2. |
これら産業は21世紀型 【電子・ビジネスモデル (バーチャル→リアル) 空間】 戦略で実施します。この戦略は第一がスピードを重んじるため電子空間で実施する。第二はここでのBMは多機能融合型なため、広範囲の領域からの専門家を集めて企画する必要があります。ここではプラットフォームマネジメントと命名しています。このプラットフォームは価値観を共有することから出発します。共有の価値観を形成する際内容が多岐にわたり、重なり合って構築されるため、広範囲の領域から人材を集め、最初はバーチャルな形で企画をまとめます。その戦術はプラットフォームを構築し、多くの関係者を集め、新しいビジネスのひな型を考えます。この段階はまだバーチャル (仮想) の段階です。そこでプロデューサーは仮想企画書を作成し、ゴーを掛けます。これらの事業は仮説でスタートし、企画書に沿った開発を進め、不確実性の高い所をクリアし、開発と運用を同時に行います。また、不確実性はエンジニアリングの進行の過程でリスクをクリアしながら進めます。実行段階ではプラットフォームマネジメントが求められます。 |
3. |
ザ・プラットフォーム (尾原和啓著 「ザ・プラットフォーム」 2015.6.初版)
プラットフォームマネジメントは種々のケースがありますので最初に整理しておく必要があります。 |
3.1 |
巨大IT企業のプラットフォームの特徴
1 ) |
グーグル |
2 ) |
アップル |
3 ) |
フェースブック |
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3.2 |
世界をかえる 3 つのプラットフォーム
1 ) |
3D プリンター |
2 ) |
教育 |
3 ) |
シェアリングエコニミーの原理 |
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3.3 |
日本型プラットフォームの可能性
1 ) |
リクルート |
2 ) |
i モード |
3 ) |
楽天 |
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3.4 |
人生を幸せにするプラットフォーム
1 ) |
「リベラルアーツ」 としてのプラットフォーム |
2 ) |
人生を幸せにするプラットフォーム |
3 ) |
未来に楽観的であること |
4 ) |
自己実現のプラットフォームへ |
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4. |
「協創力が稼ぐ時代」 の羅針盤
笹谷秀光著 「~ビジネス思考の日本創生・地方創生~協創力が稼ぐ時代」 2015.10.初版
4.1 |
「顔の見える国」 日本へ : 「発信型三方よし (プラットフォーム) 」のすすめ |
4.2 |
「ご当地キャラ」 と三方よしのプラットフォーム |
4.3 |
「自転車シェアに見る複合課題への対応 |
4.4 |
「共有価値観」 戦略 |
4.5 |
「まち・ひと・しごと創生への関係者の結集 |
4.6 |
地方創生で共有価値を創造する |
4.7 |
「気づき」 と 「発信力」 による地方創生 |
4.8 |
日本創生時代の 「発信型三方よし」 |
書き出しに 『 「9・11」 と 「3.11」 が価値観の変化の節目になって、世界的に社会貢献意識や人と人とのつながり、「協創」 の必要性への認識が一気に高まった』 と記しています。そして 「協創力」 のための連携の場、プラットフォームづくりが進んでいる旨の報告がありました。
21世紀 【電子・ビジネスモデル (バーチャル→リアル) 空間】 戦略型のビジネスはプラットフォームという関係者が集まる場をどのようにマネジメントし、将来をつかむことができるかという高度なプログラムマネジメントの実施を意味します。それは経験を超えた仕事であり、場の中での侃侃諤諤する討論で成果の大きさが異なります。従来の官の手法、民の手法では届かないところへ導くのがプラットフォームマネジメントです。12月グローバルはプラットフォームマネジメントの解説を実施したいと考えています。皆さん方のご意見を頂ければ12月号以降で取り上げます。
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