PMシンポ便りコーナー
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シンポと私

イーストタスク(株)代表 渡部 寿春 [プロフィール] :4月号

 始めまして。PMシンポジウム2012の企画をやっております渡部と申します。今回は自己紹介を含め簡単に経歴とPMAJとの縁、企画の状況、そして、今後の課題について書かせて頂きます。
経歴
 山形県に生まれ仙台の東北電子専門学校を卒業後、都内のソフト会社に就職することでSEとしての仕事を始めました。その後、知人の起業に参画する形で個人事業主として歩み20代はPC/小型機の給与計算、会計、販売、生産管理などのアプリケーションソフトの開発やビジネスモデルの開拓などを行いまして、30代になり生損保・信託銀行の基幹系システムの開発を行い、並行して受講した放送大学の卒業を機に英国アバテイ大学MBAに2年間留学しました。その後、インディアアクションプラン(株)(以下IAP)というインド人経営者が設立したIT企業にマネジャーとして就職したことがPMを行う契機と成ります。
PMAJとの縁
 IAPに就職して間も無く、私は、社内のインド人技術者からPMBOKについて知っているか尋ねられました。当時、私は知らなかったため書店でPMBOK関係書籍を探した所、隣にP2Mガイドブック初版があったため一緒に購入しました。これが、P2Mとの縁となります。これを読んだ時、直ぐに思い浮かんだのが放送大学で履修したイノベーション経営です。私は、イノベーション経営を実践するためのガイドブックとなるのではないかと思い好感を得たのです。そして、PMAJの会員となり2006年1月の新春セミナーに参加したことがPMAJとの縁です。その後、IAP社内で経営戦略立案の依頼を受けた時、P2Mを使ってみようと思い、マーケティングや人事を中心にプロジェクトの運営を行いました。これが、P2M実践の始まりで、その後、都市銀行のシステム統合や要件定義、地銀共同化、SOA化PJで意識して取組みました。
シンポの企画
 2011年11月にPMシンポジウム2012のキックオフ会議が行われる前、企画リーダーの依頼をPMAJ事務局からメールで受けたのですが、私はこの役割を知りませんでした。シンポの存在を知ったのは、2011年8月に例会部会の親睦会でKPメンバーの方から偶然聞いたためです。そして9月に参加したのですが、この時は、まさか自分が企画役に回るとは思っておりませんでした。シンポの活動が毎月2回の定例会を中心に行われることを聞いていたため、負担が大きいと感じ断ることも考えましたが、PMの学習効果が高いのではないかとの思いから引受けることにしました。今、3月に入りテーマ「創ろう!新たな未来」のもと、各セッションの候補者を選定する段階となっております。毎年、素晴らしい講師の方々にご担当頂く日本最大のPM大会です。参加される全ての方のご期待に沿えるよう心して取組みたいと思います。
今後の課題
 経験浅く人脈の少ない私が、この大イベントを前に出来ることは多くの先達関係者のご意見を引き出した上で丁寧に吟味し、これまでの未来像とは違う新たな未来像に繋がるよう企画から運営に移行することと考えております。PMの課題として環境、グローバルに加え災害対応が大きな関心となっております。又、プログラムマネジメントも実務としての要求が高まって来ました。今後の運営段階でも多くの方の協力が必要です。関心のある方は是非、ご参加下さい。お待ちしております。
以上
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