PMAJジャーナル38号論文募集のお知らせ
2010/03/23
ジャーナル編集長
岩下 幸功
PMAJジャーナル38号:論 文 募 集
特集T:「サステナビリティとプロジェクトマネジメント」
特集U:「プロジェクトマネジメントにおけるコミュニケーション」
 ジャーナル38号(2010年8月発行)では、特集としまして「サステナビリティとPM」「PMにおけるコミュニケーション」を組むことに致しました。就きましては、下記の内容でPMAJジャーナル論文を募集します。会員の皆様方からの応募をお待ちしております。

特集I:「サステナビリティとプロジェクトマネジメント」
1.1 募集趣旨
 「サステナビリティ」とは、英語の“sustainability”の日本語表記で「持続可能な」、つまり「ずっと保ち続けることができる」の意味です。1987年、国連「環境と開発に関する世界委員会(ブルントラント委員会)」で「持続可能な開発(sustainable development)」という概念が打ち出されました。これは「有限な世界で、無限な成長は不可能である」ということと、「社会・経済開発は、将来世代の可能性を脅かしてはならない」という認識の表明でした。日本はサステナブルな要素技術を数多く持つという優位性が言われる一方、そのシステム化・ビジネス化の取組は遅いという指摘もあります。それは何故でしょうか? どうすべきでしょうか?
 ジャーナル38号では、特にリーマンショック後、世界的な潮流となった「サステナブル経営」に焦点を合わせ、その中でPMに求められる「課題と期待」を探ります。
2.2 エントリーテーマとして(例)
 以下のような分野における調査・分析論文、実証論文、提言論文を募集致します。
@ サステナビリティとは何か、プロジェクトマネジメントにどのような変化をもたらすか
A 環境マネジメント、CSR活動、サステナブル経営への変遷と自社の取り組みについて
B サステナビリティとリスクマネジメント及びコーポレートガバナンスについて
C ゼロエミッション、産業エコロジー、グリーン開発メカニズムについて
D グリーンエンジニアリング、グリーンイノベーション、グリーンビジネスについて
E サステナブルシステムズアプローチ、サステナブルプロジェクトマネジメントについて
F 日本的サステナビリティ「もったいない文化、擦り合わせ技術、共生社会」について
G その他(ご自由にテーマ設定下さい)

特集II:「プロジェクトマネジメントにおけるコミュニケーション」
2.1 募集趣旨
 前号での特集「私流PM、日本流PM」では、プロジェクトマネジメントに於ける多くの創意工夫をご紹介いただきました。中でも、グローバルプロジェクトにおけるコミュニケーションにはまさに日本流ともいうべき工夫が見られました。
 今号では、前号で見られた問題意識を掘り下げ、さらにコミュニケーション全般にテーマを広げ、論文を募集致します。日常で我々が当然のように行うコミュニケーションをスキル・仕組みの1つとして捉え、有効・円滑なコミュニケーションによってプロジェクトを成功に導くための方策を探りたいと思います。
2.2 エントリーテーマとして(例)
 以下のような分野における調査・分析論文、実証論文、提言論文を募集致します。
@ 国籍、グローバルプロジェクトにおけるコミュニケーション・ギャップを埋める手段
A IT、ツールの活用によるコミュニケーション効率向上
B 人間系コミュニケーションの再評価、そのあるべき姿の再考
C ベテランと若手をつなぐコミュニケーション手法とその効果
D コミュニケーションによるメンバーの動機づけ
E 各種会議・打ち合わせにおける効果的コミュニケーション方法
F ミュニケーションの「場」のマネジメント
G その他(ご自由にテーマ設定下さい)

<スケジュール>
@2010年4月30日 :アブストラクト(300字程度)締め切り
A2010年5月10日 :採択結果の連絡
B2010年5月31日 :原稿締め切り
C2010年6月20日 :原稿査読・修正
D2010年7月初旬 :編集会議

<提出・問合せ先>
            *先ず、アブストラクトを送付ください!(締め切り:4月30日)
                  →PMAJジャーナル編集長 岩下 幸功    メールの宛先は こちら 

<執筆要綱>
   最低限の記述フォームを整合させたく、下記の執筆要綱(一般的な論文書式)に準拠して記述頂ければ幸いです。(不明の場合は、 こちらの執筆要綱 をご参照ください!)

以上