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日本人は目標を与えると、たちどころに目標を達成してしまう庶民の能力があります。大震災後の停電対策の業績を見るとよくわかります。 |
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日本では1社が「世界中が欲しがる高級品」の開発をすると、アリが群がるように他社がマネをし、日本企業が血みどろな努力を重ねて、コモディティ化の道を推し進めています。この間韓国は日本製品を改良し、世界に売り歩くことでしょう。自滅の道を選ぶより、ゼネコンに頭を下げて、国内談合のノウハウを取得し、世界に向かって、高級ブランド化戦略を開発すれば新しいビジネスが誕生するはずです。 |
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日本は世界最大の自然災害国です。ところが世界一自然の恩恵を受けている国でもあります。自然の恩恵を100とすれば、災害による損出は少ない(100年に一度の災害としても全国規模でないので、実は0.00Xぐらいの確率です)。
自然の恵みを最大限に活かすと、観光日本は実現します。日本人は恵まれた日本の環境を宝と感じていないから、これをビジネスにする発想がないのです。この宝を考えてみましょう。 |
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四季があり、自然が美しい |
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温泉があり、日本式の温泉効用を考える。(昔日本に来たフランスの技術者が帰国時に日本式風呂桶をフランスに送った)。 |
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最近中国から白馬へのスキー観光客がきました。誘致の努力が効をそうしました。温泉と粉雪に満喫して帰りました。再来したいと言っています。 |
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日本人そのものを「売り物」にする。日本と日本人は彼らに「優しさ、親切さ、安らぎ」を与えます。
これらはすべて「組合せの経済」です。日本人相手と同じ商売をしても彼らが来ることは難しいが、色々な組合せすることを考えましょう。観光事業を例に取ると「行く先の組合せ」、同じ場所で「見学、買い物、体験、交流」という組み合わせを考え、彼らが喜ぶものが何か自ら体験し手見るべきです。中国の金持ちは基本的に日本に来たがっています。これらの発想で新しい企画をつくり行動すれば、大きなビジネスに展開できます。 |
3 )日本最大のニーズ