PMRクラブ
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P2Mとラグビー
- 第23回 PMRクラブ例会ふりかえり -

東京P2M研究会 内田 淳二 [プロフィール] :12月号

 2016年11月8日(火)第23回PMRクラブにおいて「ラグビーW杯2019大会の研究」~大型スポーツイベントでの価値創造を考える~と題し、話題提供をさせていただきました。当研究会は、PMR資格認定開始2年後の2006年からPMR有志が集まりP2Mの理論と実践をテーマに活動を続けて来ました。(下表参照)

東京P2M研究会の取り組み(2006年度から2016年度)

 10年目にあたる本年は、実践研究の対象をイベントマネジメントとし、これまでの一業種一企業に絞らず多様で多数なステークホルダーの満足とレガシー構築を目指すためのP2Mに挑戦しております。今回クラブ例会では、PMRメンバー他、ラグビーWCP2019の成功を願う多くのラグビー愛好家の皆さんにお集まりいただき有意義なセッションが出来ました。またラグビーWCP2019組織委員会から本田祐嗣様に参加いただき貴重なお話を伺うことも出来ました。本紙面を借りて、まずはお礼を申し上げねばなりません。ありがとうございました。

 さて「イベントは、時代と空間を再構成することで、人々に新しい経験や感動をもたらし、新たな価値を創りだし、長期にわたる文化推進力」であるとされています。(イベント学会  設立趣意書より)
今回例会での発表を機にイベントマネジメントの研究を手始めとしたP2Mを使ったスポーツマネジメントの手法研究のスタートを切ることが出来ました。
3年後に迫ったラグビーワールドカップ日本開催の機運をプレーヤーと一体となって盛り上げる仕組みつくりが、今こそ求められています。2015イングランド大会で、南アフリカを破ったラグビー日本代表を誇りに思うラグビー愛好家の一人としてWCP2019スローガン‘FOR ALL’の精神を皆様と共有出来たことを本当にうれしく思っております。共有の輪をますます大きくひろげる為に、多くのPMRメンバーのご賛同を得て「イベントマネジメントSIG(仮称)」立ち上げ準備を続行中です。まずは、お礼とご報告まで。

以上

 イベント学会 : 1998設立、現会長 堺屋太一氏

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