PMシンポ便りコーナー
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PMシンポジウム2012

PMシンポジウム/運営リーダー  三浦 進 (東洋エンジニアリング(株)) [プロフィール] :5月号

 PMシンポジウム2012の準備は今着々と進んでいます。今年も昨年を上回る良い企画を準備し、PMの普及、レベル向上に努めています。皆様に満足して頂けるようにと、ボランティアのシンポジウムプロジェクトチームは、夜遅くまで会議を続けているところです。
 私は、PMAJの前進であるJPMFの創設時から毎年シンポジウムの企画、運営にたずさわって参りました。
 2006年のシンポジウムを最後に会社が受注した大型プロジェクトを担当するよう命を受けて、韓国に1年、カタールに4年弱と約5年間 メガプロジェクトのチームメンバーとして海外勤務となりました。ある特殊な品質向上プログラムのマネージャーを務めましたが、色々な国からのワーカー、灼熱の土漠、砂嵐、厳しい環境の中、如何にそのプログラムをマネジメントしていくか、目標の達成に邁進しました。種々の計画を実施して行く中で、チャレンジングかつやり甲斐のある仕事となりました。
 カタールから帰国してからは、事務所での仕事に戻りましたが、PMAJの活動に貢献したくPMシンポジウムのプロジェクトチームに入れて頂きました。初めて出席した企画会議では、新しいメンバーも、懐かしい顔ぶれも揃っており、変わらない勇姿にとても嬉しく思いました。
 今年のテーマは“創ろう!新たな未来”です。昨年の東日本大震災では、多くの尊い命が失われ、働いて来た場も失われました。復興に携わっておられる方々に日本人の底力を感じ、一日も早く立ち直られること願って止みません。震災当初はカタールでしたが、親しい友人がいる国として、政府が日本へ多額の資金援助をしてくれたことは、我々がプロジェクトにかかわっていることも理由のひとつかもしれません。
 想像もしなかった大災害に見舞われましたが、私たちは生きて行かなければなりません。そのためには、未来を切り拓く、創造して行くことが、唯一の道ではないかと考えます。それをなし得る為にも、プロジェクト、プログラムマネジメントは、ありとあらゆる事業に、効果的にそのミッション、目標を達成する為に、不可欠なものと言えます。PMシンポジウムに多くの方が参加され、使命、目標達成の為のプロジェクトマネジメントに係わる事例、方法論を、そのヒントを学ばれる機会に接することを切に望む次第です。
 皆様奮ってご参加願います。また、運営のボランティアも募集中です。
終わり
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