PMシンポ便りコーナー
先号   次号

PMシンポへの想い

(株) 富士通クオリティ & ウイズダム 早川 喜彦 [プロフィール] :1月号

 こんにちは。早川です。宜しくお願いします。
 2011年1月から参加させて頂いて、約 5年が経過しました。この内 2年間は、企画リーダとして、また 2014年の大会からは、PD (Project Director) として大会全体の企画・運営に関わりました。そしてPMシンポジウム2016 からは、実行委員長として関わることになりました。5回の大会に関わってみて思ったことをベースに、今年の 9月1日~2日の PMシンポジウム2016 をさらに魅力的なイベントにしたいと思います。魅力的なテーマ・講師選定、運営方法改善などを通して、多くのお客様を呼び、満足して頂けるセミナーにしていきたいと思います。昨年度の振り返りと今年取り組む新しい施策について紹介します。

1. PMシンポジウム2015 振り返り
 2015年9月3日~4日 タワーホール船堀にて開催。参加総数は、2,256名 (うち有料参加者 : 初日 1,110名、2日目 719名) と2014年度と比較して約 10%の増員となった。これは、大会の企画・運営は、勿論のこと、集客増に向けてタスクフォース (対象顧客一覧作成、施策作成、実施状況可視化) を作り、PMシンポジウム実行委員 (ボランティア)、PMAJ事務局一丸となった成果だと思います。課題であった、集客については、目標を達成しましたが、今後の継続課題です。また参加者アンケートについては、大会全般の満足度について「おおいに満足」「満足」と回答した割合は、初日 94%、2日目 96%となり目標を達成しました。
■ 主な運営の改善点
 2日目の集客施策として構成を以下のように変更した。結果として 2日目の選択肢が増え、集客に繋がった。
2日目プログラムに75分のセッションを組み入れた (従来は、150分のみ) 。全体 30のセッションを 75分 16講演、150分 14講演に分類。
また選択しやすいように各講演について「イノベーション」「メソドロジー」「アジャイル」「組織マネジメント」「人材育成」「セキュリティと危機管理」の 6つの分類分けを実施。
特別講演 2つの実施。 2日目にも 1日目の基調講演に相当する講演があるとより集客に繋がるとの判断から実施した。

2. PMシンポジウム2016 の取組方針
 昨年 10月から振り返りと企画がスタートした。現在テーマが決まり、各講演講師を選定中です。今年のテーマは「変化に適応し、変化を創り出す」です。今、変化に強い柔軟性のある組織が求められ、このため変化に適応すると同時に、変化そのものを創り出す組織あるいは、マネジメントが求められ、その観点から企画を進めています。
 また講師選定では、従来 IT関連企業や教育/コンサル事業者が多くいましたが、いわゆる利用者サイド (お客様の立場) の講演を入れたいとの思いで、今後も利用者サイドの講演も増やしていきます。

2-1 ) 運営方法改善
プログラム構成 (検討中)
PDUの発行が新しい方式になることから、初日の講演を従来 1 講演 50分としていたが、45分もしくは 60分に変更する。そのため組合せについても調整中。
資料のデータでの配布 (検討中)
講演資料のデータでの配布を検討中。簡易な方法でのデータ配布で、費用がかからずできるか検証中。
受付場所の変更 (検討中)
従来初日の受付は、5F ロビーで行っていたが、1F 入口から遠いことや、1F ベンダーブースのある会場にまだ余裕があることから、1F にての受付を検討中。課題は、受付待ちのスペース確保、動線がスムーズに行くかなど。

2-2 ) 集客施策
 昨年度は、久しぶりに集客が前年度を上回りましたが、集客は、引き続きの課題です。魅力のあるセミナー/ワークショップの企画・運営は、勿論ですが、集客タスクフォースのような取組が継続必須です。ぜひ皆さんの協力、助言お願いします。以下の対策・アクションを検討・実施中です。
集客タスクフォースの実施 (対象顧客一覧作成、施策の作成、実施状況の可視化)
法人会員及び個人会員の増加 (事務局と連携、対象企業リストアップ)
WEB 申し込みの改善 (申し込みしやすさ、他とのリンクなど)
メディア、業界団体 (IPA、JUAS、JISA、NSA等) への働きかけ (事務局と連携)
各企業/大学への働きかけ・・・教育の一環など (事務局)

3. PMシンポへの想い
 いろいろな立場、経験を持ったメンバと議論しながら進めています。PMシンポジウムを通してPM課題・問題への解決と全体の底上げに繋がればと思います。

以上

 
ページトップに戻る