PMシンポ便りコーナー
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PMシンポジウムに参加しよう! さて、あなたはどれ?

古屋 雅啓 [プロフィール] :9月号

【ケースⅠ】<Aさんと同僚Bさんの会話>
Aさん: 「今年のPMシンポジウムには参加する?」
Bさん: 「おー、PMAJが主催するPM大会だろ?もちろん参加するよ。6月の募集開始早々申し込んでおいたからね。早く申し込むと割引が受けられるんだよなぁー。おまえは?」
Aさん: 「オレもさっき申し込んだよ。マネジメント事例の講演なんかは実際の業務に参考になるからなぁー。今年のテーマは“発想そして実行”協創のプロジェクトマネジメントなんだって。」
Bさん: 「そうだね。世の中は、柔軟に発想しすみやかに実行していく流れにあるからね。プロジェクトもこれまでの競争から脱却し、価値の協創へと変化しいく必要があるんだよ。」
Aさん: 「そんな事例が聴けるのはPMシンポジウムだけだからね。楽しみだね。」
Bさん: 「期待していよう!」

【ケースⅡ】<PM経験者Cさんと取引先担当者Dさんの会話>
Dさん: 「今年のPMシンポジウムには参加するんですか?」
Cさん: 「ええ、参加しますよ。でも今年は講演する側になったんですよ。」
Dさん: 「へー、すごいですねー。で、何を講演されるんですか?」
Cさん: 「ほら、昨年完成したYプロジェクトがあっただろ。あれ、新規性があって開発にすごく苦労しただろ~。で、この経験を色々な人に聴いてもらいたいと思ってね。
Dさん: 「あれは弊社も協力させて頂いたプロジェクトですよねぇ。PMをされていたCさんの手腕はすばらしかったです。そのプロジェクトについての講演されるんですか。それは私共にとっても非常に興味あります。」
Cさん: 「それともう一つ、自分自身プレゼンテーションスキルの向上にも取り組みたいと思っているんだ。それで2月のCFP(公募講演)に申し込んでみたんだ。そしたら幸運にもCFPに採用されてね。こんな機会がもらえるなんて他には無いし、いいチャンスだと思ったんだ。」
Dさん: 「えー、それは良い経験ですねー。じゃあ、今は講演準備の追い込みですか?頑張ってください。」
Cさん: 「ありがとう。当日は是非、聴きに来てください。Dさんも来年は何か発表してみたらどうですか?」
Dさん: 「そうですねー、チャレンジしてみます。」

【ケースⅢ】<先輩Eさんと後輩Fさんの会話>
Fさん: 「E先輩!PMシンポジウムには、今年も参加するんですか?」
Eさん: 「するよ。でもね、今年はPMシンポジウムの実行委員として参加するんだ。」
Fさん: 「えっ?先輩、実行委員だったんですか?」
Eさん: 「うん、PMAJのHPにスタッフ募集の案内が出ているのを見つけてね。それでメールしたら早速会議に誘われてね。それで行ってみたんだ。」
Fさん: 「どんなことするんですか?
Eさん: 「テーマ検討から始まって、講演候補者選びと折衝、講演プログラム作成、当日の運営計画、会場での打合せ、そして実行だね。まさにプロジェクトとして進められているので、未経験者もプロジェクトが体験できるんだよ。」
Fさん: 「へー、おもしろそうですねー」
Eさん: 「ただ、一般の参加者と違って、スタッフは当日の進行が円滑に進むよう一人ひとりが色々な役割を担って頑張っているから、講演をじっくりと聴くことはできないかもしれないよ。」
Fさん: 「へー、PMシンポジウムは先輩のようなスタッフのお陰で成り立っているんですね。」
Eさん: 「でも実行委員会を通じて講演者や他の実行委員の皆さんと繋がりができ、人脈も広がるんだ。終わった時に皆で味わう達成感は格別だぜ。」
Fさん: 「メリットばっかりですね。来年は私もやってみようかなぁー。」

 PMシンポジウム2011の開催も、目前に迫ってきました。本シンポジウムのステークホルダー全員が既にスタンバイしていることでしょう。昨年11月より企画リーダーとして推進してきた私としても、無事開催されそして全てのプログラムが滞りなく終了することを願ってやみません。

さて、参加者の皆さん、あなたは上の三つのケースのどれで参加でしょう? ケースⅠのような聴講者(受け身)として参加するのも良いですが、ⅡやⅢのように講演者やスタッフ(提供する側)として参加してみませんか? ちなみに、私は3つのケース全てを経験しています。
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