大阪フォーラムコーナー
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PMフォーラム2011 大阪に参加して

PMAJ理事長 光藤 昭男 [プロフィール] :9月号

 PMAJの理事長に選任され就任して、「PMフォーラム2011大阪」がその1ヵ月後に開催されました。東京の雰囲気は知っていましたが、正直、大阪大会がどのような状況で開催されるのか大変楽しみして大阪に入りました。

 基調講演に先立ちご挨拶をさせて頂きました。東京に比べて何か違う活気を感じました。 参列者やスタッフの方々が東京に比較して若く、また、女性が目立つ様に思われました。 わくわくして開始を待っていましたが、用意した抱負を話すまもなく主催者挨拶もあっという間に終わりました。 続く基調講演の宮原理事長や青木社長のご講演時間は大変短く感じられました。内容が濃いのに、質疑の時間が取れずに残念だったと思います。その後のアンケートの結果でも「大いに満足」、「満足」が大変多く、興味深く拝聴していたのは私だけではなかったのでした。 私が参列した午後の個別セッションも活発な質疑がありました。 懇親会でも多くの参加者が残られ、良い意味でにぎやかな雰囲気を味わえたと思います。

 理事長就任後はじめての公式行事であるフォーラムが成功裏に終わり大変うれしく思いました。 課題も多々あり解決して行かねばなりません。しかし、PMAJが目指すコミュニティの姿をこの大会に見たように思えます。企業の枠を越え、世代と男女の枠を越え、わいわいがやがやという対話を通じて、同じプロフェッションを追及する同胞意識、信頼感が生み出されているように感じました。これが、非営利活動法人のあるべき活動かもしれません。先輩が自社の若手を熱心に誘い、誘われた人も他企業の先輩や幹部職の方と気軽に話し合え、得るところがあり、満足できるということであれば、自己の所属する団体のこれからの活動にも役に立てる訳です。

 東日本大震災以来、多くの企業が西日本に注目しています。グローバル化が叫ばれ、特にアジアの時代ともなれば、大阪はその中心になれる可能性が大です。その様な夢を描きながら、宮原理事長のテーマの“うめきた~大阪梅田北ヤード構想~”が、青木社長の”垂直離着陸機~関西発のものづくり、航空・宇宙への挑戦~“が、それぞれ成功し、それに触発された大阪がより活発になり、世界に一層呼応する時代がくることを願って帰京の途につきました。
以 上

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