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プロジェクトマネジメントは、グローバル共通

東洋ビジネスエンジニアリング株式会社　宮澤　由美子：　[プロフィール]　：10月号
　グローバル化、スピード立ち上げの現代、プロジェクトマネジメントの果たす役割は大きくなるばかりです。PMAJは、P2Mという標準ガイドを持ち、これらの教育・普及活動を行っているわけですが、社内の教育だけではなく、社外でプロジェクトマネジメントの方法論を学ぶことは、業務や考え方の整理の機会になり効果的です。複数の会社をまたがるプロジェクトを遂行するうえでは、プロジェクトマネジメントの標準を知ることで、コミュニケーションが円滑になります。グローバルで仕事を進めるうえでも同じです。経験上からも、プロジェクト開始時点、US顧客PMとプロジェクトフレームの調整・合意プロセスの中で、プロジェクトマネジメント要素や、具体的なワークシートサンプル(ステークホルダ分析やリスク分析シート等)を共有することで、プロセスを円滑に進めることができました。プロジェクトマネジメント用語は、世界共通です。
　私は、現在、社内外・国内外を問わず、複数のステークホルダーが業務を進めて行く、いわゆるビジネス・コラボレーション業務を支援するBusiness b-ridge(ビジネスブリッジ)というクラウドサービスの開発・営業展開に携わっています。プロジェクトは、コラボレーション業務が重要な位置をしめていると考えており、プロジェクトマネジメント標準を現場レベルに落とし込んだ、「チームマネジメント」などのアプリケーションを用意しています。手順・マニュアル・ルール爆発の現代、テクニックのみにならず、「なぜか」をわかりやすく伝えるため、プロジェクトマネジメントの現実(成功と失敗)コラムをWEBサイトで公開しています。プロジェクトマネジメントが浸透し、大きな成果を上げ、共感する仲間作りを行う一つのヒントになればと願っております。是非ご覧ください。

◆ プロジェクト異分野コミュニケーションの秘訣を紹介
    「モノづくりIT融合の異分野コミュニケーションの現場から」
ITエンジニアと設備エンジニアで工場建設を行う打ち合わせのシーンを再現し、異分野コミュニケーションの秘訣を解説しています。
◆ 要求の理解の秘訣を紹介
    「プロジェクトマネジメント　成功の鍵　～要求の理解 (1) ～」
  「プロジェクトマネジメント　成功の鍵　～要求の理解 (2) コミュニケーション～」
幅広く複数のテクノロジーにまたがる技術に関する要求を理解するために必要な構想組立ての秘訣を記載しています。テクノロジー領域が異なると、要求をとらえる視点が変わります。ユーザの運用の視点をベースにおさえていくことが重要です。
◆ 設備とITを統合するための取組に関する実用ポイントの紹介
    「設備統合のためのITエンジニアの6つの実用ポイント」
ITエンジニアが設備連携システム構築で設備統合する際に、注意すべきポイントや統合を図るための摺合せの方法について解説しています。

(参考) Business b-ridge (ビジネスブリッジ) とは？  リンクはこちら

  Business b-ridge (ビジネスブリッジ)
　Business b-ridge(ビジネスブリッジ)は、複数の会社をまたがるプロジェクト業務の遂行を支援するクラウドサービスです。それぞれの担当会社が、仕様情報のメンテナンスを行い、プロジェクトマネジメントでは、変更管理を行うことができます。転記作業と整合性チェック業務からプロジェクトメンバーのワークロードを解放します。データとコミュニケーションの構成管理ができ、すぐに利用を開始できるクラウドサービスです。
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