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「グローバルPMへの窓」(第190回) 60年ぶりの南米旅行――プロジェクトマネジメントで考える その4
本号では、旅行代理店に頼らず、自作の海外旅を計画して実施したい人に向けたアドバイスである。一般の旅行案内書に書いてないノウハウ的なことを中心に書いてある。このガイドには予算に制限がない豪華旅行や超安値を狙うバジェット・トラベルには当てはまらない事項が多いことにご注意。また、旅の行先は中距離から長距離、期間は1週間から3週間をターゲットとしている。
エアライン
航空会社は1)自分が乗りたい、2)自分の行きたい旅行ルートで運航しており便数も多い、3)価格設定のオプションが多い、4)運行がしっかりしている(実績)、5)食事などサービスがよい(定評)の観点から選択するのがよい。
筆者の南米旅行では、メインのルートである東京からブエノスアイレス間は、マイ・エアラインであった日本のエアライン+米国エアラインの料金は高くて選択肢から外し、フランスとセネガルの大学院通いで乗り慣れており、雰囲気が素晴らしいエールフランスのビジネスクラスを選択し、アルゼンチンとチリ内の移動は、自分の強いこだわりでアルゼンチン航空とLATAM航空(旧チリ国営LAN航空がブラジルのTAM航空と合併して誕生)を選んだ。
エールフランスビジネスクラス© Air France
アルゼンチン航空© Aerolineas Argentinas
予約は、できるだけエアラインのWebsiteから直接行うのが、料金の透明性やオンラインチェックインの便からお勧めであるが、遠い国のエアラインであると日本からの予約は日本の代理店経由に誘導されることがある(筆者の例ではLATAM航空)。
エアラインの予約についてのアドバイスは次の通りである。
- 予約はできるだけ早く行うと割安となるが、割安チケットのフライトは日にち固定か半固定となるので現役で働いている人にはリスクが高いであろう
- エールフランスや他の欧州の航空会社は、日ごとに料金変動があり、2区間以上の長距離フライトでは、便の組み合わせで価格幅が大きい(また乗継地で自己負担トランジット宿泊すると料金が安くなる)等の特徴があるので、旅程が縛られない場合は、オプションの選択肢をできるだけ広げるとよい
- なお、長距離でビジネスクラスを予約する場合は、必ずシートレイアウトをチェックすること(フルフラットベッドであると、1‐2‐1の座席配置であり、価格は安いが多座席レイアウトである2‐4‐2の配置となるなど)
- 割安の航空券は、早朝発、深夜着、乗継地での待ち時間が5~6時間に及ぶなどの制約があることが多いので、耐えられない人には勧められない
- 最終目的地へのルートは固定観念にとらわれない方がよい。ブエノスアイレスに行くとすると4通りのルートがある。一般的なのは日系エアラインで米国のヒューストンやニューヨークに行き、同じアライアンス(航空同盟)の米国エアラインに乗り継ぐルートであるが、ヨーロッパのエアラインで東京発パリ(Air France)、マドリード(Iberia)、フランクフルト(Lufthansa)、ロンドン(BA) 経由が次に多い選択肢、トルコ航空でイスタンブール乗り換えで行く方法は、ビジネスクラスが圧倒的に安い(米国廻りの半額)。フルフラットシートではあるが2-4-2の配置なので、座席空間が狭い。また、カンタス航空でシドニーに行きシドニーからチリのサンチャゴ経由ブエノスアイレスに行く方法は通常あまり思いつかないが乗り継ぎ時間の工夫で最短で着く。なお、2025年12月から中国東方航空が上海・ブエノスアイレス間を26時間で飛ぶ直行便の運航開始が決まっている。
同様に南アフリカに行くには、東京からは香港乗り継ぎ南アフリカ航空で行くのが最短であるが(2006年筆者がヨハネスブルグの大会で講演をやりに行った際のルートで香港から13時間程度で着く)、代案でヨーロッパ乗り継ぎで行く、アメリカで南アフリカ航空に乗り継ぐ、あるいはカンタス航空でシドニー乗り換えで横移動で行くなど、多様なルートがある
- 半年前など早めの予約であると、航空会社の便名や出発時間が変わる(季節的な変更が多い)可能性があるので、航空会社からの連絡に注意が必要である
- 現在、多くの航空会社で、搭乗クラスを問わず、事前の座席指定は有料制である。たとえば、エールフランスであると、ビジネスクラスでも、長距離のフライトでは、事前の座席予約には一区間25,000円強の予約料がかかる。おおかた、搭乗時刻の24時間前になると座席は解放され予約料がかからなくなるが、24時間前には座席予約が殺到するので、カップルで隣り合わせに座りたいなどの希望がある場合は、有料で予約しないと希望がとおらない可能性が高い。また長距離便のエコノミークラスで通路側座席を希望する場合は、有料でも早めの予約をお薦めする
- 搭乗のチェックインは、大体24時間前(エアラインによっては30時間前)からオンラインでできて搭乗券を入手できるが、不安がある人は空港でもチェックインできる。ただしオンラインチェックインをしてある場合と比べて時間がかかるので、少なくとも3時間前には空港に行くこと。アルゼンチンとチリでは、エコノミークラスでは4時間前に来いと書いてある
- 荷物の個数の超過と重量超過は厳しく高い追加料金を取られる
- 航空会社によっては、搭乗日間近になると、上級クラスに空きがあると、アップグレードを通常より安い追加金額か、入札制で行うオッファーが来る(ただし、マイレージはオリジナル予約時から増えない)
ホテル
筆者は一都市固定の旅行では、ホテルの予約は、ホテルのHPから直接入れるが、今回のように8都市周遊の場合は、ブッキング・エージェントを使う。筆者はBooking.comというオランダが本拠のグローバル予約代行会社を使うが、ホテル直接の予約より若干宿泊費が高くなるようであるが、次のようなメリットがある
- 宿泊都市と宿泊日(INとOUTの日にち)を入れて検索すると候補ホテルが多数出てくる。宿泊費、ホテルのロケーション、ホテルの設備、近所の施設(特に飲食店やスーパーマーケット、観光スポット等)、宿泊者の口コミなどを参考にホテルを選択できる
- 予約にはクレジットカード情報を入力するが、請求金額の引き落としはチェックイン時か、宿泊日の近辺で行われる。したがい、キャンセルや予定変更などは、宿泊日の24時間前とか48時間前まで可能で、キャンセルの場合で、すでにカード引き落とし済みの場合は全額カードアカウントに払い戻しされる。ただし、安値設定で、キャンセルや予約変更不可の予約アイテムがあるので、予約時に注意が必要である。キャンセル時の返金はクレジットカードのみではなく、即支払いのデビットカードの場合でも同じである。
- ブッキング・エージェントは、ロイヤルティプログラムがあり、予約実績が累積するとステータスが上がり、等級により10%~20%と割引が適用される
- 国によっては、都市税、宿泊税などを現地で徴収される。2ドルから5ドルくらいである
- インフレが激しい、あるいは為替変動が激しい国では、宿泊料は現地通貨ではなく米ドルやユーロで表示される。宿泊料をクレジットカードで支払う時、その日の外貨建て表示通貨と自国通貨の換算率が適用され現地通貨建ての支払い金額が決まる。クレジットカード会社は、その請求が来た日の 、ホテル国通貨と円の換算率を使って利用者にチャージする
- 外国人旅行者のホテルの付加価値税 (VAT) は通常免税である。領収書で確認すること。
移動手段
都市間の移動手段は世界の地域や国により異なる。米国では国土が広大であり空路の移動が一般的であるが、ヨーロッパでは選択肢が多数ある。たとえばフランスでは一般的にはTGV(新幹線)を使用するし(運賃は日本の新幹線の半分くらい)、ヨーロッパでは国際列車が発達しているので、高速列車で国内の主要都市間を、あるいは国をまたいで大都市間を移動するのに便利である。いわゆる新幹線の料金レベルは国ごとにかなり異なるが、この違いは政府の補助金があるかないかである(フランスは補助があり安いが、英国は無いので、パリ→ロンドン間のユーロスターの料金は高い方の英国レベルの料金となる)。
もちろん、エアラインもレギュラーエアライン、LCCともに縦横に空路が張り巡らされている。今は渡航できないが、ウクライナでも夜行寝台列車の移動が普通であり、ロシアも同様に列車旅が多い(この両国は日本に以前あったブルートレイン夜行寝台特急のモデルである)。
南米であると鉄道事情が異なる。筆者は1960年代の中盤にボリビアの首都ラ・パスからアルゼンチンのブエノスアイレスまでほぼ5日間かけて列車で移動した経験があるが、現在のアルゼンチンは予算不足から鉄道網の維持が困難となって、長距離の鉄道便はブエノスアイレスからメンドサ間以外の運行はすべて安全を確保できないとの理由で廃止されている。唯一チリは2024年から時速160キロで、サンチャゴから南へ180キロ走る中国製の高速列車を運行しており、鉄道回帰の気運がでてきた。
一方、エアラインでは、南米でもLCCが充実しており、また、長距離バスもヨーロッパの近代的なバスを使用して繁栄している。
筆者の南米旅行では、当初、60年前の回顧趣味で、鉄道と長距離バスでの移動を入れようと計画したが、鉄道は上記のように利用不可で、また、10時間以上のバスの旅は体力消耗を避けることから、ギブアップとなり、すべて空路の移動となった。
航空運賃はかなり安い。アルゼンチン航空では、90分のフライトをプレミアムエコノミークラスで2回予約したが、片道14,000円から20,000円くらいであり、同距離の東京→広島のプレミアムクラスと比較すると三分の一である。
アルゼンチンメンドからチリ サンチャゴからへのアンデス越
国際バス リンクはこちら
空港とホテルの間の移動であるが、コロナ前、75歳まで、頻繁にヨーロッパあるいは以遠に出かけていた際に利用したのは、コスト削減の目的で、空港発着の電車、バス、あるいはリムジン(相乗りワゴン)であった。しかし、82歳を前にして、8都市を訪れる今回の南米旅行では、ホテルと空港間の移動は、ホテルのシャトルバスがある場合を除いては予約制のタクシーを利用した。空港からの一般タクシーであると待ち時間が長い、あるいは雲助まがいの運転手がいたり、料金をめぐって運転手とネゴがあったりで、精神上よろしくない。一般タクシーを利用する場合は、空港指定で、タリフ(一律料金)が決まったタクシーを利用するのがお勧めである。その点、予約制のタクシーは、料金は高いが、待ち合わせ場所の確認さえしっかりできていればストレスフリーで移動することができる。
予約タクシーは、グローバルブッキング・エージェントの移動タクシーサービス、空港指定のタクシー移動サービス、あるいは地元の身元が安全なタクシー会社のサイトで予約する。筆者の場合は、ホテル予約と同時にBooking.com の移動タクシーサービスを利用した。こうするとBooking.comのマイページで日々の旅程ができて大変便利であった。ホテルと同じで、24時間前まではキャンセルや予約の変更ができ、また、航空便を通知して、その便の運航時間でピックアップ時間を調整してくれるサービスもある。Booking.com タクシー部門との連絡も極めて迅速である。通常は、運転手には2~5ドル相当のチップを渡すと喜ばれる。宿泊先の変更があった場合は、予約を一端キャンセルし、予約をやり直すようにアドバイスされた。
旅慣れた人であるとUber などのライドシェア(Ride share) サービスを利用するとタクシー料金より安くなる。ただし、プロのタクシードライバーによると、Uberのドライバーは道を知らないし、運転技術が劣る、などリスクを考慮したうえで利用する必要があるとのこと。
路線バスや地下鉄などは、旅行者にはスリの危険があり、避けるのが賢明であろう。
観光地や大都市の一日、あるいは半日のツアーも、グループツアーから個人ツアーまで種々あるが、途上国で相乗りツアーでの一日ツアー料金は2万円、半日で5千円程度と結構高い。個人ツアーで、車+ガイドであると半日ツアーで2万5千円から3万円くらいする。特に支払いがユーロ建ての旅行会社はヨーロッパ系でヨーロッパの料金をそのまま適用するのでかなり高い。
筆者が2回の半日都市ツアーで利用したのは空港ピックアップサービスを担当してくれたドライバーで、直接交渉で50米ドルと70米ドルで、ドルキャッシュ払いであった。ガイドの登録もあり、ツアーをしながら種々の情報収集ができた。但し、スペイン語のみの案内となる。当初ヨーロッパ系の旅行会社のアルゼンチンのガイドとネゴしていた際に聞いた話では、ガイドの取り分は料金の半分も行かないとのこと。
ちなみに日本の貸し切りタクシーの3時間ツアーは3万円程度であるし、フランスの半日プライベートツアーの料金はパリ空港で見たタリフ(定額料金表)では350(60,000円)、6時間ツアーで600(100,300円)であった。4人家族くらいでようやくペイする金額であろう。
歩行能力がしっかりあり、持ち物の盗難対策がしっかりできる旅行者であると、まずは、Hop-on/Hop-off 観光バス(所定の停車で循環バスに乗り降り自由)で市内の名所の当たりをつけ、次に狙った名所をUber を使って訪れるのがよいであろう。
都市の安全情報
国や大都市の安全情報はWebでの検索で得られるし、もっと詳しく知りたければ、生成AI (日本語、英語その他多数言語で検索可能)の問答で得られる。この際、質問はできるだけ具体的に行うのがコツである。
また、通称「たびレジ」という外務省がやっている「外務省 海外安全アプリ」に渡航先を登録しておくと、登録した時点から、一般的な旅安全情報や、渡航先の国の治安・安全情報や、治安情報が渡航者宛てにメールで送られてくる。全く個人的な感想であるが、アルゼンチンやチリで日本人が被害に遭ったという情報が時々届くが、せいぜい月に一回程度であり、日本国内での置き引き、スリの件数と比べて多いわけではない。
外出中の持ち物の盗難など
アジアの国は、一部を除き、まだ安全なほうであるが、他の地域、特にEUや中南米では、持ち物のスリ、置き引き・盗難あるいは強盗がよく起こる。特に経済が停滞して失業者が多い都市では要注意である。筆者もフランスのTGV(新幹線)の車内で、キャリーケースをラックに載せようとした際に、手伝いますよと親切めかしに声をかけてきた3人組に、ポーチ内の財布を抜き取られたことがあった。
空港や駅構内、車中、路上、あるいは飲食店の店内やテラス席に至るまで、置き引き、スリの危険が常にあること、ひと気が少ない観光地などでは、複数人による強盗もあることを決して忘れてはならない。手口は巧妙である。安全ガイドでは、声をかけられても決して応じはいけない、とある。
筆者の訪れたブエノスアイレスはスリや置き引きが多いと種々のガイドに書いてあったが、治安状況はひと気が多い街では、昼間は問題はなかった。警察官の数を増やして警戒を強めているとのことであった。ただし、夜間はひと気がない場所では要注意とのこと。
貴重品は分散して持ち歩くことは鉄則である(筆者のフランスのスリ事故の場合もパスポートと主要な現金はジャケットの内ポケットに収納しており、盗難を免れた)。
また、万一盗難に遭った際には、カード会社に電話してクレジットカードをすぐに無効にするほか、現地の警察に被害届を出して、盗難証明書を発行してもらう必要がある。日本での諸々のカードや保険証などの再発行に必要である。
クレジットカード、デビットカード
海外旅行の際には、クレジットカード/デビットカードを複数持参するのが安全である。一つのカードであると、なんらかの事情で、例えば、店の扱いカードに入っていない、海外カードであるので通信がうまくいかない、あるいはカードと店の端末の物理的な相性(磁気が弱いなど)で使用できない、などがある。Visa などのデビットカードは、即換金性のゆえに、多くの国でクレジットカードより好まれる。なお、デジタル決済の時代になっても、多くの国で零細業者は現金のみの決済であるので、また、チップは現金が好まれるので、一定額の現金の持参は必要である。 なお、クレジットカード払いであると、エアラインやホテルなど大手を除いてレストランなどで、3%から12%の手数料が上乗せされる国がある。
今回の旅行で驚いたのはチリのサステナビリティ意識の徹底と電子化の浸透で、クレジットカードは問題なく使用でき、また、ホテルやレストランではオーダーはすべてスマホのQRコードからサービスメニューを呼び出して選択する方式であった。部屋に電話機がないホテルまであった。フロントに用事がある場合は、WhatsAppでメッセージをやりとりする。
英語、その他外国語
英語がごく初歩程度の理解力であると、この号のガイドで書いてある自前の一人旅は勧められない。
よほどの発展途上国以外では、どの国に行ってもホテルや空港、大きな駅では英語が通じる。レストランなどでは、英語が通じるかどうかは、地域により異なる。例えば、南米のアルゼンチンなどでは、小さな飲食店などでは、英語が全く通じなくて、スペイン語が分からないと苦労する。筆者の南米旅行では、社会人の初めまで英語以上にスペイン語が話せていたという基礎があるので、約1年かけてさび落としをした結果、ほぼ会話が成立した。ただし、若い店員の話す言葉は理解に苦労した。
なお、ヨーロッパ、アジア、中南米のいずれでも知識人や、旅行や有名レストランのサービススタッフは英語を流暢に話すので、旅行者が英語以外の言語を学ぼうと現地語で話すと、よほど流暢でないかぎり、話者のアクセントを見抜いて、すぐに英語での会話に切り替えられることが多い(筆者はフランスで、フランス語で話し始めるとすぐに英語に切り替えられた経験を散々した)。旅で現地語のスピーキングを磨きたかったら、小さなローカル感がある店に行くとか、英語がわからないふりをする必要がある。また、会話好きな人は、路上でローカルの人に話しかけられても応じないことだ。危険である。言葉が分からないふりをするのがよい。
持ち物
旅行の持ち物には、旅行者の体力と各自のこだわりがあるので、この項はアドバイスではなく田中流の持物術であると理解願いたい。
- 3週間の旅でも荷物は最小とする。キャリーケースはSサイズ、バックパック(貴重品入れ)、キャリーケースの上に乗せられる箱型のボストンバック中型。
- ビジネス用バックパックは、パスポート、財布2個、8都市訪問用各種予約書類(かなり厚い)、スマホ2台、アダプターと充電器計6個、常用薬で一杯。予約書類は勿論電子ファイルを持参するが、毎日のことであると紙ファイルが便利であり、また、紙の量が減っていることで、旅の進捗を実感できる。
- なおアダプターであるが、現在EUを中心に多くの国でType Cが主流であるが、二つ穴の位置が国により、ホテルにより微妙に違うので、マルチタイプで穴の位置が調整可能な万能アダプターの持参をお勧めする
- キャリーバックは往復とも最終目的地まで直送で、ボストンバックは、往路はトランジット泊用衣類や往路途中購入の手土産の免税品を入れる、復路は(南米7月・8月は真冬)ダウンジャケット、土産品等を入れ成田直送
- キャリーバックの重量は10kg。衣類、持ち物は消去法で最小限にとどめる。上着はレザージャケットと上着代わりの厚手のカシミヤセーター、ズボンは麻混のジーンズ(軽く保温性が高い)とポリエステルのパンツ。チェック柄シャツ2枚、ポロシャツ1枚、Tシャツ1枚、下着は旅行用紙製下着を多用。
- ピンチフードの素麺、粉末スープ、出汁の素・・・ホテルにミニキッチンがあればパスタや粉末スープは現地のコンビニでも購入できる
- パジャマ代わりに疲労回復ウェアを持参することも効果的で、疲労回復度は人により差があるが、筆者の着用経験では、寝つきが良くなることことは確かだ
- 小型ハサミ、爪切り、金属製箸、スプーン、フォーク
- 綿テープ・・・物の固定、液体漏れ防止シール、固いフタ開け、傷の手当に重宝
- スマホ通信用SIMは、物理SIMとeSIMの両方を使用したが、Holafly社のeSIMが圧倒的にパフォーマンスもコストも優れていた(日本の携帯電話会社の海外掛け放題料金より3割くらい安く、速度は平均4G、設定が簡単で、空港到着後飛行機がタクシー中に現地キャリア―に接続できる)。なお、物理SIMが欲しい人で英語が話せれば、到着空港で、かなり割安でSIMカードが買える。
皆さん、大いに旅をしましょう、旅は知恵をつける早道です。
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