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はじめましてKCMEです！ KCCSモバイルエンジニアリング 椎野 創： [プロフィール] ：2月号
この度、随想リレー「法人会員コーナー」の寄稿の依頼を頂きました。弊社はまだ発足後一年に至らず、知名度も低いはず。そこでありきたりではございますが、この場を利用させて頂き弊社の概略紹介をさせていただければと思います。 弊社は昨年四月に京セラコミュニケーションシステム(株)を核とし、通信事業者向け業務を営んでいた系列会社3社が統合し発足しました。資本金は約5億円、現在発足後約一年が経過し、従業員数は約600名を超えます。本社は東京都港区三田に置かれています。経営上の数値は割愛しますが、会社規模に見合う業績をあげることができています。昨今、社風や文化も背景も異なる会社同士の統合が様々な課題・問題をかかえる事例が見られますが、当社の場合も例外ではなく、種々の困難を経験し、克服して参りました。この過程において揺らぎのない経営の指針と強力な経営ツールとなっているのが、京セラ(株)を設立した稲盛名誉会長が確立した「京セラフィロソフィ」と「アメーバ経営手法」です。これらの指針とツールにより、日本航空の再建が成功裏に進展していることは多くの方々の知るところです。 当社の主な顧客は移動無線通信・無線ブロードバンドサービスの通信事業者様で、主な業務内容はインフラ設備工事や無線サービスエリア最適化です。プロジェクト的要素が多く、競合他社との差別化による受注獲得のため、プロジェクトマネージメント手法の確立は急務で、この一年の特に後半は重要なテーマの一つでした。 現在パイロットとしてPMSのトライアルを実施しています。推奨人員を選定し、試験受験後、資格取得者により実プロジェクトでその効果が検証できれば、随時資格保有者を増員してゆくというスコープのもと、社内環境を整備しています。 蛇足ですが、筆者はその社内環境整備部門の代表として本協会への窓口を担当しております。 |
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