a ) |
スケジュール表もしくはスケジュ―ル管理不在(または不明確なスケジュール) |
プロマネ又は上長による計画書作成時点での審査・検証。
(PJ規模・複雑さによって審査レベルを上げる) |
D |
b ) |
工程・納期遅れ |
上記の対策と進捗管理の徹底。なお、リスク源の帰着点はスケジュール遅れとコストに来る。
拠って、対応策はリスク源全ての対応が必要。 |
D |
c ) |
仕様上の不明確な機能追 加とそれによるコスト増加 |
契約時の変更条件の設定内容による。もし、この設定がされていなければその都度交渉となる。(変更管理、課題管理の徹底) |
B&D |
d ) |
顧客要求レベルの把握不十分による要求仕様内容の増大 |
新規案件又は新規顧客のケースに発生する。
PJの特性に合わせた人材のアサイン。
いなければ外部からアウトソース
- ①基本要件固まるまで実費精算契約にてプロジェクト実行
- ②契約に要求仕様内容を規定し、変更条件に組み入れる。
|
A&D |
e ) |
不良品による品質低下と納期遅れ(試験、テストが長引く) |
工場及び受入検査の実行(早期検査、早期不良発見)(重要又は要注意品目またはプログラムの各試験・検査又は受入試験には自社技術社員が直接立ち会う |
D |
f )
g ) |
物品又はサービスの納期遅れ
不適切な供給者の選定 |
供給社作業の進捗管理(自社スケジュールと供給社スケジュールのインターフェース チェックISOに従った購買業務。(実績データの蓄積及び適格な供給者リストの作成が基本) |
D
D |
a ) |
機能不備、蓄積バグの発生、他システムとのインターフェース等々の所定の性能不達成による検収不調、それに伴うスケジュール及びコストオーバー |
検収項目よりレベルの高い項目設定による信頼のおける自主検査と検収体制作り(尚、PJ実行中における技術的信頼度の醸成も重要) |
D |
b ) |
環境条件を考慮しない仕様による機器の動作不良及びパーフォーマンス不足 |
供給者に対する要求仕様に耐候(温度、湿度等)の試験、運搬、保存に関する項目を記述する。 |
D |
c ) |
瑕疵期間以降の保守契約の不備もしくは無視。(高額な保守費用及びスペア-パーツの購入を余儀なくされる) |
顧客要求が無ければ問題無いが、要求あった場合はPJ機材又はサービス購入時に、引合い・契約をしておく。(後では競争原理が働かない。コスト増加の原因となる。) |
B |
d ) |
完了条件不備に拠るPJ完了の引き伸ばし。(コスト増加の原因) |
基本的には契約関係における検討事項であるが、下記を確認
- ①検収条件
- ②設備管理責任移行条件
- ③保証期間の開始
- ④パーフォーマンスボンドがあればその抹消条件等
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B |