理事長コーナー
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「そうだ、PMAJに行ってみよう!」

PMAJ 理事長 加藤 亨 [プロフィール] :11月号

 このコーナーの7月号に、PMAJの事業計画について説明させていただきました。
 その中で、「このような環境認識から、PM実務者に対して、自己研鑽を継続的に支援するための、「場」と「手段」と「指針」を提供し、 PM実践力の強化を通して活力ある社会の醸成に貢献することを、基本的な事業施策としました。」と解説したのですが、「場」とは何かというご質問をいただきました。
 確かに、
「A) 「場」の提供として、部会等の活動の活性化のため、部会等が自分たちで活動を運営できる自主運営のための環境整備・標準化を進めてゆきます。また、部会・SIGや地域のPM研究部会が相互に連携して活動の幅を広げて行けるような支援を積極的に行っていきたいと思っています。」
という表現では、具体的に何を指しているのか分かり難かったかもしれません。
 もっとはっきりと、「PM実践家がいつでも集まれる場所にしていきたい。」と書けば分かりやすかったのかもしれません。
 実は、私の思い描く、理想のPMAJとは、PM実践家が何か調べたいとき、迷ったときに、「そうだ、PMAJに行ってみよう!」と思える存在、それが私の思い描くPMAJのなりたい姿だと考えています。
 PMAJのミッションにも、「PMAJは、PM実践家の育成と企業・団体および自治体等の経営活動におけるPMの普及を図り、わが国産業の国際競争力の強化および活力ある経済社会の発展など、広く公益の増進に寄与する。」とあり、その達成のため、PM人材の育成や、PM実践家同士の交流を広く推進するとあるように、PM実践家の支援をすることが、PMAJの役割であることが明記されています。そして、その具体的な取り組みが、会員活動の活性化のための取り組みだと思っています。
 PMAJの会員活動の活性化のための取り組みとして、これまでに、
 もちろん、この取り組みの主役は、活動を継続している、PM実践家の方々であり、そのため、毎年アンケートを実施し、UX(ユーザー体験価値)の向上を図っています。
 昨年のアンケートの中で、1日全日で参加するのは難しいので、部会・SIG活動と地域PM研究部会の発表を分けてほしいとの要望に応え、今年は、11月に部会・SIGの報告会を行い、来年2月に地域PM研究部会・全国会議を行う形式に変更しました。
 ということで、今年の、11月10日(金)は、
PMAJ会員活動全国大会 ~部会・SIG・交流会 活動報告会~
として、5つの部会、10のSIGに加え、PM実践力のスキル研鑽を目的として活動してきた「交流会」の活動も紹介します。
 詳細は、 こちらです。
 部会・SIG、交流会の活動にご興味をお持ちの方は、ぜひ、ご参加ください。

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