We journey through a forest with an uncertain path which ends in the successful development of the JEM segment. It is an honor to share this journey with you.
JEM segment とは「きぼう」のことです。この文は当時の私の状況を表していたので手帳に書き写して持ち歩いていました。「きぼう」開発は今までのNASAとの付き合いとは別格でした。大抵のことが見知らぬ出来事でしたので何に出くわすか予測がつきませんでした。オフィースでちょっとうまくいったことでも成功に感じられました。一日でだせるエネルギーはほとんど出し尽くして、へとへとになって帰宅、風呂に入って布団になだれ込むときの感覚がなんともいえないものでした。先の段取りを立てないといけないのですが考えることが多すぎて不安でいっぱいでしたので何も考えないことにしました。ただ、サポートしてくれる仲間は近くに沢山いました。彼らは降ってくる課題を持ち前の人脈を駆使してなんとかしてしまう方々でした。