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-ⅰ)2000年に米国で発刊された「デジタル・ビジネスデザイン戦略」最強の「バリュー・プロポジション」が発行されていた。ここで「デジタル・ビジネスデザイン(DBD)戦略」の話を紹介する。
ここでの調査は、1990年以降のIT開発の成果を比べてみることである。
ここでの提案は「デジタル技術を用いることで戦略上の選択肢を変えた企業、そして大幅に拡大させた企業をデジタル・ビジネスと定義した。
この定義からすれば、巨大なウエブサイト、ネットワーク化された従業員、工場の操業を助ける優れたソフトウエアを有する企業というだけでは不十分で、その大きさに驚く。 |
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ⅱ)DBDによって、あなたの会社の財務成績は多くの具体的な点で向上する。 |
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ⅲ)自社のデジタル度を知ることが重要である。
次ページに自社のデジタル度を測定することで、表に自社の測定値を測定する。 |
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△自社のデジタル度を知る
在来型の企業からDBD企業への移行における重要な側面の一つに、社内の主要活動の多くを、書類主体の処理からデジタル処理へと移行させることができる。事業のデジタル化の少なくとも部分的な尺度を得るために、我々が「デジタル度の評価」と呼ぶ、二分間の演習を行って欲しい。DBD企業へと移るプロセスを始める前にこれを用いれば、基準となる値が得られ、移行のどの段階にあっても進度を図ることができる。
下図にデジタル度を記入していただく。 |
第1章:デジタル・ビジネスデザインとは何か(ビジネスデザインの質とデジタル化の度合い) |
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▼デジタル・ビジネスはデジタル技術を用いて、顧客や自社社員に全く新しい「バリュー・プロポジション(他社とは異なる価値の提供)」を考案し、新たに利益を生み出したり獲得したりする方法を発明し、最終的には戦略的差別化の真の目標である「ユニークネス(卓越した差別化)」を追及する。 |