中部PMセミナー2023『人と組織を育て、価値ある未来を創るために!』

中部PMセミナー2023テーマ
 『 人と組織を育て、価値ある未来を創るために! 』

浦広道

 現代は、AIを代表する技術の急速な進化による市場環境の変動、新型ウイルスによる未知の感染症や気候変動に伴う未曽有の規模の自然災害など、唐突に訪れる問題を予測することが困難になってきています。短期間で変動し、不確実で複雑かつあいまいなVUCAの時代、必要なスキル・知識が変わり続けています。顕在化していない本質的な課題を見つけて、問題の解決策をいち早く提案して、実行できる能力が必要です。
 これからの組織は徒弟制度による技術の伝承もさることながら、想定外のことであっても柔軟に対応でき、迅速に行動に移せ、未開拓領域にチャレンジする人材が求められています。VUCA時代に成果を出し続けるためには、人も組織も成長し続け、柔軟に問題に対応できる企業・組織を作る必要があります。
 本セミナーでは、これらの課題に対応するため人材育成や組織構築などに活躍されている方々のお話を伺い、VUCA時代の企業・組織のあり方のヒントを得るとともに、参加者の方々が本セミナーを通して"成長"を実現していくためのアプローチとなれば幸いです。

日本プロジェクトマネジメント協会・理事 中部PM研究部会代表 浦 広道 

 

受付は終了いたしました。
多数のお申し込みありがとうございました。

日時

2023年10月13日(金)  9:30~17:15

会場

ウインクあいち 1204会議室 〔会場参加〕〔オンライン参加〕の〔ハイブリッド開催〕
  (〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4-38)  〔会場参加〕は、申込先着順・椅子席のみ 20名様 迄となります。
申し込みページの〔参加方法〕欄で、「会場参加」または「オンライン参加」どちらかをお選びください
〔会場参加〕はコロナ感染症対策により、中止となることがあります。
その時には〔会場参加〕申込者は〔オンライン参加〕となりますので、ご了承ください。

(JR・地下鉄・名鉄・近鉄) 名古屋駅より
JR名古屋駅桜通口から:ミッドランドスクエア方面 徒歩5分
ユニモール地下街 5番出口から:徒歩2分
名駅地下街サンロードから:ミッドランドスクエア、マルケイ観光ビル、名古屋クロスコートタワーを経由 徒歩8分
JR新幹線口から 徒歩9分

プログラム

※ 講師および演題は、都合により変更することがあります。
PDU取得用PMI® Talent Triangle(3つのスキル)の時間数は以下の通りです。
W:Ways of Working (1.5)、P:Power Skills (2.0)、B:Business Acumen (2.5) です。

 

9:30~11:00 基調講演(90分)
「プロジェクトマネジメント的視点で考える教育プログラム」
    ~薬物治療マネジメントの設計~
 

 

大津史子 大津 史子  名城大学 薬学部 医薬品情報学研究室 教授
 薬学部は、6年間学修課程であり、その卒業は薬剤師免許の国家試験の受験要件となっている学部である。その教育プログラムにおいて、薬物治療マネジメントは1-3年までの学びを、臨床現場の「症例」の上で再構築し、薬剤師として最良の薬物治療を提案することで、問題解決能力の醸成を目的としている科目である。この学びの構築にはプロジェクトマネジメント的視点からのプログラム設計を行ってきた。現在、さらに深く効果的なものにするために、入学時から蓄積した学習成果を、現在の学びと繋ぎ、近未来のAI・データサイエンスを活用する社会に繋ぐ仕組みなどを検討している。そこで、本事例を通して、プロジェクトマネジメント的視点から考える教育プログラムの設計についてお話する。
【講演者略歴】
医薬情報センター 主任
1983 昭和58年:神戸女子薬科大学卒業
1986 昭和61年:名城大学薬学専攻科修了
薬学博士、医薬品情報専門薬剤師

主な所属学会
日本医薬品情報学会 理事、日本薬学会代議員、日本医療薬学会代議員

 

休 憩 (15分)

 

11:15~12:15 講演-1(60分)
「新規事業創出への組織運営スタイル構築」
    ~ホラクラシー×スクラム=・・・~
 

 

間寛幸

丹下健
間 寛幸 日本特殊陶業株式会社 Niterra Venturesカンパニー ベンチャー投資部 主任
丹下 健 モビリティビジネス部 主任
 新規事業創出をミッションに掲げるカンパニーとして独自の組織運営スタイルの構築に挑戦しました。本講演では、その取り組みにスポットライトを当てます。私たちは自律分散型のホラクラシー運営とアジャイル開発のスクラムを融合させ、新たな事業創出を行えるセルフマネジメント型組織スタイルを作り上げました。いずれかの手法を単に採用するだけでなく私たちがなぜ組み合わせ融合するに至ったのか、その背後にある狙いや組織課題を含めご紹介します。
 講演では、実際にどのように運用しているのか、普及・展開に向けた取り組みも含めて紹介します。みなさまの組織改革にも役立つヒントが得られることと思います。
【講演者略歴】
間 寛幸 : 日本特殊陶業入社後知財部にて出願業務、権利化対応等特許全般業務に従事し事業系部門へ転籍後、各署にて事業部目線のIP戦略/IP管理業務を実施。近年では新規事業創出系部門へ在籍し、新規事業向けIP分析・戦略策定に従事する傍ら、新規事業創出そのものを推進するべくアジャイル開発/スクラムの普及・推進活動を行っている。
丹下 健 : 日本特殊陶業入社後、開発エンジニアとして新規事業プロジェクトに従事。その後、新規プロジェクトリーダーとして事業創出活動を行う中で、これまでの既存事業とは異なるプロジェクト運営と組織風土改革が必要と考え、ホラクラシー組織運営/アジャイル開発の融合設計に参画。現在は自身のプロジェクトで本手法を実施しながら、他プロジェクトの支援活動を行っている。

 

昼 休 み (60分)

 

13:15~14:45 特別講演(90分)
「チャレンジできるPMの考察」
    ~「成功」が不確定な挑戦的プロジェクトの現実話~
 

 

片山賢治 片山 賢治  ETCシステム株式会社 代表取締役社長
 PMで習うメソッドは、経営者の私にとって「経営」そのものにも活用が出来るものであるが、経営とは不確実なゴールに向かうことであるとも考える。そこで、PMにも経営者と同じく「不確実で挑戦的なゴールイメージ」があるのではないか? いや、実は非常に多いのかもしれない。という仮設を立てて、経営者の観点から、どのようにPMを捉えて育成していけば良いのか? 考察してみる。
【講演者略歴】
私が経営するETCシステム株式会社は、国プロジェクトである”ETC”に着手し、道路交通DXに取り組む。
一方、大学での非常勤講師などを歴任し、教育面での活動も行う。

 

休 憩 (15分)

 

15:00~16:00 講演-2(60分)
「雇用形態と人材育成、そしてキャリアの関係」
    ~常識や思い込みから抜け出した先にある成長~
 

 

板見谷剛史
板見谷 剛史 CompTIA(コンプティア) リージョナルダイレクター/
シニアコンサルタント
 何故自社では、その雇用形態や人事制度、人材育成、そしてキャリア支援なのか。何故その資格が必要なのか。何故人材育成が進まないことがあるのか。何故DXなどのトレンドへの対応に遅れることがあるのか。
 本講演では、米国と日本の雇用形態や人材育成、キャリア形成の違いや、人材育成における「2つの信頼」、人材育成やキャリアにおける資格の役割を共有する。それらを通して、「効果的効率的に、人を巻き込み楽をして、持続可能な人材育成」の一歩を示し、今後の事業成長への気づきを促す。
【講演者略歴】
CompTIA日本支局の開設当初から局員として活動を始める。
IT人材育成を職務とし、各組織の戦略的人材育成計画の支援を行う。組織論や人材育成論からのアプローチで、資格を有効に活用した効果的で効率的な人材育成の提言を得意とする。専門学校の工業分野、商業実務分野等で、職業実践専門課程の教育課程編成委員に数多く参加。

 

休 憩 (15分)

 

16:15~17:15 研究部会講演(60分)
「個と組織をどう考える」
    ~キャリアコンサルタントの視点から~
 

 

三宅ひろみ 三宅 ひろみ  BIPROGY株式会社 ビジネスサービス推進部 推進一部
 Afterコロナ、Withコロナの社会環境は、私たちの仕事のやり方や、職業、働く環境を大きく変えていくように感じています。ここでは、人材戦略を変えていく「人的資本経営」や、個の「リスキリング」を紹介します。そして「PMからイノベーション人材 何が必要か?」についてや、個に働きかける「組織プロセス創り」の事例について、中部PM研究部会において議論し考察したことを紹介します。個と組織について考え方を整理できることを目指します。
【講演者略歴】
PM、PMOとして、官公庁、自治体、大学法人、健康保険組合の業務システム構築、アプリケーションパッケージに約30年従事。ITコーディネータ/P2M/ISO9001内部監査人。人事部では、PM研修講師、働き方改革や女性活躍推進に取り組む。国家資格キャリアコンサルタント/GCDF-Japanキャリアカウンセラー取得。

 

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オンラインPMセミナー視聴

PC等をインターネット接続して視聴します。Wi-Fi以外での接続は通信料金にご注意ください。
視聴にはZOOMアプリが必要です。申し込みの前に  こちら にて接続確認テストをしてください。
セミナー3日前に、ZOOMウェビナーへの『アクセスURL』と『講演資料のダウンロードURL』を申し込みいただきましたメールアドレスへお送りします。

参加費(消費税率10%)

PMAJ個人正会員 3,500円
(うち消費税額 318円)
PMAJ法人正会員の社員または職員 5,000円
(うち消費税額 454円)
PMC、PMS、PMR有資格者 5,500円
(うち消費税額 500円)
ENAA賛助会員の社員または職員/PMI®会員/ITC資格者 7,000円
(うち消費税額 636円)
一般 8,000円
(うち消費税額 727円)
学生 (学生を本分とする方。社会人学生は対象となりません。証明書等発行なし。) 無 料(要申込)
PMAJ法人正会員及びENAA賛助会員の社員または職員の方がお申し込みをされる場合には、必ず企業名を記載してください。企業名の記載がない場合には、一般の参加費となりますのでご注意下さい。
学生の方は、FAX(03-6234-0553)または、  こちら から学生証のコピーをお送り下さい。
学生の方は無料ですが、お申し込みページから申し込みをしてください。その際、必ず学校名を記載いただき、申し込みページの「お支払い方法」では、「銀行振込→否」を選んでいただき進んでください。

支払い方法

お申し込み受付後、電子メールにて参加費等を記載したお申し込み受付確認メールをお送りいたします。
10月9日(月祝)までに、下記の口座にお振込みください。また、お振込み時には、参加者名及び電子メール(受付確認メール)に記載されているお申し込み番号を必ずご記入ください。
なお、受付確認メールの送付には、2~3営業日かかる場合もございますので、ご了承ください。

企業名でお振込みの場合は、事前に電子メール(受付確認メール)の返信にて参加者名、お申し込み番号及び振込み予定日を事務局までお知らせください。
請求書払いをご希望の場合は、支払期日に余裕をもって申し込みをお願いいたします。
恐れ入りますが振込み手数料はご負担ください。
クレジットカード払いの場合、請求書の発行は致しませんのでご了承ください。
なお、クレジットカード決済につきましては、受付確認メール送付後、別メールを送付いたしますのでお手続きください。
8月9日(水)までにお申し込みされ、クレジット払いをご希望された方につきましては、システム上お支払い期日が、お申し込み日から60日後がお支払い期日となりますこと、ご了承下さい。
お支払いには以下のクレジットカードをご利用いただけます。
Visa、MasterCard、JCB、American Express  個人情報の取り扱いについて
領収書をご希望の場合、申し込み時に「要望」欄にご記入下さい。
キャンセルをご希望の場合は、必ずご連絡をお願いいたします。
10月9日(月祝)までにご連絡を頂けた場合、ご入金いただいた参加費から振込み手数料を差引いた金額でご返金いたします。
10月10日(火)以降はキャンセル手続きはできませんのでご注意願います。
【 口 座 名 】  三菱UFJ銀行 本店 普通 0737079
【 名 義 人 】  特定非営利活動法人日本プロジェクトマネジメント協会
 トクヒ)ニホンプロジェクトマネジメントキョウカイ
【 振 込 人 】  参加者名及び電子メール(受付確認メール)に
 記載されているお申し込み番号をご記入ください

申し込み方法

冒頭にあります 「個人情報保護方針に同意の上申し込み」 ボタンを押してください

各種資格の証明書

お申し込みの際に証明書をご希望された方には、中部PMセミナー終了後2週間以内に、当日ご参加いただいた方宛に、
メールにて『証明書のダウンロード用URL』を送付いたしますので印刷してご利用ください。
PMS資格者のCPUポイント : 12.0 ポイント(証明書を発行します。)
PMP®資格者のPDUポイント : 6.0 PDU(証明書を発行します。)
( Ways of Working 1.5、Power Skills 2.0 、Business Acumen 2.5 )
ITCの実践力ポイント : 1.5 ポイント(証明書を発行します。)
PMP®資格認定試験用受講証明書(証明書を発行します。)
 ※ “PMP”は、Project Management Institute, Inc. (PMI)の登録商標です。

協賛・パートナー企業

ピープルサート・インターナショナル、サイフォーマ、TIS千代田システムズ、アジャイルウェア
グローバルプロジェクトデザイン、Smartsheet Japan、パナソニック、日立ドキュメントソリューションズ
日本オラクル、竹中工務店、ビプロジー、東洋エンジニアリング
千代田化工建設、日立製作所、JFEエンジニアリング、日揮グループ
富士通、TIS、横河電機、イノベーションマネジメント
日鉄エンジニアリング、PMアラインメント、第一システムエンジニアリング

問い合わせ先

日本プロジェクトマネジメント協会  TEL : 03-6234-0551

主催:  特定非営利活動法人日本プロジェクトマネジメント協会 (PMAJ)
        〒106-0044  東京都港区東麻布一丁目5番2号  ザイマックス東麻布ビル 7階
        TEL:03-6234-0551(代表)
後援:  特定非営利活動法人ITコーディネータ協会 (ITCA)
協賛:  株式会社第一システムエンジニアリング

 

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