一方、“デジタルトランフォーメーション(Digital Transformation)”は、Prof. Erik Stolterman(Umea University、Sweden)により2004年に提唱された。これには、3フェーズの発展段階があるとした。第1フェーズは、ITを利活用して業務プロセスを強化する段階だ。多くの企業や組織がIT抜きの業務遂行は考えられない。すでに多くの日本企業は、程度の差こそあれ、この段階に達していると云えるだろう。第2フェーズは、業務をITによって置き換える段階だ。身近な処では、ATMや駅の改札など既に色々な業務システムと繋がるITは必須ツールとなっている。