<SDQキューブとそのめざすところ>
業務工程には、SDGs、DX、QCが関係しており、個別に取り組むのではなく、総合する必要がある。
「SDGs」と「DX」と「QC」の3つの視点が最適に重なる点、そして、自らが今、それらを統合してどの位置にあるのか、向かうべきところとのギャップが視覚的にも把握しえる「SDQキューブ」という左図の概念と見える化のツールを創作した。
その名称は、SDGsのS、DXのD、そしてQCのQからとっており、それぞれの軸が3次元で重なる概念を表現するものである。
3つのコト価値の中で、社会的価値にあたるこれをまず取り組んだ理由は、各企業の各現場で、SDGsと、DXとQCの取組みがバラバラでなされ、ムダや混乱をうんでいるのを目の当たりにしたからです。この課題解決に共通のプロセスやツールを創作し、カイゼン活動を協働することが、企業戦略と社会価値の最大化になると考えました。