産学官連携PMセミナー2022 社会ニーズを踏まえた高度人材育成

産学官連携PMセミナー2022テーマ 『 社会ニーズを踏まえた高度人材育成 』

佐藤義男

 今、企業は新ビジネス創出を通じて持続的な経済成長と社会課題解決を目指すビジネス機会であり、SDGsを活用すべきです。さらにSDGs達成に、プログラム & プロジェクトマネジメントは欠かせません。このため、ビジネス・イノベーションやDX推進といった社会の具体的な課題を、実践的技術を活用して解決できる人材の育成が急務となっています。
 本セミナーでは、新ビジネス創出のキーパーソンやPMプロフェッショナル、大学・研究関係者に向けてDX時代に求められる高度人材や人材育成事例紹介を行い、社会課題に対応する実践アプローチを学びます。また、新分野での情報提供によりPMAJ会員サービス向上に努めます。

産学官連携PMセミナー実行委員長  佐藤 義男 PMAJ副理事長 

 

受付は終了いたしました。
多数のお申し込みありがとうございました。

日時

2022年11月11日(金)  9:40~17:40

会場

タワーホール船堀 小ホール 〔会場参加〕〔オンライン参加〕の〔ハイブリッド開催〕
  (〒134-0091 東京都江戸川区船堀4-1-1)  〔会場参加〕は、申込先着順・椅子席のみ 50名様 迄となります。
申し込みページの〔参加方法〕欄で、「会場参加」または「オンライン参加」どちらかをお選びください
〔会場参加〕はコロナ感染症対策により、中止となることがあります。
その時には〔会場参加〕申込者は〔オンライン参加〕となりますので、ご了承ください。

(アクセス)
新宿駅より「都営新宿線」にて本八幡方面へ約30分。船堀駅下車、徒歩約1分。
東京駅より「JR総武快速線」馬喰町駅にて乗換。馬喰横山駅から「都営新宿線」で船堀駅下車、徒歩約1分。

プログラム

※ 講師および演題は、都合により変更することがあります。
PDU取得用PMI® Talent Triangle(3つのスキル)の時間数は以下の通りです。
なお、3つのスキルの名称は次の通り変更されています。
Ways of Working:0.0(以前のTechnical)、
 Power Skills:3.5(以前のLeadership)、
 Business Acumen:2.5(以前のStrategic and Business)

 

9:40~11:10 基調講演-1(90分)
「CO2を利用した藻類の陸上養殖技術開発」
    ~ブルーカーボン、海ゴミ問題への利用に向けて~
 

 

瀬名波出 瀬名波 出  琉球大学 工学部教授・学長補佐/株式会社リテックフロー 代表取締役
 2050年に向けて脱炭素化への動きが活発化しています。最近では藻類を活用した”ブルーカーボン”への取り組みも注目されてきています。本セミナーでは二酸化炭素の効率的な回収方法、およびその活用として藻類培養(陸上海藻水産業)への適用事例を通して、エネルギー(エントロピー)的に最も有効な藻類利用の方法、そのポテンシャルについて主に以下の事例について解説します。
・大型藻類(海藻)の陸上養殖取り組み事例
・CO2による海藻成長促進効果
・CO2の海藻への吸収(固定化)技術
また環境問題として”マイクロプラスチック回収”、”SDGs”への海藻養殖活用についても紹介します。
【講演者略歴】
琉球大学工学部エネルギー機械工学科、同大学院工学研究科修士課程機械工学専攻、名古屋大学工学部 博士(工学)
1993年琉球大学工学部助手に採用、2018年から工学部工学科エネルギー環境工学コース教授、2020年から琉球大学学長補佐(産官学連携担当)を併任
専門分野:熱流体工学、水産工学、LCA、エネルギー工学

 

休 憩 (20分)

 

11:30~12:30 講演-1(60分)
「デジタル田園都市国家構想と地域社会のDX」  

 

油谷実紀 油谷 実紀  TIS株式会社 デジタル社会サービス企画ユニット ジェネラルマネージャー
 政府のデジタル田園都市国家構想では、ウェルビーイング、持続可能性、多様性等にもとづく多様な価値観を共有し、デジタル化の恩恵を国民や事業者が享受できる社会を目指すとしており、データ連携基盤の開発や住民向けサービスの可視化と効果検証、ビジネスエコシステムの構築が進められている。本講演では、こうした政策の現状と最新事例、展望について概観し、今後の地域社会のデジタルトランスフォーメーション(DX)における、システムインテグレータ企業や高度デジタル人材の役割を提案する。
【講演者略歴】
大手SIerであるTISにてデジタル社会サービス事業推進責任者を務める。1994年東京大学大学院人文科学研究科(心理学)修士修了後、株式会社東洋情報システム(当時)に入社し、2009年よりR&D部門を担当、OSSコミュニティを中心としたオープンエコシステムに接し、社会のデジタル化を支える産業アーキテクチャに関心をもつ。

 

昼 休 み (60分)

 

13:30~15:00 基調講演-2(90分)
「インクルーシブデザインのための共創」  

 

松井くにお 松井 くにお  金沢工業大学 工学部情報工学科 教授
 「インクルーシブデザイン」という言葉を最近よく聞く。これはデザイン思考の初期プロセスである「観察・共感」において、ユーザである当事者を巻き込んで、利便性の高いサービス・製品を提供するものである。ソフトウェア作成の上流工程では、こういったユーザとの共創(仕様のすり合わせ)は従前から当たり前のことであり、「何を今さら」という考えもあると思うが、多様性が叫ばれる中、様々な社会問題を解決するためには、インクルーシブデザインの考え方、仕組みが必要であり、本講演では、今まで進めてきた「コード化点字ブロック」のプロジェクトを例にインクルーシブデザインについて提案する。
【講演者略歴】
1980年静岡大学工学部情報工学科卒業。同年(株)富士通研究所入社。2003年東京工業大学大学院情報理工学研究科後期過程修了。中国、米国での海外勤務、ニフティ(株)での新規事業開発を経て、2017年金沢工業大学工学部情報工学科教授、現在に至る。博士(工学)。
専門は、自然言語処理、情報検索、人工知能(AI)。

 

休 憩 (20分)

 

15:20~16:20 講演-2(60分)
「スタートアップ発・数理最適化人材の育成」
    ~数理最適化の社会実装の現状と、人材育成の取り組み~
 

 

中田宙志 中田 宙志  株式会社Jij 事業開発責任者
 数理最適化はデータ収集→機械学習の先にある応用技術で、目的に対して複数の変数から解を導く手法。昔から大学・企業の研究所で研究がされてきたが、指数関数的に増大する変数に対して適切な解を導くのが困難であった。一方、昨今のGPUやクラウドの進化、更には量子計算技術の発展が将来的に期待されることから、実社会における利活用が期待されている。
 本講義では、数理最適化の社会実装の現状を踏まえ、企業でデータ活用をする人材がどのように技術を習得していくかの取り組みについて説明させていただく。
[会社概要]
株式会社Jijは量子計算技術を活用した数理最適化ソリューションを提供するディープテック型スタートアップ。
業界の世界標準である量子アニーリング方式の生みの親である東京工業大学・西森教授研究室発のスタートアップ。
2018年10月に設立、2020年にANRI・DEEPCORE・みらい創造機構から出資を受け、また、NEDO助成金に採択。
スタッフは15名、会社代表含めほとんどがエンジニア・研究開発者。博士課程のスタッフを多く抱える。
【講演者略歴】
東京工業大学工学部卒。2009年三井物産に入社、豪州・中南米における事業開発及びM&Aを担当。2015年よりラグビーワールドカップ2019組織委員会にて、経営企画部での事業戦略・プロジェクト計画業務を経て、人事企画部長として人事戦略を立案・実行。2020年より複数のITプロダクトの開発経験を経て、現職。

 

 

休 憩 (20分)

 

16:40~17:40 講演-3(60分)
「女子大と外部機関によるプロジェクトマネジメント実践」
    ~プロマネ教育を通した高度人材育成の試み~
 

 

和田雅子、西江きらり、岡崎はるな
和田 雅子 藤女子大学 人間生活学科 PM専修 教授
西江 きらり
岡崎 はるな
藤女子大学 人間生活学科 PM専修 4年生
 藤女子大学のプロジェクトマネジメント専修は開設5年目となった。大学教育では4年を、いわばひとつのプロジェクトとして捉えて実践、評価をし、カリキュラム等に改善を加えて次のフェーズに入っていく。本発表では、2018年度から実施した女子大学におけるプロジェクトマネジメント教育を、カリキュラム作り、人材育成の視点から総括していく。第二部では、本専修4年生が3年生から現在までで、外部機関と連携したプロジェクトの報告を行う。
【講演者略歴】
[和田雅子] 国立大学で国プロ(医学創薬)、外部資金プロジェクト(医師主導治験、医療機器開発等)に従事。藤女子大学でプロジェクトマネジメント、広報コミュニケーション、女性リーダーシップ、キャリア関係の教育に携わっている。
[西江きらり、岡崎はるな] 藤女子大学人間生活学科プロジェクトマネジメント専修4年生。

 

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オンラインPMセミナー視聴

PC等をインターネット接続して視聴します。Wi-Fi以外での接続は通信料金にご注意ください。
視聴にはZOOMアプリが必要です。申し込みの前に  こちら にて接続確認テストをしてください。
セミナー3日前に、ZOOMウェビナーへの『アクセスURL』と『講演資料のダウンロードURL』を申し込みいただきましたメールアドレスへお送りします。

参加費

(消費税込み)
PMAJ個人正会員 4,500円
PMAJ法人正会員の社員または職員 6,000円
PMC、PMS、PMR有資格者 6,500円
ENAA賛助会員の社員または職員/PMI®会員/ITC資格者 8,000円
一般 9,000円
学生 (学生を本分とする方。社会人学生は対象となりません。証明書等発行なし。) 無 料(要申込)
PMAJ法人正会員及びENAA賛助会員の社員または職員の方がお申し込みをされる場合には、必ず企業名を記載してください。企業名の記載がない場合には、一般の参加費となりますのでご注意下さい。
学生の方は、FAX(03-6234-0553)または、  こちら から学生証のコピーをお送り下さい。
学生の方は無料ですが、お申し込みページから申し込みをしてください。その際、必ず学校名を記載いただき、申し込みページの「お支払い方法」では、「銀行振込→否」を選んでいただき進んでください。

支払い方法

お申し込み受付後、電子メールにて参加費等を記載したお申し込み受付確認メールをお送りいたします。
11月7日(月)までに、下記の口座にお振込みください。また、お振込み時には、参加者名及び電子メール(受付確認メール)に記載されているお申し込み番号を必ずご記入ください。
なお、受付確認メールの送付には、2~3営業日かかる場合もございますので、ご了承ください。

企業名でお振込みの場合は、事前に電子メール(受付確認メール)の返信にて参加者名、お申し込み番号及び振込み予定日を事務局までお知らせください。
請求書払いをご希望の場合は、支払期日に余裕をもって申し込みをお願いいたします。
恐れ入りますが振込み手数料はご負担ください。
クレジットカード払いの場合、請求書の発行は致しませんのでご了承ください。
なお、クレジットカード決済につきましては、受付確認メール送付後、別メールを送付いたしますのでお手続きください。
お支払いには以下のクレジットカードをご利用いただけます。
Visa、MasterCard、JCB、American Express  個人情報の取り扱いについて
領収書をご希望の場合、申し込み時に「要望」欄にご記入下さい。
キャンセルをご希望の場合は、必ずご連絡をお願いいたします。
11月7日(月)までにご連絡を頂けた場合、ご入金いただいた参加費から振込み手数料を差引いた金額でご返金いたします。
11月8日(火)以降はキャンセル手続きはできませんのでご注意願います。
【 口 座 名 】  三菱UFJ銀行 本店 普通 0737079
【 名 義 人 】  特定非営利活動法人日本プロジェクトマネジメント協会
 トクヒ)ニホンプロジェクトマネジメントキョウカイ
【 振 込 人 】  参加者名及び電子メール(受付確認メール)に
 記載されているお申し込み番号をご記入ください

申し込み方法

冒頭にあります 「個人情報保護方針に同意の上申し込み」 ボタンを押してください

各種資格の証明書

お申し込みの際に証明書をご希望された方には、産学官連携PMセミナー終了後2週間以内に、当日ご参加いただいた方宛に、
メールにて『証明書のダウンロード用URL』を送付いたしますので印刷してご利用ください。
PMS資格者のCPUポイント : 12.0 ポイント(証明書を発行します。)
PMP®資格者のPDUポイント : 6.0 PDU(証明書を発行します。)
( Ways of Working(Technical) 0.0、Power Skills(Leadership) 3.5 、Business Acumen(Strategic) 2.5 )
ITCの実践力ポイント : 1.5 ポイント(証明書を発行します。)
PMP®資格認定試験用受講証明書(証明書を発行します。)
 ※ “PMP”は、Project Management Institute, Inc. (PMI)の登録商標です。

協賛・パートナー企業

ピープルサート・インターナショナル、ソフトロード、アジャイルウェア、サイフォーマ
オラクル、プラネット、TIS千代田システムズ、グローバルプロジェクトデザイン
パナソニック、日立ドキュメントソリューションズ、ヘキサゴンPPM、富士通
BIPROGY、TIS、日揮グループ、JFEエンジニアリング
日立製作所、PMアラインメント、日鉄エンジニアリング、千代田化工建設
イノベーションマネジメント竹中工務店、横河電機、東洋エンジニアリング

問い合わせ先

日本プロジェクトマネジメント協会  TEL : 03-6234-0551

主催:  特定非営利活動法人日本プロジェクトマネジメント協会 (PMAJ)
        〒106-0044  東京都港区東麻布一丁目5番2号  ザイマックス東麻布ビル 7階
        TEL:03-6234-0551(代表)
後援:  特定非営利活動法人ITコーディネータ協会 (ITCA)
協賛:  一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会(予定) 他

 

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