今月のひとこと
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  変革の道を歩む  

オンライン編集長 深谷 靖純 [プロフィール] :11月号

 昨日まで、ネクタイを外していました。5月から10月までノーネクタイの習慣が定着し、クールビズという語は既に死語扱いです。11月からは、ネクタイを結ぶために朝の時間が長くなりました。いつもの電車に乗り損ねることもあります。まったく困ったものです。昨年もこの欄にネクタイの愚痴を書いていました。まったく成長のない1年です。

 「変革の道を歩む」は来年2月2日に開催する「新春PMセミナー2018」の大会テーマです。主人公が様々な苦難を乗り越えて変革を成し遂げるといった、映画やドラマ、小説のタイトルのようなテーマですが、もちろんPMセミナーなので主人公はプロジェクトやプロジェクトマネジャーとなります。これまではプロジェクトの先にある目標や成果を意識したテーマが多かった様に思いますが、今回はプロジェクトに邁進する様子や推進する人そのものをフォーカスしたテーマです。
 講演者の方々には、大会テーマに沿って講演を組み立てていただくようお願いしています。といっても「変革の道を歩む」という講演テーマで語ってくださいとお願いするわけではありません。講演者自身が蓄積してきた知見や経験・実績を背景に何を語るかを決めていただきます。そこに大会テーマに込められた想いを加味していただくということになります。大会テーマを反映することによって講演の味付けが微妙に変わり、同じ講演者が同じ講演テーマで話をしても、他所での講演と違いが出てきます。
 「変革の道」が「希望に続く道」であることを伝えようと、例えば過去の成功プロジェクトを引き合いにして明るい未来づくりを強調する講演をしていただけるかもしれません。また、変革に伴う苦難にスポットを当てて、プロジェクトマネジメントの有用性を強調するような講演をする、あるいは苦難を克服するためのノウハウ伝授のような講演になるといったことがあるかもしれません。どのような講演を聴くことができるか、今から楽しみですが、大会テーマによる味付けがどのように効いているかも楽しみたいと思います。

 「新春PMセミナー2018」の内容はもうじきホームページに公開されます。素晴しい講演者が揃っていますので、ご期待ください。

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