プロジェクトマネジメント・フォーラム 2011 大阪 
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IT プログラム詳細

■IT-1

■講演時刻 13:10~14:10

■タイトル

業務要件定義におけるプロジェクトマネジメント方法

 

■講演者

宗平 順己

(株)オージス総研 執行役員 技術部長

■講演概要

情報システム開発プロジェクトの失敗要因として、要件定義が不十分であること、あるいは開発終盤になって次々と要求が追加されることがあげられる。業務要件定義について、UMLによるビジネスプロセスモデリングを適用することで、利用者側が主体となって要件を定義し、システム側に引き継げるようにすることを提案、実践しているが、この業務要件定義プロジェクトのマネジメント方法については、十分な議論がなされていない。本論では、システム開発に使われているプロジェクトマネジメント手法がなぜ業務要件定義に適用しにくいのか、その理由を明らかにするとともに、プロジェクトマネジメントが可能な業務要件定義のあり方を提案する。

■講演者略歴

京都大学理学部大学院中退後、総合電機メーカーを経て、1986年にオージス総研に入社。コンサルティング部長、ソフトウェア工学センター長を経て、現在は執行役員技術部長。

主にIT投資マネジメント、IT統制、ビジネスモデリング、BPM、SOA、EA、BSCに関する研究活動を行いながら、ITコンサルタントの実戦指導に従事する。

 

■IT-2

■講演時刻 14:30~15:30

■タイトル

コンテキストを考慮したソフトウェアレビュー

効果的なレビューのためのプロジェクト分析、できていますか?

■講演者

森崎 修司 

国立大学法人 奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 助教

■講演概要

製品・サービスの付加価値の多くをソフトウェアが担うようになり、短納期化と高品質化に対する要求は高まるばかりである。欠陥や不具合の早期発見が短納期化と高品質化につながると言われているが、単純に定型のソフトウェアレビューを実施するだけでは、重大な欠陥の早期発見につながらないことが多い。

本セッションでは、そのようなレビューに共通する課題を整理した上で、プロジェクトのコンテキスト(プロジェクトの状況、ステークホルダ間の合意事項、検出が期待される欠陥)にもとづいた効果的なレビューの計画と実施方法を紹介する。あわせて期待される効果を示す観測データを紹介する。

■講演者略歴

奈良先端科学技術大学院大学で工学博士を取得後、情報通信企業でソフトウェア開発管理、レビュー活動に従事。研究成果を業界に還元することをミッションの1つとしレビュー研究の国際連携ワーキンググループの主導、多数の企業と共同研究にあたる。文部科学省「次世代IT基盤構築のための研究開発:StagEプロジェクト」メンバ

 

■IT-3

■講演時刻 15:50~16:50
SIG

■タイトル

優秀なITプロジェクト・マネジャーになるために

 

■講演者

佐藤 義男 

(株)ピーエム・アラインメント(代表取締役社長)

好川 哲人

(株)プロジェクトマネジメントオフイス(代表取締役社長)

■講演概要

PMAJのITベンチマークSIG/WG「PM成功条件」では、アンケート調査を実施し日本における「成功するITプロジェクト・マネジャー像」の研究成果をまとめた。 今回、この調査結果を踏まえてITプロジェクト・マネジャーの成功条件を考察し、優秀なITプロジェクト・マネジャーになるための実践アプローチを解説する。

(1)研究の概要

(2)アンケート分析結果と考察

(3)ヒヤリング調査まとめ

(4)ITプロジェクト成功のキー

(5)優秀なプロジェクト・マネジャーのコンピテンシーとは

(6)プロジェクトマネジメント力強化の実際

■講演者略歴

三菱重工業(株)、(財)京都高度技術研究所を経て、独立。

技術士(情報技術部門)として、技術経営コンサルティングを展開。1997年、神戸大学大学院経営学研究科MBAコース(金井壽宏ゼミ)を修了。それを契機に、コンサルティングの視点を「ひと」に移す。専門は中核を担うリーダーの育成。

 

基調講演P2Mヒューマンリソース・組織ITエンジ・建設・製造ファシリテーション

 

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