産学官連携PMセミナー2023『DXを先導する次世代人材の育成』

産学官連携PMセミナー2023テーマ
 『 DXを先導する次世代人材の育成 』

佐藤義男

 「企業IT動向調査報告書2022」(JUAS)によると、DX推進における最大の課題が、人材・スキルの不足です。今、DXを先導できる人材の育成が喫緊の課題となっています。
 また、政府は「人への投資」の一環として、「リスキリング(新スキルの獲得)に力を入れる」と力説しています。このため、産学連携してリスキリングを推進することが重要です。
 本セミナーでは、新ビジネス創出のキーパーソンやPMプロフェッショナル、大学・研究関係者に向けてDX時代に必要なスキル提示や人材育成事例紹介を行い、人材戦略とキャリア形成の実践アプローチを学びます。また、新分野での情報提供によりPMAJ会員サービス向上に努めます。

産学官連携PMセミナー実行委員長  佐藤 義男 PMAJ理事 

 

受付は終了いたしました。
多数のお申し込みありがとうございました。

日時

2023年11月9日(木)  9:30~17:15

会場

タワーホール船堀 小ホール 〔会場参加〕〔オンライン参加〕の〔ハイブリッド開催〕
  (〒134-0091 東京都江戸川区船堀4-1-1)  〔会場参加〕は、申込先着順・椅子席のみ 50名様 迄となります。
〔会場参加〕希望者は、要望欄に〔会場参加〕と記載願います。
〔会場参加〕はコロナ感染症対策により、中止となることがあります。
その時には〔会場参加〕申込者は〔オンライン参加〕となりますので、ご了承ください。

(アクセス)
新宿駅より「都営新宿線」にて本八幡方面へ約30分。船堀駅下車、徒歩約1分。
東京駅より「JR総武快速線」馬喰町駅にて乗換。馬喰横山駅から「都営新宿線」で船堀駅下車、徒歩約1分。

プログラム

※ 講師および演題は、都合により変更することがあります。
PDU取得用PMI® Talent Triangle(3つのスキル)の時間数は以下の通りです。
W:Ways of Working (1.0)、P:Power Skills (2.5)、B:Business Acumen (2.5) です。

 

9:30~11:00 基調講演(90分)
「モデルベース・プロジェクトデザインによる変革」
    ~意思決定を支援するプロジェクトDXの提案~
 

 

当麻哲哉 当麻 哲哉  慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 教授
 本講演では、モデルベース・プロジェクトデザイン手法を用いて、経験に頼らずデータドリブンで意思決定支援を行う重要性を提案します。プロジェクト計画の作成は、これまで経験や教訓をベースにデザインされ、実行しながら監視コントロールプロセスで補正・改善していくのが常でした。プロジェクトをDXする時代が来ています。プロジェクトのデジタルモデルを構築し、シミュレーションによる予測を計画に反映させることで、実行する前に適切なチーム構成、作業手順、納期とコストの見積を可能にします。リスキリングによりモデルベース・プロジェクトデザインを学び、従来型のPMから脱却しませんか。
【講演者略歴】
1988年慶應義塾大学大学院修了、日米の3M社で20年間新製品開発に従事した後、2008年より現職。博士(SDM学)、PMP®。外部委員として、2010-17年PMI®日本支部理事、2019-20年MIT訪問研究員、2020年よりPMI® GACディレクター、2021年よりPMAJ理事、2022年よりP2M標準ガイドブック改訂委員会委員長。プロジェクトデザインが専門。

 

休 憩 (15分)

 

11:15~12:15 講演-1(60分)
「大学内ものづくりサロンと企業連携とその成果」  

 

中山弘志、佐藤和也、岡田菜花、柴田大知
中山 弘志 株式会社中山ホールディングス 代表取締役社長
佐藤 和也 国立大学法人佐賀大学 教授
柴田 大知 国立大学法人佐賀大学 機械システム工学コース 佐賀大deラボ
岡田 菜花 国立大学法人佐賀大学 理工学部物理学コース 佐賀大deラボ
 日本の大学に於いて殆どの学生は自ら学んでいる学問がどう社会に役立つのかとの認識しないまま学生生活を終えている。そこで学内で3Dプリンタや高機能PCを備えた学生のメンバシップサロンとして「電通大Deラボ」を発足させ学生の趣味や企業の開発下請けを行える空間を作った。その後、地元の佐賀大学でも電通大以上の設備を備えた「佐賀大Deラボ」を設立し学生が密で時間をいとわず「ものづくり」が出来る空間が出来上がった。また定期的に受け入れていた海外インターン(バンドン工科大)生が帰ってからも仕事を続けられる「ITB Deラボ」も作り、毎月お互いの成果発表する電子空間も出来上がっている。
【講演者略歴】
[中山弘志] 株式会社中山ホールディングス 代表取締役社長 株式会社中山鉄工所 代表取締役社長
[佐藤和也] 国立大学法人佐賀大学 理工学部理工学科 機械工学部門 教授
[柴田大知] 国立大学法人佐賀大学 機械システム工学コース 佐賀大deラボ
[岡田菜花] 国立大学法人佐賀大学 理工学部物理学コース 佐賀大deラボ

 

昼 休 み (60分)

 

13:15~14:45 特別講演(90分)
「デジタルマニュファクチャリング:最先端デジタル製造装置によるものづくりの変革」  

 

酒井真理 酒井 真理  山形大学 インクジェット開発センター/センター長・産学連携教授
 3Dプリンティング、インクジェット、ホールガーメント®は、いずれもデジタルデーターから直接一品一品を製造する技術である。従来、異なる産業で別々に利活用が進められてきたこれらの技術を融合することで、新規な製品やサービスを創出することが期待される。山形大学では、これらのデジタル製造技術をベースに、様々な業界の様々な組織や個人の連携を構築する「デジタル マニュファクチャリング ネットワーク(DMN)」の形成を目指している。技術、組織、人材のネットワークを形成し、ものづくり、サービス、サプライチェーンを変革する産学官連携活動の取り組みを紹介する。
【講演者略歴】
1985年 エプソン株式会社入社。インクジェットの研究開発に従事。2012年より東京大学の染谷生体調和エレクトロニクスプロジェクトでフレキシブルデバイスに関する研究開発を推進。2017年に山形大学インクジェット開発センターを設立するとともに、2018年からオープンイノベーション推進本部で統括を務める。

 

休 憩 (15分)

 

15:00~16:00 講演-2(60分)
「高校生むけプロマネ授業の実践」
    ~プロジェクトってなに?マネジメントってどうゆうこと?~
 

 

藤川和雅 藤川 和雅  ウルシステムズ株式会社 公共DX部 部長
 高等学校教育では令和4年4月から新しい学習指導要領(平成30年改訂)に基づく授業が実施されている。科目のひとつ「情報」において、プロジェクトマネジメントに関する記載があり、高校生がプロジェクトマネジメントに触れる機会が増えてゆく期待を持っている。そのようななか、ある高校で実施されている「出前授業」に参画する機会を得た。「プロジェクトマネジメントの知識は社会人が仕事として行うプロジェクトだけではなく日常生活を含めた様々な活動においても非常に役だつものである」を念頭に、九州PM研究部会の活動の一環として実施した、プロマネに関する授業の内容と評価等について報告する。
【講演者略歴】
1985年富士通株式会社に入社。地方自治体の基幹業務システム開発プロジェクトを歴任後、全国の営業・SEをリードするヘッドクォータ部署のメンバとして全社ビジネスに貢献。2018年ウルシステムズ株式会社に入社(同時期九州PM研究部会に参加)。公共セクター顧客にITコンサルサービスを提供する公共DX部の一員として活動中。

 

 

休 憩 (15分)

 

16:15~17:15 講演-3(60分)
「パーパス経営によるプロジェクトマネジメント」  

 

新谷幸弘 新谷 幸弘  千葉工業大学 社会システム科学部 教授
 現代の企業環境は、変動が激しく、迅速な対応が求められる。アジャイルなどのプロジェクトマネジメント手法は、この変動に柔軟に対応するための強力なツールである。しかし、単なる手法の導入だけでは十分でなく、企業の存在価値、すなわち「パーパス」を理解し、その上でのプロジェクト運営が不可欠である。この講演では、パーパス経営の視点を取り入れたプロジェクトマネジメントの有効性とその実践方法について考察する。
【講演者略歴】
スリーエムジャパン株式会社、横河電機株式会社等、外資系・内資系グローバル、並びにスタートアップにて研究開発を牽引した実務経験を有する。
専門: 技術経営の”シンカ”(進化・深化・真化)、イノベーション、先端技術の社会実装、センサ工学
資格等: 博士(工)、MBA、上席化学工学技士、アジャイル関連資格

 

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オンラインPMセミナー視聴

PC等をインターネット接続して視聴します。Wi-Fi以外での接続は通信料金にご注意ください。
視聴にはZOOMアプリが必要です。申し込みの前に  こちら にて接続確認テストをしてください。
セミナー3日前に、ZOOMウェビナーへの『アクセスURL』と『講演資料のダウンロードURL』を申し込みいただきましたメールアドレスへお送りします。

参加費(消費税率10%)

PMAJ個人正会員 4,500円
(うち消費税額 409円)
PMAJ法人正会員の社員または職員 6,000円
(うち消費税額 545円)
PMC、PMS、PMR有資格者 6,500円
(うち消費税額 591円)
ENAA賛助会員の社員または職員/PMI®会員/ITC資格者 8,000円
(うち消費税額 727円)
一般 9,000円
(うち消費税額 818円)
学生 (学生を本分とする方。社会人学生は対象となりません。証明書等発行なし。) 無 料(要申込)
PMAJ法人正会員及びENAA賛助会員の社員または職員の方がお申し込みをされる場合には、必ず企業名を記載してください。企業名の記載がない場合には、一般の参加費となりますのでご注意下さい。
学生の方は、FAX(03-6234-0553)または、  こちら から学生証のコピーをお送り下さい。
学生の方は無料ですが、お申し込みページから申し込みをしてください。その際、必ず学校名を記載いただき、申し込みページの「お支払い方法」では、「銀行振込→否」を選んでいただき進んでください。

支払い方法

お申し込み受付後、電子メールにて参加費等を記載したお申し込み受付確認メールをお送りいたします。
11月5日(日)までに、下記の口座にお振込みください。また、お振込み時には、参加者名及び電子メール(受付確認メール)に記載されているお申し込み番号を必ずご記入ください。
なお、受付確認メールの送付には、2~3営業日かかる場合もございますので、ご了承ください。

企業名でお振込みの場合は、事前に電子メール(受付確認メール)の返信にて参加者名、お申し込み番号及び振込み予定日を事務局までお知らせください。
請求書払いをご希望の場合は、支払期日に余裕をもって申し込みをお願いいたします。
恐れ入りますが振込み手数料はご負担ください。
クレジットカード払いの場合、請求書の発行は致しませんのでご了承ください。
なお、クレジットカード決済につきましては、受付確認メール送付後、別メールを送付いたしますのでお手続きください。
お支払いには以下のクレジットカードをご利用いただけます。
Visa、MasterCard、JCB、American Express  個人情報の取り扱いについて
領収書をご希望の場合、申し込み時に「要望」欄にご記入下さい。
キャンセルをご希望の場合は、必ずご連絡をお願いいたします。
11月5日(日)までにご連絡を頂けた場合、ご入金いただいた参加費から振込み手数料を差引いた金額でご返金いたします。
11月6日(月)以降はキャンセル手続きはできませんのでご注意願います。
【 口 座 名 】  三菱UFJ銀行 本店 普通 0737079
【 名 義 人 】  特定非営利活動法人日本プロジェクトマネジメント協会
 トクヒ)ニホンプロジェクトマネジメントキョウカイ
【 振 込 人 】  参加者名及び電子メール(受付確認メール)に
 記載されているお申し込み番号をご記入ください

申し込み方法

冒頭にあります 「個人情報保護方針に同意の上申し込み」 ボタンを押してください

各種資格の証明書

お申し込みの際に証明書をご希望された方には、産学官連携PMセミナー終了後2週間以内に、当日ご参加いただいた方宛に、
メールにて『証明書のダウンロード用URL』を送付いたしますので印刷してご利用ください。
PMS資格者のCPUポイント : 12.0 ポイント(証明書を発行します。)
PMP®資格者のPDUポイント : 6.0 PDU(証明書を発行します。)
( Ways of Working 1.0、Power Skills 2.5 、Business Acumen 2.5 )
ITCの実践力ポイント : 1.5 ポイント(証明書を発行します。)
PMP®資格認定試験用受講証明書(証明書を発行します。)
 ※ “PMP”は、Project Management Institute, Inc. (PMI)の登録商標です。

協賛・パートナー企業

ピープルサート・インターナショナル、サイフォーマ、TIS千代田システムズ、アジャイルウェア
グローバルプロジェクトデザイン、Smartsheet Japan、パナソニック、日立ドキュメントソリューションズ
日本オラクル、竹中工務店、ビプロジー、東洋エンジニアリング
千代田化工建設、日立製作所、JFEエンジニアリング、日揮グループ
富士通、TIS、横河電機、イノベーションマネジメント
日鉄エンジニアリング、PMアラインメント

問い合わせ先

日本プロジェクトマネジメント協会  TEL : 03-6234-0551

主催:  特定非営利活動法人日本プロジェクトマネジメント協会 (PMAJ)
        〒106-0044  東京都港区東麻布一丁目5番2号  ザイマックス東麻布ビル 7階
        TEL:03-6234-0551(代表)
後援:  特定非営利活動法人ITコーディネータ協会 (ITCA)
協賛:  一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会(予定) 他

 

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