① 顧客(ユーザ)自身は必要十分で確実な要件の設定ができないミッションの場合はコンサルタントに準委任契約(業務委託契約の一種で、特定の業務を行うことを定めた契約のことです。例えばコンサルタントによるコンサルティングサービスに対応)によって、ともに不確定要件要素を極力なくし、求められるミッション要件をさらに固め、「ゼネラルなプロ156」のRFP(Request For Proposal)に示すような項目にて書類を作成し、応札者に提示し競争入札を行い、応札者の評価をRFPに沿って行い、その評価結果の妥当性をさらに応札者との契約交渉を通して一社を選択し、契約書にまとめ調印する。
② 顧客(ユーザ)側は事前調査により問題のない業者(能力のあるまたは経験のある)を複数選定し、まだ曖昧な状態のミッション要求を提示し、その予定業者に対してまずはプレゼンテーションを要求する。そして、この要求に応じてきた応札者側対して本プロジェクトの実行可能性をこのプレゼンテーションとそこでの質疑応答により検証し、このヒアリングを通して得た情報も採用し、顧客(ユーザ)側の依頼事項を固め、受注予定業者の絞り込みを行います。そして、顧客(ユーザ)側はInstruction to Bidder (入札者への一般的注意事項および勧告)とプレゼンの結果にて知りえた下記に示す条件や要件にて書類を発出し、応札者からのプロポーザルの提出を求め、評価して受注業者を決定し、契約交渉を通じてまとめた契約書作成と調印を行う。