AOL(American Online)が1996年に日本に進出した。当時、世界No.1のインターネット接続企業が日本上陸というので、マスコミでかなり騒がれた。その頃注目されていたIT系企業は、AOL、Apple、Yahoo、Windows95を前年に発売したMicrosoftであった。AOLジャパンには三井物産と日本経済新聞が出資した。海外出張が多かったこともあり、発展途上国でもアナログ電話回線とモデムがあれば、世界中何処でもインターネットに接続でき、ローミングサービスで利用地のローカル電話番号に繋ぎ、国際電話回線でなくローカル線に繋ぐことで省コストになるので加入した。それだけでなく、AOLを利用していることが、誇らしげに感じた。AOLは、その後も大手同業を買収し続け、2000年には、世紀の大合併と言われたメディアの最大手Time Warner Inc.(TWI)を買収した。