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「わが社の紹介とPMAJ様への期待」

パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社　教育ビジネス推進部
　小田　久弥：　[プロフィール]　：12月号
パナソニック ソリューションテクノロジーの小田と申します。このような機会を与えていただき、ありがとうございます。弊社の御紹介とPMAJ様への期待について、書かせていただきます。

1． 弊社の御紹介
　弊社は、B2Bクラウドを基軸にお客様の業務課題に密着したICTソリューションの提供を行う会社です。具体的には、「オフィスソリューション」、「コマースソリューション」、「ライフサポートソリューション」、「ICTインフラソリューション」、「フィールド & モバイルソリューション」、「教育ICTソリューション」の 6 分野の事業を行っています。
　私は「教育ICTソリューション」を担当しています。「eラーニング」や「学習管理システム」などICT・クラウドを使った教育サービスを中心に、パナソニックグループ内で効果の出ている教育を、企業や学校の御客様にご提供しています。「情報セキュリティ教育」、「コンプライアンス教育」、「品質教育」、「技術教育」、「ICTリテラシー教育」等、様々な教育を行っております。今回は、その中の「PM教育」について具体的に、ご紹介させていただきます。

2． 弊社のPM教育
　弊社は、2005年よりプロジェクトマネジメントコーディネータ (PMC) の資格対策講座を実施させていただいております。2008年には、eラーニング講座もスタートしました。開始当時は、eラーニングの認知度はまだ低く、集合研修をお選びになる受講者がほとんどでした。しかし、近年、eラーニングで学習される方が、着実に伸びております。その理由を私なりに考えてみました。
① 技術の進歩
ネットワークの高速化、PCやスマホ等のハードウェアも進化、小型化してきました。これらにより、eラーニングも、高画質、高音声の動画をストレスなく見られる環境が整いました。
② 時代が変わった
技術の進歩とも関連しますが、スマホ、タブレットなどによって動画で学習するようなスタイルがどんどん広がってきています。「集合研修でないとダメ」という感覚は徐々に薄れ、eラーニングによる学習も効果が出ることの認知度が上がってきたように感じます。
③ いつでも、どこでも、何度でも
「自分の都合の良い時に」、「インターネットにつながればどこでも」、「受講期間中であれば何度でも」学習ができることが、eラーニングの最大の特徴です。このメリットが皆に理解されて来たのではないかと思います。特にP2M資格試験は、2014年よりCBTが導入され、全国都道府県での受験が可能になりました。その学習にeラーニングを利用する方も多くいらっしゃるのではないかと思います。特に、地方の方にとってのメリットが大きいと感じています。従来だと、研修や試験を受けるには、東京や大阪など、研修や試験の会場まで出てくる必要がありましたが、eラーニング & CBTで、自宅で学習し、自宅の近所で受験というスタイルが可能となりました。ICTの力で、学習機会を増やし、学習者の負荷を減らすことが実現できました。とても嬉しく思います。

3． PMAJ様への期待
　私は、P2Mの様々な知識体系を、自分の業務で実践しています。とても良いものだと感じています。今風に言うと、「いいね！」ですね。価値創造や、イノベーションは、現代の企業にとって、必須のものであり、P2Mは、それを進めるうえで、非常に有益なものだと思います。先日、パナソニックグループ内で、幹部育成研修を実施しました。プログラムマネジメントを軸にして、事業戦略を構築するという内容です。受講生から、「非常に簡潔・明瞭でわかりやすい」という評価をいただけました。
　話しは変わりまして、私は個人的に、PMAJ関西でコミュニティ活動に参加しています。会社生活だけでは、知り合うことのできないような、様々な方と知り合いになることが出来たり、いろんな話が出来たりします。それだけで、ものすごく刺激になり、私自身の活動の幅が広がってきていると感じています。
　PMAJ様への期待としまして、2 点あります。まず 1 点目は、この素晴らしいP2Mを日本全国、あるいは世界にもっともっと拡大させてほしいです。 2 点目は、知識体系を広めると同時に、PMたちが集う魅力あるコミュニティが出来るような場を広げてほしいです。これらが実現すれば、価値創造や、イノベーションの機会が増え、良いことが増えるように思います。期待しています。

以上
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