8月から11月まで4か月間このコラムを欠稿してしまった。せめてもの罪滅ぼしで、PMAJジャーナル最新号のグローバルPM特集に本エッセイの延長で報文を寄稿しているのでご覧ください。言い訳ではないがこの間は超忙しく、4か月で家を離れていたのが9週間、家に居る間は次の海外出講の準備を自転車操業的にこなすという日々が続いていた。各月の後半はすべて海外に居た。
ということで、出来事を詳細に報告していると数十ページにわたるので、月めくりポケットカレンダー風に紹介したい。 6月:地獄の論文審査
所属のフランスSKEMA Business Schoolから博士最終論文2編の最終審査を振られた。
250ページと400ページの論文を各々10日間で査読して審査報告書を出した。終わったとたんに10月のIPMA(国際PM協会連盟)世界大会の学術論文3編の審査が割り当てられた。この1ヶ月は地獄の苦しみであった。 7月:講義シリーズの山場
7月3日に政府(外務省主体)が仙台市で主催した仙台国際防災会議の協調イベントとして慶應義塾大学大学院ビジネススクール Grand Design by Japan プログラムが特別セミナーを開催し、これに協力教員として出講した。大学のご厚意でPMAJのPRブースも出させていただいた。
この後慶應ビジネススクールで、休日3日を使った英語での特別セミナー “Project & Program Management for the Grand Design”を出講した。こちらは、PMAJの後援をいただき、社会人4名を含め、教授、大学院ビジネススクール生、理工学研究科生総勢35名(国籍は6ヶ国)が参加し、大成功。受講者から高い評価を戴いた。