■HR-3 |
■開始時間:15:50〜16:50 |
■講演タイトル:NASAコロンビア事故とトヨタ品質に学ぶ第三者評価の事例
JAXAは高信頼性システム構築への組織活動を始めた |
■講演者:山形 史郎
日本レコードマネジメント株式会社
人事企画室 シニアコンサルタント |
■講演紹介:
2008年夏、国際宇宙ステーション(ISS)の一部となった日本実験棟「きぼう」の運用が本格的に始まり、2009年秋には、ISSへ物資を輸送する「宇宙ステーション補給機」が、H-UBロケットで日本から打上げられる。
JAXAとNASAが共同で行う総合システムの力が試される。
2003年、スペースシャトル・コロンビア事故及びH-UAロケット失敗の後、失敗を反省して第三者評価を取入れ、関係者の熱意と工夫で改善を進め、成功を続けている。
JAXAは、トヨタの継続的品質改善手法も取入れ、失敗が少ない高信頼性システム構築への組織活動を目指して歩み始めた。
本講演は、第三者評価に参加した自らの経験を基に、高信頼性システムのあるべき姿から、事故の教訓、JAXAの第三者評価の事例を、P2Mの視点で紹介する。
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■講演者略歴:
1968年東北大学精密工学科卒、82年スタンフォード大学大学院航空宇宙学科卒。
日本航空機製造で旅客機「YS-11」開発。JAXAで静止衛星「きく2号」放送衛星「ゆり3号」、「おりひめ・ひこぼし」プロマネ、日本実験棟「きぼう」チーフエンジニア、信頼性推進評価室等。
現在日本レコードマネジメント株式会社。
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