PMシンポ便りコーナー
先号   次号

PMシンポへの想い

富士通株式会社 PRM統括部 早川 喜彦 [プロフィール] :3月号

 こんにちは。早川です。宜しくお願いします。
 昨年1月から参加させて頂いて、1年経過しました。一通り回ったので、やっと全体像が見えて来ました。今年の大会は、企画リーダとして参加します。1年間参加してみて思ったことは、さらにPMシンポを魅力的なイベントとするべく、魅力的なテーマ・講師選定、運営方法改善などを通して、いかに多くのお客様を呼び、満足して頂けるようにするかということです。今取り組んでいる施策について紹介します。

1. 魅力的なテーマ・講師選定
 震災からの復興を目指し、2012年度テーマが「創ろう! 新たな未来」に決まった。
 これに基づき新たなトラックとして「特別企画 未来創造トラック」を開設。この内容に相応しい講師を選定しようとしている。また魅力的な講演テーマとして、サービス、クラウド、インフラサービスなどサービス化要求に対するテーマ選定、それら全体をトータルに管理するサービスインテグレーション(プログラムマネージメント)テーマ選定、人材育成などのテーマを取り入れていきたいと思っています。

2. 運営方法改善
予稿集の電子化・・・従来厚くて重い予稿集を配布していたが、環境負荷を考慮し、いろいろな利用シーンを検討した結果、CD+紙(レジメ)とする。
会場拡大・・・従来1日目申込者に対して、会場のキャパの関係で制限していたが、別の部屋へ映像提供することでキャパを増やす。
展示ブースを活性化するために、場所を5階ホールへ移し、動線を分かりやすくする。さらにスタンプラリー形式を導入してプレゼントを提供するしかけにより、展示提供者、受講者双方のメリットのある運営を行う。

3. 問題認識
 プロジェクト監査の仕事をしていますが、課題としてまだまだ問題PJは多くあり、特に上流工程の進め方(契約、役割分担、要求・要件定義の進め方、上流工程の設計品質、発注者・受注者それぞれの役割など)を業界として改善していけたらと思います。

4. PMシンポへの想い
 いろいろな立場、経験を持ったメンバと議論しながら進めています。PMシンポを通してPM課題・問題への解決に繋がればと思います。
ページトップに戻る