関西P2M研究部会
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2016年度 関西P2M研究部会への想い

関西P2M研究部会 部会長 小田 久弥 [プロフィール] :4月号

2016年度より関西P2M研究部会の部会長を拝命いたしました。大役に身が引き締まる思いです。前任の土肥さん、海藏さん、小石原さんが築いてこられた、歴史ある関西P2M研究部会を、ますます発展させられるようにしたいと思います。
今回は、2016年度の関西P2M研究部会の想いを記させていただきます。

「明るく自由闊達に!」をスローガンに、皆さんが「参加したい!」「楽しい!」「役に立つ!」と感じていただけるようなコミュニティを目指したいと思います。具体的には、次の3つの活動を主体として行っていきたいと思います。

事例研究・分科会活動
2016年度も、事例研究活動を研究部会の活動の中心的位置づけと考えたいと思います。
2015年度は、「ガイドブック第三版を読み解く」「ビッグデータとP2M」「地方創生に向けたP2M活用」の3テーマの事例研究・分科会活動が行われました。私は「ガイドブックを読み解く」の分科会活動に入り、プログラムマネジメントを改めて学びました。そして、各自テーマを自由に選び、プログラムマネジメントのフレームにあてはめて考察することを行いました。私は「大阪の恩人」五代友厚様の偉業を取り上げました。やはりミッション(志と言っていいかも知れませんね)が大事なことや、イノベーションを実現するためのステップが良く理解できました。最近「P2Mで言ってることは良いことがたくさんあるな」ということを感じてます。P2Mの理解を深め、実際の活動で役立てることができることにつながるような、そんな活動ができればと思います。2016年度の活動テーマ、大募集中です。何か研究したいテーマありましたら、一緒に活動しましょう!

PMワークショップ
新規に参加いただける方を増やす目的で、2016年度もPMワークショップを開催します。昨年度と同じく「強いプロジェクトチーム」をテーマとし、3回実施を予定しています。2015年度は27名の方に参加いただけました。ワークショップは、約半日の時間で、説明少し、体験やディスカッションがほとんどというような内容です。参加者の皆様から、実際のプロジェクトの遂行に役立つ内容であったという声をいただいています。
ワークショップの後は、懇親会もあり、参加者の皆様やスタッフとの楽しい時を過ごすことができます。私もスタッフとして毎回参加させていただいてますが、毎回学ぶことがあり、楽しく参加でき、元気をもらえています。皆様も、お気軽に参加くださいませ。

他地域研究部会との交流
2014年度は中四国、2015年度は中部との交流を深めることが出来ました。2016年度も他地域研究部会との交流を深めたいと思います。他の地域で行っていることを知れることは、とても有効だと思います。例えば、関西例会で石橋様にアジャイルのお話をいただいた後、私自身もアジャイルの意識が高まったように思います。9月のPMシンポジウム前夜に全国のP2M研究部会長が集う全体会議があると思いますが、私も参加します。全国の研究部会のみなさまと交流についてお話させていただければと思います。よろしくお願いいたします。

このような活動を中心に、私と朝田副部会長の体制で進めていきたいと思います。活動には、諸先輩方やコミュニティに参加いただく皆様の御協力が必要不可欠です。なにとぞ、御支援ならびに、積極的な御参加、よろしくお願いいたします。

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