① |
「リーダーは謙虚であれ、誠実であれ、部下に思いやりを持て」と理想論を説くのは米国のビジネス教育産業関係者(コンサルタント含む)である。彼らの指導に従った人物は現実とのギャップに戸惑い、迷い、結局は不利益を被っている。 |
② |
米国の産業界で優れたリーダーと評価された人物は誠実で立派な良識人であると云う「神話」は百害あって一利なし。 |
③ |
米国ビジネス教育指導者は、知識はあるが、実経験が乏しく、医療関係者の様な指導資格を持っていない。 |
④ |
彼らは「リーダーは信頼を得よ、頼られる人であれ、真実を語れ、人に尽くせ、控えめであれ、思いやりと理解と共感を示せ」と感動的にリーダーシップ論を説く。また「世界的著名な事業サクセス・ストーリー」を熱く語り、その通りに行動すれば、必ず成功すると成功の理論指導をしているだけ。その成功の数字的裏付けはない。彼らのリーダーシップ論は、事実ではなく期待、データではなく願望、科学ではなく信仰だ。彼らを信用しないこと。 |
⑤ |
ゲイツ、ジョブズ、ウェルチなど事業経営に成功した著名な彼らの殆どは、理想のリーダーとは程遠い。傲慢、独善、思いやり欠如のナルシストで嘘つきで「我が身第一」の人物である。 |
⑥ |
リーダーシップ教育産業関係企業は、彼らのリーダーシップ論を実行しても職場が一向に改善されない結果に全く責任をとらない。 |