際、必ず学校名を記載いただき、申し込みページの「お支払い方法」では、「銀行振込→否」を選んでいただき進んでください。

支払い方法

お申し込み受付後、電子メールにて参加費等を記載したお申し込み受付確認メールをお送りいたします。
11月4日(月祝)までに、下記の口座にお振込みください。また、お振込み時には、参加者名及び電子メール(受付確認メール)に記載されているお申し込み番号を必ずご記入ください。
なお、受付確認メールの送付には、2~3営業日かかる場合もございますので、ご了承ください。

企業名でお振込みの場合は、事前に電子メール(受付確認メール)の返信にて参加者名、お申し込み番号及び振込み予定日を事務局までお知らせください。
請求書払いをご希望の場合は、支払期日に余裕をもって申し込みをお願いいたします。
恐れ入りますが振込み手数料はご負担ください。
クレジットカード払いの場合、請求書の発行は致しませんのでご了承ください。
なお、クレジットカード決済につきましては、受付確認メール送付後、別メールを送付いたしますのでお手続きください。
お支払いには以下のクレジットカードをご利用いただけます。
Visa、MasterCard、JCB、American Express  個人情報の取り扱いについて
領収書をご希望の場合、申し込み時に「要望」欄にご記入下さい。
キャンセルをご希望の場合は、必ずご連絡をお願いいたします。
11月4日(月祝)までにご連絡を頂けた場合、ご入金いただいた参加費から振込み手数料を差引いた金額でご返金いたします。
11月5日(火)以降はキャンセル手続きはできませんのでご注意願います。
【 口 座 名 】  三菱UFJ銀行 本店 普通 0737079
【 名 義 人 】  特定非営利活動法人日本プロジェクトマネジメント協会
 トクヒ)ニホンプロジェクトマネジメントキョウカイ
【 振 込 人 】  参加者名及び電子メール(受付確認メール)に
 記載されているお申し込み番号をご記入ください

申し込み方法

冒頭にあります 「個人情報保護方針に同意の上申し込み」 ボタンを押してください

各種資格の証明書

お申し込みの際に証明書をご希望された方には、新しい教養P2Mセミナー終了後2週間以内に、当日ご参加いただいた方宛に、メールにて『証明書のダウンロード用URL』を送付いたしますので印刷してご利用ください。
PMS資格者のCPUポイント : 12.0 ポイント(証明書を発行します。)
PMP®資格者のPDUポイント : 6.0 PDU(証明書を発行します。)
( Ways of Working 2.0、Power Skills 1.5 、Business Acumen 2.5 )
ITCの実践力ポイント : 1.5 ポイント(証明書を発行します。)
PMP®資格認定試験用受講証明書(証明書を発行します。)
 ※ “PMP”は、Project Management Institute, Inc. (PMI)の登録商標です。

協賛・パートナー企業

ピープルサート・インターナショナル、サイフォーマ、TIS千代田システムズ、アジャイルウェア
グローバルプロジェクトデザイン、PMアソシエイツ、パナソニック、日本アタウェイ
プラネット、日立アカデミー、日立ドキュメントソリューションズ
竹中工務店、ビプロジー、東洋エンジニアリング、千代田化工建設
日立製作所、JFEエンジニアリング、日揮グループ、富士通
TIS、横河電機、イノベーションマネジメント
日鉄エンジニアリング、PMアラインメント

問い合わせ先

日本プロジェクトマネジメント協会  お問い合わせは  こちら  TEL : 03-6234-0551

主催:  特定非営利活動法人日本プロジェクトマネジメント協会 (PMAJ)
        〒106-0044  東京都港区東麻布一丁目5番2号  ザイマックス東麻布ビル 7階
        TEL:03-6234-0551(代表)
後援:  特定非営利活動法人ITコーディネータ協会 (ITCA)

 

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