PMシンポ便りコーナー
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~PMシンポジウム回想録~

株式会社エイチアイ・シス 代表取締役 石川 博子: 11月号

 私が、PMシンポジウムに関わることになって、早いもので 7 年くらい経つように思います。きっかけは、プロジェクトマネジメントが学べる場を求め、インターネットの検索で調べたことが始まりでした。検索結果の中で、「PMシンポジウム」というものを知り、ボランティアで企画や運営に参加できることがわかり、すぐさま、サイトから、問い合わせをいたしました。問い合わせをした時期が、すでに企画が終了し、運営時期だったので運営からの参加でした。最初は無我夢中で、会議に参加しても、一言、二言、発言するだけでした。驚いたことに、このシンポジウムは、百数十名のボランティアで企画、運営されていることでした。事務局の方の協力もあり、次第にボランティアの皆様と打ち解け、ただ、会議に参加するだけでなく「貢献する」ことを意識し、発言するようにしました。
 運営は、シンポジウム当日、お客様をいかにスムーズにわかりやすく、会場にご案内し、各セッションをご聴講いただき、満足していただくことを目指しています。今年は、例年に増して満足度が高く、参加者も多く、世界中のプロジェクトマネジメントのシンポジウムで一番の参加者数となりました。ひとえに、ボランティアで参加いただいたスタッフのおかげです。
 また、企画は、シンポジウムのテーマを決め、ご登壇いただく講師の先生を決めていきます。実際に講師の先生方とご登壇の交渉も行います。この講師のこんな話を聞きたいという個人的な要望を実行委員会で吟味し、決定されます。この過程の中で、自分の推薦した講師に直接交渉できることも、非常に魅力的です。
 しかし、一方では、改善すべき点も多く、シンポジウム終了時には、振り返りを行うことで、問題解決に尽力を注いでいきます。
 来年度のPMシンポジウムの企画は、先月 (10月)、キックオフ会議を行いました。今年も、さらなる発展を実行委員共々、誓い合うとともに、お客様から頂いた指摘を一つづつ改善しながら、お客様の実務に貢献できるシンポジウムを目指し、頑張っていきます。
 主な実行委員は、数十名ですが、毎年、新規で参加いただく方からの新鮮な意見が、さらなる改善につながっています。企画や運営に参加することで他企業とのネットワークも広がり、PMシンポジウムに貢献できることを楽しんで、来年度も邁進していこうと思います。

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