大阪フォーラムコーナー
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「プロジェクトマネジメント・フォーラム2011大阪」を終えての思い

PD 山崎 正敏 (理事、PMAJ関西代表) [プロフィール] :10月号

 2011年7月31日。「プロジェクトマネジメント・フォーラム2011大阪」を開催できました。2007年 神戸、2009年 京都、2011年 大阪、三都ものがたりの一応の完結です。神戸の大会開催時の思いを達成でき、感無量です。この3大会の開催によって、関西でのプロジェクトマネジメントのイベントの定番となりつつあるのではないかと思っております。
 大会を開催することが目的ではなく、大会に参加してくださった方々が、ひとつでも多くの気づきを持って帰っていただき、職務に活かしていただきたいということです。また、主催者であるPMAJ関西の幹事・キーパーソンも大会の企画、運営を通して、成長を果たすということです。多くの困難がありますが、これからも開催を継続していきたいと考えています。
 3大会をとおして、参加された方々の反応は良好であります。しかし、もっと多くの方に参加してほしいと思っています。会場の定員を超えるほどの参加申込者があってキャンセル待ちになる、そのような人気のある大盛況な大会にしたい。そのことで、関西経済がもっともっと活発になってほしい。私の願いです。
 そのためにも、より魅力のあるプログラム構成に転換を図る必要があります。2007年の神戸開催時に、東京開催のPMシンポジウムの1日目を模した構成にしました。その後の京都、大阪の大会でも踏襲してきました。これまでの構成が悪かったとは決して思いませんが、関西経済、関西企業の志向に沿ったプログラムにできればと思います。
 その根幹となるのが、会場と基調講演者であると考えています。過去3回は「三都ものがたり」と称して、開催地、開催場所を変えてきました。今後は、開催地を固定し、同一施設を利用することも一案です。「2年に1回、あの会場に行けば、PMの良い話が聞ける」という大会になるかもしれません。
 もうひとつの幹である基調講演者の選定は、毎回頭を悩ませる課題です。これまでは、開催都市にゆかりのある方を基本軸に選定を行ってきましたが、開催時期の経済情勢や大会テーマにぴったり合致する講演者を探すのは非常に困難なことだと感じています。色々とアンテナを張って情報を集め、また、様々な人脈を駆使して、候補者を探しています。会員のみなさまからも、基調講演者についての多くの要望や情報をいただければと思いますので、是非、ご協力ください。
 次回の大会については、これからチームを編成し動き出します。「三都ものがたり」を終え、再スタートです。これまで以上の大会になるよう知恵をだしていきますので、楽しみにしていてほしいと思います。
以上

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