このサービスのステークホルダーは、“提供者”、“利用者”、“インターネット上マッチングプラットフォーム提供の事業者”であるが、この3者の中で、シェアリングエコノミー下でサービス開始が容易となり大きく変貌したのは“提供者”の在り方である。スマートフォンがあれば、いつでもどこでも誰でもサービス提供者になりうる。従い、「(1)(B to B型やB to C型から個人でも出来る)C to C型の取引への移行、(2)個人所有の遊休資産等の有効活用、(3)事後レビューの下での適切なサービス提供(に移行)」。(同白書)知恵と熱意があれば、個人がビジネスを立ち上げやすくなった。かつ、事後レビューは、顧客ニーズが「見える化」されたと同じで貴重な情報だ。これに適切に対処していれば、方向転換もタイミングよく何度も出来る。ビジネスの成否が早目に掴め、撤退する、あるいは、本格的に投資する等の判断がタイミング良くできそうだ。