変化の激しいビジネスを支援、あるいはビジネスそのモノにもなっているITの必要な機能を素早く作る手法は、時代にあった必須のツールで、急速に広まっている。“Agile Japan 2018”大会(2018年7月26日)に参加した。10回記念大会でもあり、500名を収容する会場は満席で、熱気にあふれていた。日本でも急速に広まっている技術的な背景は既に述べたが、従来型のソフトウェア技術者の絶対的な不足から、要件定義から検収まで長期間かかる方法では、爆発的な開発ニーズの量に追いつけない。アジャイル型のプロジェクトが、これから日本でも増え続け、ビジネスを変革すると強く印象付けられた大会であった。PMAJでは、会員の要請に添い、使う人の為の「アジャイル開発の道案内―続編」の出版を決め動き出した。