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言葉の定義の違い
国によって/人によって、同じ言葉でも使い方に大きな温度差がある。たとえばASAPという表現は「できるだけ早く・至急」という意味だが、ラテン系の方にASAPでとお願いしてもなかなか返事が来ないということはよくある。この差を感じたとき/この差を埋めたいときには、誤解が無いようにその言葉の定義を早い段階で確認しあうことからまず始める必要がある。 |
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仕事の進め方の違い
インドでバスの運転手の仕事の仕方を通して思い知らされた経験談:
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バスのすぐそばに荷物をまとめておいても積み込みを指示しなければ決して荷物をバスには積んでくれない |
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行き先を事前に伝えてあっても、その運転手が目的地へのコースを把握しておらず、途中から周囲の人に道を尋ねながら目的地を目指した。その結果30分以上遅れて到着した。 |
日本や他の国での経験だけで、きっとやってくれると思い込むことは危険だと考えなければならない。 |
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仕事の進め方の違い
契約の更新に関する経験談:
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一年前に締結した契約の更新の際、既存の契約書と何も変更がないはずの部分に、何の断りもなく文言が追加されていたりする。 |
契約書は性悪説で念入りなチェックが必要である。間違いがあれば遠慮せず、根拠と共にCrystal clearに伝える必要がある。 |
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動機づけの仕方の違い
海外の人は感謝を示すときには大げさな表現を使うことが多い。たとえば単にThank you. ではなく、Thank you so much. としたりする。
また相手へのフィードバックでは、日本人があまり行わないのに対し、欧米では小さなことでもGood job. と返すなど差がある。
低コンテキスト文化を前提に、表情なども使って分かりやすく相手に伝えることが大切である。 |