プロジェクトマネジメント(PM)は現代の激しい変革の時代において競争力の原点として認識され、あらゆる産業・分野に企業革新を支えるマネジメントとして適応されています。 　PMSプログラム講習会は(財)エンジニアリング振興協会(現 (一財)エンジニアリング協会)が経済産業省の委託事業として3ヵ年をかけ開発した日本型PM知識体系である「プロジェクト&プログラムマネジメント標準ガイドブック」(略称「P2M」、平成14年発行)に基づいて編成され、平成19年12月に、新版P2M標準ガイドブックに改訂されました。この新版P2M標準ガイドブックに基づいて、プロジェクトマネジメントの実践知識を習得する講習会です。 　日本プロジェクトマネジメント協会が、PMC資格試験合格者を対象にPMS資格取得 へのステップアップをしていただくための講習会（PMSプログラム講習会）およびPMSプログラム試験 （PMC資格登録者向け）を実施します。 　このPMSプログラム試験は平成24年8月にPMS資格試験と同時に実施する予定です。 　PM資格制度の詳細につきましては こちらをご覧ください。 　PM資格試験に関しましては、下記の4段階の資格試験があります。 プロジェクトマネジメント・コーディネーター(PMC, Project Management Coordinator） プロジェクトマネジメント・スペシャリスト（PMS, Project Management Specialist） プロジェクトマネジャー・レジスタード（PMR, Project Manager Registered） プログラムマネジメント・アーキテクト（PMA, Program Management Architect） 　このうち、PMSプログラム講習はP2Mに基づくプロジェクト実務者及びマネジャー育成のために 実施します。プログラムマネジメントとプロジェクトマネジメントの知識や管理技術を幅広く、体系的にとりま とめたPMS（プロジェクトマネジメントスペシャリスト）資格取得へのステップアップのためにPMC資格試験 合格者を対象にしたカリキュラムを作成し、PMSプログラム講習会を開催いたします。

P2Mに基づくプログラムマネジメントを中心にした知識、管理技術を幅広く体系的に習得することを目指した科目構成でPMSプログラム試験に対応。 講師陣は多種多様なプロジェクトマネジメント･ビジネスに従事し、専門的な体験を有する実務者中心に編成 本講座はPMSプログラム試験に対応する講習内容となっています。受講可能な方はすでにPMC資格試験に合格している方にかぎります。

全4日間(1クラス8～16名の計3クラスで開催予定)

• お申込者がPMS講習会受講者と併せて最少催行人数（10名）に満たない場合には、講習会開催を中止する場合があります。予めご了承願います。
• 講習会を中止する場合には各クラス開講日の10日前までに、申込者各位にE-mailにて、その旨ご連絡いたします。また、お支払いいただきました受講料は全額ご返金いたします。

• 学生、PMAJ会員企業の社員及びPMAJ会員団体の職員ならびに個人会員の方は、受講料の10%割引が適用されます。

• 冒頭にあります「個人情報保護方針に御同意の上、お申し込みへ」ボタンを押してください（PMAJ個人情報保護方針に御同意の上、申し込みをお願いいたします）。
• 参加ご希望会場につきましては、お申し込みページの最下段にありますご要望欄に会場名をご記入下さい。
• 現在の各クラスお申込み状況は こちらで参照できます。

【　講座スケジュール　】 (一部プログラム見直等により科目を変更する場合がありますので、予めご了承ください。また、PMS講習会の受講申込者と合同での受講となります。)

月　　　　日 科　　　　目　　・　　内　　　　容 第1日目：1 午前  1.　プロジェクトマネジメントエントリー（P2Mガイドブック：第1部）     ・P2Mの「使命達成型職業人」とは　　　　 ・P2Mの構成および学び方     ・P2M活用分野　　　　 ・P2Mにおける実践力　 　　  2.　プロジェクトマネジメント（P2Mガイドブック：第2部）     ・プロジェクトとは　　　　 ・プロジェクトマネジメントの共通観     ・プロジェクトマネジメントとは　　　　・プロジェクトマネジメントのスキル 午後  3.　プロジェクト戦略マネジメント（P2Mガイドブック：第4部第１章）     ・プロジェクト基盤システム     ・プロジェクトガバナンス 第2日目：2 午前  4.　プログラムマネジメント(1) (P2Mガイドブック第3部）     ・プログラムによる戦略の実践　　　　・プログラムとプログラムマネジメント     ・プログラムの共通観　　　　・プログラムコミュニティ     ・プログラム統合マネジメント　　　　・ミッションプロファイリング     ・アーキテクチャマネジメント　　　　・プログラム戦略マネジメント     ・プログラム実行の統合マネジメント　　　　・アセスメントマネジメント     ・コミュニティマネジメント 午後 第3日目：3 午前  5.　プロジェクトファイナンスマネジメント（P2Mガイドブック：第4部第2章）     ・プロジェクトファイナンスマネジメントの基本　　　　・基本構想の創出（デザイン）     ・最適リスク分担、調整、契約　　　　 ・事業性・経済性評価 午後  6.　プロジェクトシステムズマネジメント（P2Mガイドブック：第4部第3章）     ・システムズアプローチ　　　　・システムズエンジニアリング     ・システムズマネジメント 第4日目：4 午前  7.　情報マネジメント（P2Mガイドブック：第4部第8章）     ・情報資源とプロジェクトマネジメント　　　　・情報マネジメントの活用     ・プロジェクト情報システム　　　　・プロジェクト情報と組織情報 午後  8.　バリューマネジメント（P2Mガイドブック：第4部第10章）     ・価値の認識　　　　・価値の評価　　　　・価値の創造と提供     ・価値の実現と獲得　　　　 ・価値の源泉