■タイトル

「阿部野橋ターミナルビル整備計画」について

高さ300m、日本一の超高層複合ビルへの挑戦

■講演者

谷口　宗男

近畿日本鉄道(株)　(ターミナル開発事業本部長)

■講演概要

2014年春、梅田、難波に次ぐ大阪第３のターミナルであるアベノに、高さ300ｍ、日本一の超高層複合ビルが誕生する。日本一の売り場面積を持つ百貨店、最先端オフィス、国際級ホテル、美術館、展望台で構成される当ビルには様々な人が訪れ、大阪のそして日本の新しいランドマークとなる。本講演では当社が計画を進めるにあたった経緯、また当社が考える計画の勝算について簡単にお話する予定である。

　またアベノ地区では同時期に、当社の計画のほかにも、「あべのキューズタウン」の誕生や歩道橋の架け替えなど、様々な開発が計画されている。当社の計画だけではなく、アベノの変貌についても簡単にご紹介したい。

■講演者略歴

■タイトル

未来に誇れるサッカースタジアムをお客様とともに創る！

建設プロジェクトを通じた「想いをかたちに」の実践事例

■講演者

門川　清行　

(株)竹中工務店　執行役員副社長

■講演概要

竹中工務店では、設計と施工を一貫してお客様から発注して頂き、お客様のご要望（想い）を、具体的な仕様書、図面、見積書、工程表といった建設情報に転換し、最終的に建築物（かたち）としてお引き渡しすることを、事業の柱としている。一つひとつのプロジェクトを実現するために、技術開発を含めたプロジェクトマネジメントを日々行っている。近年、提案型の競争が増加する中で、いかにお客様の「想い」を早く、適切な品質と価格で実現できるかが、プロジェクトマネジメント上の大きな課題である。その活動事例を、関西を代表するＪリーグのチームに提案したプロジェクトを通して紹介する。

■講演者略歴

1971年竹中工務店入社、1998年大阪本店設計部長、2002年役員補佐、2003年取締役、2006年常務取締役、2008年専務取締役を歴任し、2011年より現職。一級建築士。

■タイトル

大パニックを乗り切る術（アイスランド火山噴火）

ペリルとハザードの迅速な把握とコントロール

■講演者

岩元　雅也　

ＮＥＣ　ロジスティクス(株)　九州国際支店　マネージャー

■講演概要

予期せぬ出来事に対して、事業活動を持続することは多くの企業にとって重要な課題である。2010年4月　アイスランド南部で火山が噴火。　噴火の2日後15日まで世界はまだ何か起きたか正確には捉えていなかった。翌16日からこの噴火はヨーロッパ各国を震撼させ、世界中の製造業や国際取引にパニックを引き起こす大災害となったのである。ただ漫然と沈静化を待ち、対策が遅れた企業は大きな損失を受ける事態となった。”飛行機が飛ばない”という普段まったく予知できない大災害や準備さえできない事象に、P2Mをどのように役立てるのか？混乱の中、被害を最小限に押さえ込むことはできないか？事例を交えながら紹介するパニック対策。

■講演者略歴

１９９１年　日本電気貿易業務　入社　三国間貿易担当　主にマイクロ通信プロジェクトを担当

１９９２年　日本電気貿易業務、日電物流センター、ＮＥＣ商品物流センター　合併　ＮＥＣ　ロジスティクス　(株)　設立

１９９６年　国際事業部　配属

２００１年　国際事業部　営業部　配属

２００７年　九州国際支店　配属