1 ) |
講演用のPowerPointスライドを作る時間は対面講演と変わらず、構想に2時間くらい、スライド作成は講演時間の5倍くらいでできる。 |
2 ) |
出来上がったスライドを元にスピーチの構想をつくり、まずは、スクリプト(ノート)なしでプレゼンテーションの基本構成ができるまでに講演時間の10倍くらいかかる。ここまでが基本設計で、17時間くらい。 |
3 ) |
次に、詳細設計に入り、各スライドについてスクリプトを作り、行ったり来たりで、初稿スライドを修正する、これに5時間くらいかかる。論文や記事と異なり、英語の語順などを、聴衆の耳に入りやすいように丹念に揉まないといけない。 |
4 ) |
最後はドライラン・モードで、ビデオ会議ツールを起動し、通しでプレゼンテーションのリハーサルを5回から8回行って、準備完了。 |
5 ) |
ドライランは、講演前にあまりに早く仕上げると、最盛期に比べて記憶力が半分程度になっているので、仕掛けのタイミングが大事になる。 |
6 ) |
ここにはノーカウントであるが、一発勝負の基調講演を行う場合は、数か月にわたり、文献やニュースサーチが必要な場合もある。 |