PMシンポ便りコーナー
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「PMシンポジウム」プロジェクト参加します!

富士通システムズ・ウエスト 喜野 聖 [プロフィール] :4月号

 今まで講演を聞く立場の参加者だった私ですが、昨年初めて当日スタッフのボランティアという立場でシンポジウム運営側の経験をさせていただきました。100名以上の方々がシンポジウム当日にはスタッフとして動きその一員として活動出来、貴重な経験を得ることが出来ました。
 その際のボランティアとしての反省や良かった点を述べさせていただいた事をきっかけに、今年はPMシンポジウム2014の企画会議に参加させていただいております。

 私は富士通入社後CAD系システム構築・流通系パッケージ開発、社会システム構築など経験し、現在富士通システムズ・ウエストでERPパッケージ(SAP)のバージョンアッププロジェクトのマネジメントを担当しています。主にプロジェクト期間1年程度のプロジェクトをおおよそ2多重で担当しています。
 私は常にチャレンジ精神旺盛でプロジェクトも「誰もやったこと無いんだから、担当出来るよ」という声に背中を押されて、振り返ると初物プロジェクトを担当したことが多かったと思います。そのため、臨機応変の対応は得意になっていますが、リスクヘッジが苦手で私にとっての永遠のテーマとなっています。

 さて、今年の「PMシンポジウム」プロジェクトの企画会議は12月から開始されました。従来の年より2ケ月も少ない状況です。そのため、PD及びリーダの方々は危機感を全面に出しながらスケジュール内にどうやって全WBS(過去経験で理解されている項目すべて)を処理して当日の円滑な運営まで実現できるか準備を開始されています。私は初めての参加でどのペースで進めなければならないかが理解できていないのですが、確かに検討すべきこと・決定すべきこと及び調整するべきことが多くプレッシャーは大きいと感じます。特に、全国からこのシンポジウムのために来ていただく方々により良い満足感をもって帰っていただけるように、参加して良かったと思って頂けるようにという想いをどうやって具現化出来るについては熱い論議となります。
 PMシンポジウムの企画会議に参画されている方々はいろいろなメンバーが集まっておられ、全方位カバーのため多方面からの検討を行っています。特にシンポジウムで講演をいただく方々の検討では、
面識は無いがこういった活動をされている方のご講演を聴きたい
以前聴いた講演が勉強になったから、ぜひみなさんに紹介したい
今時代が望んでいるPMのためにスキルアップできる話を伝えたい
といった人選/テーマ選定を行っております。その選択肢は多岐にわたっており、プロジェクトマネジメントという考え方はすべてに適用されるんだなと実感します。

 私自身はいろいろなプロジェクトを通して、人を育てることのできるマネジメントをしたいと思っています。プロジェクトは人が運営するものであり、一番大切なことはプロジェクトに携わるメンバーが「このプロジェクトに参加出来て良かった」と思ってくれることです。技術面で成長することも一つでしょうが、プロジェクト内で自分が何をすれば良いか自主的に動けるようになる事や参加したことで気づきがあり人間的な成長の助けになって欲しいのです。
 今回のPMシンポジウム実行に携わり私の目指すマネジメントへまた一歩近づいていけるように学びを重ねていきたいと思います。他分野の諸先輩方より広い視野と経験談を得ることが出来、また、今回の活動のプロジェクトにおけるリスク管理等目のあたりにして、私自身も成長出来るプロジェクトにしていきたいと考えています。

 当日ボランティアからの出発点ですが、シンポジウム開催にはパワーが必要です。興味を抱かれた方は私と一緒に「プロジェクト参加します!」と手を挙げていただけませんか?
お待ちしております。

以 上

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