P2M試験

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平成21年度PMR資格説明書
  本資料はPMR受験説明パンフレットとPMR試験案内を一つにした、PMR資格の説明書です

1. 変革等のための、「P2M応用レベル(PMR等)」の<企業>や<個人>の活動の紹介
(1) <企業の活動例> ・・・変革を掲げ、企業ぐるみでプロジェクトマネジメントの活性化をはかっている
★ 電機メーカーとそのグルーブで、プロジェクトマネジメント関係者
約300名の大会を実施
★ 大手情報・IT企業で
数百名のP2M資格者に
よって、ビジネスを展開
★ 日本を代表する、国際協力
活動の企業で、数百名に
P2M教育を実施
製品・組織のカベを破った、
プロジェクトにより、顧客の
ニーズに徹底して応える
皆がP2Mを知ることで、
職場に変革の気風を育み、
実践力の発揮を促す
海外のニーズに応える
プログラム & プロジェクト
実践者確保

(2) <個人の活動の声> ・・・P2Mの応用と実践についての、PMR資格取得者の色々な声です
No. 職種/業種 (A)製造業 (B)情報・IT業 (C)その他の業種
1 経営トップや戦略部門のメンバ― プロジェクトの全体像を把握し、プログラムに真正面から取り組む プロとして、経営者の視点でプログラムを捉える P2Mの先進性が分かり、経営トップのサポートを行っている
2 PMOやPMとりまとめ者 プロジェクトマネジャーの孤高のカベを破り、多くの知り合いを得ている P2Mとの出会いで、資格取得等による自己成長に取組んでいる P2Mで身に付けたクリエイテイブでやっていきたい
3 中堅メンバーや中核者 PFI(社会資本整備の事業化)を担当し、P2Mを活かしている プロジェクトの実務にP2Mの発想を期待している プロジェクトを、身近な生活のテーマ等にも活かしている
 

2. 変革における、P2Mの価値創出やイノベーションの取組み活動
  変革・イノベーションの分類 主な取組み事例など プログラム & プロジェクトの
実践活動
1 組織変革 企業のM&Aや提携、工場再編 思いきったコミュニテイ構築
2 新ビジネスモデルの事業化 新しいバリューチェーン、ネット販売 画期的1T戦略システム構築
3 商品開発 ゲーム、ハイブリッド車、新素材 高度・ハイスピード市場対応
4 能力開発や能力発揮 官学産連携、地域連携国際協力 巨大・複雑テーマに対応
→ 参考文献:「新版P2Mガイドブック」P.77 図表3-1-1「プログラムの類型とその事例」より
 

3. P2Mにおける、「プログラム実行の統合マネジメント」は、価値創出の実践であり、ポイントは次の通りです
 P2Mに対して、期待しているがわかりにくいとか、実践をどうするか示して欲しいといわれます。
そこで、ガイドブックでは「プログラム実行の統合マネジメント」として説明しています。
 要点は、@確実な実行の仕組み、A全体最適化の仕組み、及びB監視とコントロール、の3つです。
 そして、P2Mの実践力の本質は、チームの潜在力を引き出すことを含めた、プログラム & プロジェクトを遂行するための統合力です。
→ 参考文献:「新版P2Mガイドブック」P.133 「5.プログラム実行の統合マネジメント」より
 

4. P2Mが育成する、「PMR対象者の像」
 PMRは、PMS(プロジェクトマネジメント・スペシャリスト)の上位資格です。価値創出などの実践力のある、 次のような方が対象者の像となります。PMR資格の素晴らしさ知っていただき、活躍の場を拡げて下さい
  業  種 PMR 対 象 者 の 像
1 エンジニアリングや建設業 提案力・コンサル力を必要とする、第一線のプロジェクトマネジャー等
2 製造業 開発・生産・マーケティングやグローバル展開をする、第一線のマネジャー等
3 IT・情報関連業 企画・提案型のソリューション提供や、システム構築の第一線のマネジャー等
4 公共・公益事業 ステークホルダーをまとめたり、社会的なライフサイクルを考えるプロジェクトマネジャー等
 

5. PMRは、プロジェクトマネジャーの実践力の認定を、PMAJが次の様な「第1次」「第2次」の審査で行う資格です
  知識や実績の評価の [第1次総合試験] 実践力の判定の [第2次コース試験]
実践力
認定
審査
「実務経歴書とプロジェクト実績論文の審査」「課題論述試験(180分)」「個人面談審査(30分)」の3つで審査します。
合格者は第2次コース試験へ進みます。
P2Mの実践力が適用される8つのテーマで、8回のワークショップをし、中間・最終の2回の個人面談審査を加え審査します。試験過程で、各人の成長点や弱点を示す場合もあります。
 

6. P2Mは、プロジェクトマネジャーの実践力を、「思考力」「行動力」「人間力」の3つで捉えます。3つは次の通りです
  実践力とは何か 実践力の評価基準(10のタクソノミー)
1 思考力 ミッションを達成することや道筋思考ができること T 全体思考     U 戦略思考     V 統合思考
 (ミッション追求)   (成功要素認識)   (価値追求)
2 行動力 実行可能な計画から解決し、成果に結びつける行動がとれること W リーダーシップ  X 計画行動   Y 実行行動   Z 調整行動
 (意志決定等)   (ルールを決める等)  (指揮等)   (解決できる等)
3 人間力 リーダーシップをもってコミュニケーションをとり、チーム力を引出すこと [ 人間関係       \ 成果追及    ] 生活様式
 (コミュニケーション)  (成果追及の姿勢)  (自己規律等)
→ 参考文献「新版P2Mガイドブック」P.37〜39よりPMAJでアレンジ
 

7. 8つの実践力判定のワークショップのテーマの例  (実際の試験とは異なる場合があります)
  領域区分 ワークショップの テーマの例(8テーマを1日2テーマ取り上げます)
1 エンジ・建設系 「大型プラントの建設」、「マンション等のクレーム処理」
2 経営・情報系 「ITガバナンスの推進」、「情報システムの建て直し」
3 事業開発・サービス系 「CSR・価値創造の経営改善」、「工場の安全管理等の問題の対策」
4 全領域共通 「リーダーシップと動機づけ」、「ある事故のリスクマネジメント」
 

8. PMR資格のメリットの例
  資格のメリット例 内  容
1 異業種・他職種の方との実務折衝に活かせます 未経験・未知分野の問題解決に役立ちます
2 企業内外で信用と信頼を得られます 実践の場でプロジェクトマネジャーとして力を発揮できます
3 肩書きとして使用できます 名刺などに明示し、社会的な認知を得られます
 

9. 資格試験の応募資格その他について
(1) 応募資格は次の2つの条件を満たす方です
 @ PMSの資格を保有(資格認定登録)している方
 A プロジェクトマネジャー、あるいは中核メンバーとして3年以上のプロジェクト実務経験がある方
(2) P2Mの4つの資格の、PMRの位置付けは次の通りです
レ  ベ  ル 名称 備  考   参考資料((PMAJ)に請求願います)
高度 プログラム等の推進 PMA 未実施 能力ベース資格認定ガイドライン
応用 実践力判定 PMR PMS資格者 2009年度PMR受験案内書(作成中)
中級 P2M知識全般 PMS どなたでも取得可能 講習会案内、2009年度受験申込案内(作成中)
基礎 初心者から対応 PMC PMC講習会受講要 PMC人材像/講習会/資格試験ご案内
★ P2M以外の資格をお持ちの方には、どなたでも取得可能のPMS資格をお薦めします。PMSからPMRへ上がれます
(3) PMR試験を難しいと考えている方へ
  ・ PMSレベルの知識が身についていて、実務で使えるかどうかを判定させていただきます。
 

10. 自己啓発、PMR紹介の懇談・座談会(説明会)案(計画中),及び研修案(計画中)
(1) CPU制度(Continuing Professional Development Unit 制度)
  ・ 資格更新を5年毎に行い、資格継続学習・実践の視点のPMR資格者のCPUで自己啓発が促されます。
(2) PMR紹介の懇談・座談会(説明会)案(計画中) 
  ・ PMS資格者へPMR紹介のメールを発信し、PMAJのホ−ムページで「PMR紹介」を読めるようにする。
  ・ 上記「PMR紹介」の簡単な懇談・座談会を開催する。
(3) PM上級研修案(異なった2つの案等で検討中です) 
  ・ 1日〜1.5日程度のワークショップ形式のPM上級研修(案)(検討中)
   @ PMRのコース試験におけるノウハウを活かしたワークショップによる研修です。
   A 参加者の交流や、実践を指導する解説のレクチャーを合わせて行います。
  ・ 2009年度刊行の「P2M実践事例(製造業編)(仮題)」によるPM上級研修(案)(検討中)
   @ テキストを用いたP2M実践のレクチャーです。
   A P2Mのプログラム&プロジェクトの実践を事例と合わせて研修いただきます。
 
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