PMシンポ便りコーナー
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「PMシンポジウム2005の思い出」

瀧本 繁 [プロフィール] :12月号

 私がPMシンポジウムのボランティア活動に参加したのは、1997年に九段会館でJPMF設立前にENAAのPMフォーラム研究会メンバーが中心となって開催された第 1 回のPMシンポジウム からでした。今年で18回目のPMシンポジウムが継続的に開催されましたが、一昨年と昨年は、PMAJ活動からも休止状況であったので、PMシンポジウムにも参加出来ませんでしたが、今年よりシンポジウムスタッフとして復帰しましたので、宜しくお願い致します。
 過去16回スタッフとして参加した中で、特に印象に残っている10年も前のPMシンポジウム2005を振り返ってみました。何故、2005年のシンポジウムが印象に残っているかというと 1 点目は、PMAJが設立される前のJPMFとして最後のシンポジウムであったこと。2 点目がこの時の実行体制は、浅田 PD、企画チーム : 中村リーダー、広報・集客チーム : 鈴木リーダー、運営チーム : 坂本リーダー、他約 30名の実行スタッフに協力頂き、私はPMとして非常に恵まれたメンバーで実行出来たこと。3 点目は、大会テーマ “「変革と進化のためのプロジェクトマネジメント」~強い個と強い組織~” に沿った講演プログラムを提供できたことによる過去最高の来場者数、初日約 1,200名、2 日目約 900名の延 2,100名を達成できたこと。
当時のボランティアとして参加された方々の声として整理すると次のとおりであった。
業界の枠を超えて日本におけるPM動向を知ることができる貴重な場。また、身近な問題解決方法に関する事例発表や講演は実践的で業務に活かせることが期待できる。
PMのおかれている環境や突き当たるいろいろな壁に対して、仕事に応用できるヒント、情報がそこここにあり、人と人のリンケージ、人脈を作る最高の場であり、そのためには、シンポジウムに受身的に参加するのではなく、能動的に参加することを勧める。
PMを生業としている人達の団体が主催するシンポジウムであり、豊富な経験に裏付けられた視点、多彩な素材、また今後を見据えて役にたちそうなトレンドを知る絶好の機会である。
PMの最新動向は、今はメディアからも多くの情報を得られるが、やはり、実際に人から直接伝えられることのメリットが一番であり、講演者と直接お話できる機会も出来る。
 来年のPMシンポジウム2016もプログラム企画が開始されています。PMシンポジウムにより多く方に来場して頂き、参加された来場者に満足頂くには、魅力あるプログラムを企画できるかが、大きな要因であることには、間違いないと思います。多くの方にシンポジウムのスタッフとして参加頂けたらと願っています。

PMシンポジウム2005の当日の運営スタッフとの記念写真
PMシンポジウム2005の当日の運営スタッフとの記念写真

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