PMシンポ便りコーナー
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偶然?必然?

プロジェクト・カウンセリング・オフィス cocokara 代表 吉田 則子 [プロフィール] :2月号

はじめまして。PMシンポジウム実行委員に初めて参画させて頂いている吉田です。2016年の企画会議も第6回まで全出席し、何とか雰囲気に慣れてきたところでございます。
今回、本オンラインジャーナルへの執筆を依頼され、正直「こんな右往左往している素人でいいんですか??」と思いました。だって皆さん、PMシンポジウムを長いこと支えているベテランの方ばかりなんですよね。
まぁ、それでも「機会があればやってみる」をモットーとしていますので、割と軽く引き受けたわけです。

思えば、PMシンポジウム実行委員になったのも些細なきっかけでした。知り合いに誘われて某セミナーに参加し、そこで偶然に再開した知り合いに「同じ肩書 (プロジェクト・カウンセラー/造語です) の人がいるから会ってみませんか?」と言われ、ある方を紹介されました。その「ある方」が PMシンポジウムに関わっていた、という経緯です (しかしその「ある方」は幽霊委員のようですが・・・笑)。
要するに 3名の方を通してPMシンポジウムに辿りついたのですが、これは単なる偶然なのでしょうか?

私はこれまでの人生、だいぶ流されて生きています (笑)。どちらかと言えば文系だった私が何故か製薬会社に入社したのも、高校の生物学の先生が面白かったから、という些細な理由の方向転換がきっかけでしたし、その後も何かしら人との出会いが人生の方向性を決めています。実は昨年 8月に独立起業したのですが、昔から決めていた訳でもなく、むしろ思い付きに近いです。様々な出会いや出来事の重なりの結果ですね。

偶然と言えばすべて偶然ですが、それが自分の人生を豊かにしているのであれば、どれも必然なのかな、と思うようにしています。

そんな偶然か必然から初めて実行委員になってみて、「思っていたより手作り」という感想を持っています。現在は肝心の「講演者候補選定」のタスクを実行中ですが、決め方も「こんな話が聞いてみたい」「この人なら知り合いだから依頼できる」など、言ってみれば“普通”です。
私も製薬企業のプロジェクトマネジメントの勉強会 (参加人数 100名程度) を主催していますが、その約 20倍の規模の PMシンポジウムはどうやっているのだろう?規模が大きいから、一部の中心的な人たちがシステマチックに進めるのかな?と思っていました。
ところが参加してみると私のような素人も含め一人一人の意見を大切にしてくれますし、合意形成にも結構時間をかけます。
ボランティア運営の特長かもしれませんね。

参加してみると“いい意味で普通”で、とても親切で素敵な人たちの集まりです。
興味はあるけど実行委員に応募するのはハードル高いな・・・と感じている方 (私もそうでした)、是非お気軽に、一度覗きに来られると面白いと思います。会議後の懇親会も楽しいですよ!

また新たな出会いがあることを楽しみにしております。

 
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