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プロジェクトマネジメント協会代表引退
PMAJで5年、前身のJPMFで4年の代表、そしてJPMFでCOO役5年と、常にプロジェクトマネジメント協会の前線にいたが、思いのとおり引退することができた。体力、気力、判断力、瞬発力を失いつつある代表を抱くほど危険なことはない。よかった、が実感である。 |
② |
ウクライナ財務大臣来日、大臣顧問として活動
ウクライナ財務大臣Fedir Yaroshenko氏が2月に来日し、大臣の国際顧問として日本で、大臣を補佐しての活動を行うという特殊な経験をした。最大の成果は、当時我が国の財務大臣であった野田佳彦現首相を訪問し、Yaroshennko大臣から、ウクライナの財政再建や新経済成長はP2Mの教えを基盤として推進していると言明していただいたことであった。 |
③ |
フランス大学院での最終P2M講義
フランスのグランゼコールSKEMA Business School (旧ESC Lille)で2005年から担当してきた7月恒例のP2M講義を、今年は最多の53名の修士課程生・博士課程生の受講を得て無事終えることができた。同学は昨年中盤に経営陣が一新し、カリキュラムも大きく変わり、外国人の教員は代替者がいない一部のポジションを除いては解任となり、この講義がP2M講義の最終回となった。P2Mは仕組み作りを説いているが、この講義の存在はまさに仕組みあってのことで、仕組みが完全に崩壊したら、全く別の世界となった、ということである。 |
④ |
フランス家族旅行
2月に妻と三女とともに念願のフランス家族旅行を実現することができた。パリ、リールと私の教員としての縁ができた都市と、ドーバー海峡の町カレイをのんびり訪れることができた。パリでは、ちょうど、PMAJでもお馴染みのLynn Crawford 教授がSKEMAで講義中であったので、挨拶も兼ねて家族を連れてパリ北部のLa Villetteキャンパスを訪れた。その記念写真は7月に講義で訪れた際に廊下に貼ってあったが、Crawford教授も同学にもういないし(元々オーストラリアのBond University教授)、そもそもLa Villetteキャンパス自体が今月閉鎖され、別の前身グランゼコールのパリキャンパスに統合された。 |
⑤ |
不調
今年は体調が悪く、かなり苦しんだ。これまで入院9回、手術6回の経験があるが、それ以外は極めて元気が取柄であったが、4月から6月くらいは、週にまともに働けるのが半分くらいという不調に悩まされた。しかし、この状態から気力を振り絞って抜け出し、10月末にはボディーのポンコツ状態は相変わらずであるが、ちゃんと走行できるようになった。 |