1. |
前田さんから本日の講演で伝えたいこととして以下の3つが挙げられた |
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○ もったいない ---- 有名な言葉ですね |
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○ 継続は力なり ---- 改革は簡単にはできない、継続することが大事 |
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○ PDCAの繰り返し--- 止まってはいけない ということです
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2. |
教育の効果をあげるため(真に役立つ教育 とは) |
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○ 人材の底上げには計画的に、かつ多くの人を受講させること
--- 企画するひとの覚悟が必要 |
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○ プロマネ教育はタイミング良く実施することでプロジェクトの成功の一助となる
--- 最大効果
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3. |
実践してきたこと 終始一貫した基本コンセプトを徹底する |
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○ A 当たり前のことを |
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○ B ボーとせず |
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○ C ちゃんとやる
この基本コンセプトは、PMはもとより、プロジェクトに参加する全員が実践すべきものです。
実際の運用では、まず実際のプロジェクトを診断し、その診断を行なったメンバーがプロマネ教育の講師となる。実際のプロジェクトに沿った教育内容となり、一段と効果が出る構造となっている。
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4. |
用意されているプロマネ教育コース
全42講座 42時間 (講座ごとに所要時間はバラバラ)
初級コース 26講座 中級コース 13講座 上級コース 3講座 |
(1) |
教育のタイプ |
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① |
底上げ型(定期開催)
中級、初級のプロマネを対象に、全体のスキル底上げを図ることを目的とする。
ポイントは、多数の受講であること |
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② |
プロジェクト強化型
主にリーダー(協力会社を含む)に対して、今後のプロジェクト推進に対する気付きを与えるとともに、弱点を補強する。ポイントは「タイムリー」であること
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5. |
プロマネ教育の中から |
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(1) |
計画がなければ、進捗管理は有り得ない |
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(2) |
進捗報告において、過去の稲妻曲線を残した報告を行なう----過去から継続して分析することは重要である |
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(3) |
計画の中へレビュー作業、期間を明記する---担当者の時間だけの線(計画)になりがち、レビユーの指摘を反映していたら遅延となる |
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(4) |
計画では、クリティカルパスは太線で表記するなど分かり易くする |
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(5) |
情報伝達
○ 伝える側は最大90%
○ 聞く側は最大 80%
結果として最大72%しか伝わらない
これをレビューを繰り返すことで100に近づける努力を行なう、ただし、100にはならないことを知っておく |
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(6) |
外部委託分の受入テストは、まず味見をする、全部出来るのを待つのではなく出来たものから受入テストを行い、相手の技量、癖を確認する
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6. |
プロマネ教育用の教材 |
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(1) |
700ページに及ぶ |
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(2) |
PCC(Project Clinic Center)活動を通じて体験した事例を演習とか問題に取り込む |