PMAJ特別企画講座 「プロジェクトマネジャーの正しい育て方」
~現場で実践できるノウハウ継承の秘策『ものがたり継承法』~

お申し込みはこちらから ※ PMAJ個人情報保護方針に御同意の上、申し込みをお願いいたします。
お申し込み受付は終了いたしました。 5/15現在、11名様お申し込みです。
本講座は開催が決定いたしました。  

 

【 日 時 】 2024年5月17日(金) 9:30~17:00
【 講座会場 】  日本プロジェクトマネジメント協会 会議室
                   〒106-0044 東京都港区東麻布一丁目5番2号 ザイマックス東麻布ビル 7階
本講座は、会場(PMAJ会議室)とオンライン(ZOOMウェビナー)のハイブリッドで開催致します。
より理解を深めるために、開催後1週間、当日録画した講座のオンデマンド録画配信を行います。
また、当日ご都合の悪い方でも開催後にご視聴いただけます。
【 対象者 】
プロジェクトの失敗が繰り返される現状に悩んでいるマネジメント層
優秀なプロジェクトマネジャーを育てたいと考えている人材育成担当者
失敗経験や成功の秘訣を伝える方法を探している経験豊かなプロジェクトマネジャー
失敗しないため、PMスキルを磨きたいと考えているプロジェクトマネジャーやリーダー
※ 受講の前提条件はありません。
【 講座概要 】 
 プロジェクトの失敗が繰り返され、経営や個人に多大な影響を与えている現場がまだまだあります。これは、プロジェクトの高難度化に対応できるプロジェクトマネジャー(プロマネ)の育成に失敗していることが一因ではないでしょうか? また、プロマネの失敗を見たプロマネ候補は、プロマネを目指す意欲が薄れてしまい、プロジェクトの急増に対応できるプロマネが確保できないという悪循環を生んでいます。従って正しいプロマネの育成方法の確立は喫緊の課題と言えます。当講座はその解決策として正しいプロマネの育て方の一例をご提示し、明日からの実践をご提案するものです。
 人材育成の要諦は、ノウハウ継承です。そこで他分野におけるノウハウ継承の成功事例を分析し導いたノウハウ継承成功モデルにPMのノウハウ継承の現状を当てはめ、課題を明らかにします。PMのノウハウ継承には、ノウハウ継承成功モデルにおいて、有効な『経験で継承』に大失敗のリスクがあります。従って、大失敗のリスクを冒さずにPMのノウハウを『疑似体験で継承』により実現することが、大きな課題となります。その際の『疑似体験で継承』の必要条件を明らかにします。
 その必要条件を満し、大失敗のリスクを冒さずにPMノウハウを『疑似体験で継承』可能な『ものがたり継承法』をご提案します。『ものがたり継承法』は、難易度が高いプロジェクトの実践事例を『ものがたり』にして、その『ものがたり』を次世代のPM人材に疑似体験させることでPMのノウハウ継承を可能とする方法です。富士通株式会社での実践で効果が検証されています。さらには、現在、PMAJのPMノウハウ研究会SIG(略称 『ものがたり』 研究会)で、より洗練された方法となるよう幅広いPM関係者の方と研究を続けている方法論です。
 ただ、本格的な『ものがたり』作りは簡単ではないため、明日からすぐに実践可能な『ものがたり継承法』の手法の一つ『PM四択問題』の作り方をお伝えし、現場での実践をご提案します。『PM四択問題』は、現場で発見したプロマネの知恵を伝えるために役に立つ手法であり、プロマネならコツさえ学べば誰でも実践可能な手法です。また、『PM四択問題』を現場で実践することで、本格的なノウハウ継承に必要不可欠な『学び学ばせるマインド』作りにも役立つ方法です。まずは、『PM四択問題』から初めて、本格的な『ものがたり継承法』の展開へとつなげていっては如何でしょうか?
 当講座は、講義と演習による対話を通して楽しく学んで頂けるよう目次構成に工夫を凝らしています。
 
■ 当講座の目次構成 (変更する場合がございます。予めご承知下さい。)
第1章 プロジェクトマネジメント(PM)のノウハウ継承が必要な背景
1. 1 プロジェクト適用分野の拡がりがPM人材育成へ与えている影響
1. 2 プロジェクトの失敗が繰り返される現実・甚大な影響・原因
  ★ミニ演習 プロジェクトの失敗事例をノウハウ継承の視点から考える
第2章 ノウハウ継承の秘訣 『世代反復型ノウハウ継承モデル』
2. 1 他分野におけるノウハウ継承の成功事例から成功の秘訣を抽出
2. 2 『世代反復型ノウハウ継承モデル』 とは
第3章 PMノウハウ継承の課題と解決への処方箋
3. 1 『世代反復型ノウハウ継承モデル』でPMノウハウの現状を整理
3. 2 優秀なプロジェクトマネジャーに必要不可欠なPM実践力とは
  ★ミニ演習 絶体絶命の危機に陥ったプロマネのPM実践力を疑似体験
  ★ミニ演習 『PM実践力』不足で失敗した事例を疑似体験
3. 3 PMノウハウを伝える『見える化』 の現状
  ★ミニ演習 似体験可能な『経験の記録』は?
3. 4 教育、研修等による『座学で継承』 の現状
  ★ミニ演習 PM実践力の強化に役立つ『座学で継承』の方法は?
3. 5 OJT等による『経験で継承』の現状、並びにPM実践力の継承の課題
  ★個人演習 1 『経験で継承』の良い点・問題点・リスク
3. 6 ケースメソッド等による『疑似体験で継承』の現状と解決への処方箋
  ★個人演習 2 ケースメソッドの良い点・問題点・リスク
第4章 PMノウハウ継承の秘策『ものがたり継承法』
4. 1 自ら学び、学ばせる 『ものがたり継承法』の疑似体験の仕組み
4. 2 『ものがたり継承法』の富士通での成果・概説
4. 3 成果の一例『ものがたり』事例の疑似体験
  ★ミニ演習 : 当『ものがたり』による『疑似で継承』の効果は?
4. 4 簡単にできる『ものがたり継承法』の導入・概説
  ★ミニ演習 『学び学ばせる』マインド作りが必要な理由
4. 5 明日から実践できる『ものがたり』手法『PM四択問題』
  ★ミニ演習 : 『PM四択問題演習』で作成された問題
第5章 まとめ
(1) 振り返りとまとめ
  ★ミニ演習 クロージング
(2) 皆さまへのエール
 
本講座は、2019年より半期に一回、累計で11回の開催実績がある「PM成功ノウハウを見える化し伝える技法」を改題。受講者に好評だった点を引き継ぎ、改善要望があった点を取り込んで提供する講座です。
「PM成功ノウハウを見える化し伝える技法」の受講者コメント
「ものがたり継承法」に効果があるという説明が、様々な観点から説明しているテキストの構成で、特に将棋、免許、プロジェクトX、OJT等、具体例も豊富で納得感がありました。また、「PM四択問題」の作成方法はとても勉強になりました。
プロマネスキルの継承を円滑に進めるには、当事者だけの自助努力にとどめない、会社のアセットとするため、方法の明確化、ツール作成、組織体制、雰囲気つくりをトップマネジメントが先頭に立って推進することが必要だと感じました。
物語形式で実際あった話を聞くことで一般的な講義よりも興味深く学べた。
本日学んだ内容は、開発業務における今後の新人の教育にも活かせそうです。
 
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【 講 師 】
吉野 均
1977年3月東京工業大学卒業。同年4月富士通株式会社に入社。現役時代37年間は、主に金融機関などのお客様向けプロジェクトを、担当者・リーダー・管理者・責任者の立場から経験。現場で起こる様々な課題解決を通し、プロジェクトマネジメント(PM)力を身に付けた。2014年6月嘱託再雇用後の5年半は、現場力・実践力といったナレッジ継承活動に取組み、その活動を通してユニークなPMノウハウ継承法である 『ものがたり継承法』 を確立した。退職直後の2020年1月より、在職時の43年間の経験を活かして 『ものがたり継承法』 の講師とナレッジハンター業を開始し、現在に至る。
2018年8月 PM学会「文献賞」受賞 : 「ものがたり」を使ってPMナレッジを継承
2018年12月 PM学会誌に論文掲載 : 『ものがたり』 を介したPM実践知の継承法
2020年8月 社会情報大学院大学 実務家教員養成課程 修了
2020年11月 PM学会秋季大会論文発表 : 疑似体験が経験を補完できる条件に関する考察
2021年11月 PM学会秋季大会論文発表 : 未成熟な 『PM基本知識』 と機能しない 『経験で継承』
2022年4月 PMAJにてPMノウハウ研究会SIG(略称 『ものがたり』 研究会)を立上げ
2023年9月 『ものがたり』 研究会、PMAJ優秀貢献賞を受賞
ものがたり研究会のPMシンポジウム2023の録画講演「PMBOK® 第7版12の原理・原則を事例で伝える物語~研究会の活動状況と試作品の紹介~」の概要がYouTube動画約10分で こちらから ご視聴いただけます。
【 募集人数 】  会場受講定員数 : 15名 (定員になり次第締め切らせていただきます。)
注意事項
お申し込み者が最少催行人数(5名)に満たない場合には、講座開催を中止する場合があります。予めご了承願います。
講座を中止する場合には開講日の1週間前までに、申し込み者各位にE-mailにて、その旨ご連絡いたします。また、お支払いいただきました受講料はご返金いたします。
【 参 加 費 】 (消費税率10%)
PMAJ個人正会員 : 11,000円 (うち消費税額 1,000円)
PMAJ法人正会員の社員または職員 : 13,200円 (うち消費税額 1,200円)
PMAJ非会員 : 16,500円 (うち消費税額 1,500円)
【 申し込み締切日 】 
 2024年5月9日(木)
開催が決定致しましたので 【5月14日(火) 正午まで受け付けます。】
【 参加費用のお支払い及びキャンセルについて 】
  参加費用は開催決定後、下記の指定銀行へお振込みください。
  恐縮ですが、振込手数料は各自ご負担いただきますよう、お願いいたします。
振込先口座名: 特定非営利活動法人日本プロジェクトマネジメント協会
トクヒ)ニホンプロジェクトマネジメントキョウカイ
三菱UFJ銀行 本店 普通預金口座 7655251
  • 申し込み締切日以降のキャンセル : ご返金致しかねます。
    (未納の場合でも席を確保しますので、受講費をご請求させていただきます。)
  • 申し込み締切日前までのキャンセル : 受講費より振り込み手数料を差引いた額をご返金させていただきます。   
【 各種ポイント 】 (下記、証明書を発行します。)
必要な方は、申し込みフォームの備考欄に資格名(PMP®、PMS)を記入してください。
PMS資格者のCPUポイント : 13 ポイント
PMP®資格者のPDUポイント : 6.5 PDU相当  スキル・エリアは Ways of Working
“PMP”は、Project Management Institute, Inc. (PMI)の登録商標です。
【 申し込み方法 】
 冒頭にあります 「個人情報保護方針に同意の上申し込み」 をクリックしてください
【 問い合わせ先 】 PMAJ事務局 03-6234-0551

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